特定の 1 つまたは複数のアドレスについて、DHCP サービスによる管理を停止したい場合があります。DHCP からアドレスを削除する方法は、その変更が一時的なものか、永続的なものかによって決まります。
一時的にアドレスを使用不能にするには、「DHCP サービスで IP アドレスを使用不可にする」で説明しているように「アドレスの属性 (Address Properties)」ダイアログボックスでそれらのアドレスを使用不能に指定できます。
永続的に DHCP クライアントがアドレスを使用不能にするには、「DHCP サービスからの IP アドレスの削除」で説明しているように、DHCP ネットワークテーブルからそれらのアドレスを削除します。
-f UNUSABLE オプションを付けた pntadm -M コマンドを使用して、コマンド行からアドレスを使用不能に指定することができます。
DHCP Manager では、次の手順に示すとおり、図 11-10 の「アドレスの属性 (Address Properties)」ダイアログボックスを使用して各アドレスが指定でき、図 11-11 の「複数アドレスの変更 (Modify Multiple Addresses)」ダイアログボックスを使用して複数のアドレスが指定できます。
IP アドレスを DHCP で管理したくない場合は、DHCP サービスデータベースからそのアドレスを削除する必要があります。pntadm -D コマンドまたは DHCP Manager の「アドレスの削除 (Delete Address)」ダイアログボックスが使用できます。
図 11-12 は、「アドレスの削除 (Delete Address)」ダイアログボックスを示します。