ディスクのファイルシステムを設定するときには、各スライスのサイズだけでなく、どのスライスを使用するかも決定します。どのように決定するかは、ディスクを接続するシステムの構成と、ディスクにインストールしたいソフトウェアによって異なります。
次のシステム構成があります。
サーバー
スタンドアロンシステム
システム構成ごとに、使用すべきスライスが異なります。表 28-4 に、これらの要件を示します。
表 28-4 システム構成とスライスの要件
スライス |
サーバー |
スタンドアロンシステム |
---|---|---|
0 |
ルート |
ルート |
1 |
スワップ |
スワップ |
2 |
- |
- |
3 |
/export |
- |
4 |
/export/swap |
- |
5 |
/opt |
/opt |
6 |
/usr |
/usr |
7 |
/export/home |
/home |
システム構成についての詳細は、「システムタイプの概要」を参照してください。
Solaris インストールプログラムは、インストール用に選択したソフトウェアに基づいて推奨スライスサイズを表示します。