Solaris システムは、Solaris システム用と DOS システム用に PCMCIA メモリーカードをフォーマットできます。ただし、ハードウェアプラットフォームにいくつかの制限があります。次の表はこの制限を要約したものです。
プラットフォームの種類 |
PCMCIA メモリーカードのフォーマット仕様 |
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SPARC システム |
UFS 用 |
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MS-DOS または NEC-DOS (PCFS) 用 |
IA システム |
UFS 用 |
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MS-DOS または NEC-DOS (PCFS) 用 |
UFS 用にフォーマットされた PCMCIA メモリーカードは、それらがフォーマットされたハードウェアプラットフォームに制限されます。つまり、SPARC システムでフォーマットされた UFS PCMCIA メモリーカードは、IA システム上の UFS には使用できません。IA システム上でフォーマットされた PCMCIA メモリーカードの場合も同様です。これは、SPARC と IA とでは UFS フォーマットが異なるためです。
UFS ファイルシステム用の完全な形式は、基本的な「ビット」形式と、UFS ファイルシステムをサポートする構造からなります。DOS ファイルシステム用の完全な形式は、基本的な「ビット」形式と、MS-DOS または NEC-DOS のいずれかのファイルシステムをサポートする構造からなります。PCMCIA メモリーカードを準備するために必要な手順はファイルシステムによって異なります。したがって、PCMCIA メモリーカードをフォーマットする前には、どの作業が必要かを決めてください。「PCMCIA メモリーカードのフォーマット」 を参照してください。
fdformat コマンドのオプションについては、fdformat(1) を参照するかまたは fdformat -z と入力してください。この -z オプションを使用すると、fdformat コマンドのすべてのオプションが表示されます。