nistbladm コマンドを使用して、直接マップに対する変更点の追加または削除を行います。
『Solaris ネーミングの管理』を参照してください。
手順 1 でマウントポイントエントリの追加または削除を行なった場合には、 automount コマンドを実行します。
変更した点を他のユーザーに通知します。
他ユーザーがコンピュータ上でスーパーユーザーとして automount コマンドを実行するように、通知が必要になります。
既存の直接マップエントリの内容に修正または変更だけを行なった場合は、automount コマンドを実行する必要はありません。
たとえば、異なるサーバーから /usr/src ディレクトリがマウントされるように auto_direct マップを修正するとします。/usr/src がその時点でマウントされていない場合、/usr/src にアクセスするとすぐにその新しいエントリが反映されます。/usr/src がその時点でマウントされている場合、オートアンマウントが実行されるまで待ちます。そのあと、アクセスが可能になります。
これらの追加の手順が必要だったり、直接マップほどにはマウントテーブル内のスペースを必要としないので、可能であれば必ず間接マップを使用してください。間接マップは構築が容易であり、コンピュータのファイルシステムへの要求が少なくて済みます。