Solaris 共通デスクトップ環境 ユーザーズ・ガイド

言語固有ファイルの作成または編集

言語固有ファイルを作成、編集、または印刷できます。ファイルに言語固有の名前を付けることもできます。しかし、ネットワークを介して共用されるシステム管理ファイルのファイル名は、ASCII 文字だけにしてください。ネットワーク上の異なるシステムは、異なるロケールを使用している可能性があるからです。

特定の言語でデスクトップにログインした場合は、すべてのアプリケーションがその言語を使って起動されますが、別の言語でアプリケーションを起動することもできます。

別の言語でファイルを作成する場合は、テキスト・エディタに希望する言語を指定して、新規インスタンスを起動します。

言語固有ファイルを作成または編集するには

  1. [端末エミュレータ] ウィンドウで、LANG 環境変数に希望する言語を設定します。

    たとえば、ロケールを日本語に設定するには、次のように入力します。

       LANG=Japanese_locale
    

    Japanese_locale には、日本語の文字セットための LANG 環境変数の値を設定します。Japanese_locale に相当する値を判別するには、ユーザの特定のプラットフォームを参照してください。

  2. 同じウィンドウで次のように入力して、希望する言語に基づくテキスト・エディタ (dtpad) を呼び出します。

       /usr/dt/bin/dtpad &

    テキスト・エディタを日本語で直接起動するには、次のように入力します。

       /usr/dt/bin/dtpad -xnllanguage Japanese_locale
    

ロケール固有のファイルがインストールされている場合は、日本語を入力できます。また、テキスト・エディタ・セッションを使用して、以前に作成された日本語のファイルを編集することもできます。

フォント・セットの指定例については、「コマンド行からフォントを指定するには」を参照してください。