lpadmin コマンドを使用してプリンタの障害警告を設定します。
# lpadmin -p printer-name -A alert [-W minutes] |
-p printer-name |
プリンタ障害の警告を指定するプリンタ名 |
-A alert |
プリンタ障害が起きたときに出される警告の種類を指定する。alert に有効な値については、表 5-3 を参照。有効な値は mail、write、quiet などである |
-W minutes |
障害警告が出される間隔 (分単位) を指定する。このオプションを指定しなければ、警告は一度だけ送信される |
障害警告の設定は、プリンタサーバーの /etc/lp/printers/printer-name/alert.sh ファイルに入力されます。
次のコマンドの出力から、「On fault」見出しに続く情報をチェックします。
$ lpstat -p printer-name -l |
次の例で、コマンドは障害警告をユーザー joe に電子メールで送信し、その後は 5 分ごとに送信するようにプリンタ mars を設定します。
# lpadmin -p mars -A 'mail joe' -W 5 |
次の例で、コマンドは障害警告をコンソールウィンドウに送信し、その後は 10 分ごとに送信するようにプリンタ venus を設定します。
# lpadmin -p venus -A write -W 10 |
次の例で、コマンドはプリンタ mercury の障害警告を停止します。
# lpadmin -p mercury -A none |
次の例で、コマンドはプリンタ venus の障害が解決されるまで、障害警告を停止します。
# lpadmin -p venus -A quiet |