UFS ファイルシステムを作成する手順は、IA システムおよび SPARC システムのどちらでフォーマットされた UFS フロッピーディスクでも同じですが、SPARC システムでフォーマットされた UFS フロッピーディスクは、SPARC システムでしか使用できません。また、IA システムでフォーマットされた UFS フロッピーディスクは、IA システムでしか使用できません。
UFS ファイルシステム用にフロッピーディスクをフォーマットします。
「UFS フロッピーディスクをフォーマットする方法」で説明した手順に従ってください。
フロッピーディスクに SunOS ファイルシステムを作成します。
$ /usr/sbin/newfs -v /vol/dev/aliases/floppy0 |
-v |
状態メッセージを出力する。 |
/vol/dev/aliases/floppy0 |
フロッピーの位置を指定する。 |
newfs コマンドは、ファイルシステムの作成を確認するメッセージを表示します。
ファイルシステムの作成を確認します。
newfs: construct a new file system /vol/dev/aliases/floppy0:(y/n)? y |
状態メッセージが表示されて、ファイルシステムとフロッピーディスクのフォーマットの詳細を示します。
これで、フロッピーディスクを SPARC システムで使用することができます。ただし、ボリューム管理にフロッピーディスクを認識させるには、次の手順で説明するように、volrmmount コマンドを実行する必要があります。
フロッピーディスクが挿入されたことをボリューム管理に通知するために、-i オプションを指定して volrmmount コマンドを呼び出します。
$ volrmmount -i floppy0 |
/floppy ディレクトリで ls コマンドを使用して、UFS ファイルシステムがフロッピーディスク上に作成されていることを確認します。
floppy0 サブディレクトリが表示されれば、UFS ファイルシステムがフロッピーディスクに保存され、正しくマウントされたということです。
$ ls /floppy floppy0 |
$ volcheck -v media was found $ /usr/sbin/newfs -v /vol/dev/aliases/floppy0 newfs: construct a new file system /vol/dev/aliases/floppy0: (y/n)? y mkfs -F ufs /vol/dev/aliases/floppy0 2880 18 2 8192 1024 16 10 5 2048 t 0 -1 8 15 /vol/dev/aliases/floppy0: 2880 sectors in 80 cylinders of 2 tracks, 18 sectors 1.4MB in 5 cyl groups (16 c/g, 0.28MB/g, 128 i/g) super-block backups (for fsck -F ufs -o b=#) at: 32, 640, 1184, 1792, 2336, $ volrmmount -i floppy0 $ ls /floppy floppy0 |