以前の Solaris リリースでは、/etc/mnttab はテキストベースのファイルであり、マウントされているファイルシステムについての情報を格納していました。このようにテキストファイルにすると、マウントされているファイルシステムの実際の状態が反映されないという欠点がありました。
今回のリリースの Solairs では、/etc/mnttab は MNTFS ファイルシステムであり、マウントされているファイルシステムについての (読み取り専用の) 情報をカーネルからローカルシステムに直接提供します。
次に、mnttab の動作の変更点を示します。
/etc/mnttab に書き込もうとするプログラムまたはスクリプトは失敗します。
mnttab エントリに似せている mount -m オプションは機能しません。
/etc/mnttab マウントテーブルは管理が不要です。
詳細は、mnttab(4) のマニュアルページを参照してください。