表 34-3 に、プロセスを管理するためのコマンドとその説明を示します。
表 34-3 プロセスを管理するためのコマンド
使用するコマンド |
目的 |
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ps(1)、 pgrep(1)、 prstat(1M) |
システム上のアクティブなプロセスの状態をチェックする。また、プロセスについての詳細な情報を表示する |
dispadmin(1M) |
デフォルトのスケジューリングポリシーをリストする |
priocntl(1) |
プロセスに優先順位クラスを割り当てて、プロセスの優先度を管理する |
nice(1) |
タイムシェアリングプロセスの優先度を変更する |
別の機能を使うと、プロセッサセットに関してプロセスグループを制御できます。プロセッサセットを使用するということは、プロセスグループを 1 つのプロセサだけではなく、プロセッサグループにバインドできるということです。システム管理者は、/usr/sbin/psrset コマンドを使用することにより、プロセッサセットの作成と管理を制御できます。詳細は、psrset(1M) のマニュアルページを参照してください。
プロセスを管理するためのコマンドの詳細は、第 35 章「プロセスの管理手順」を参照してください。