この節では、プリンタ設定および管理に関するマニュアルの更新リファレンスを提供します。
SunOS リリース 4 の lpd デーモンおよび lpr、lpg、lprm、lpc コマンドを置換した SunOS リリース 5.7 の LP 印刷サービスコマンドに関する情報は、『Solaris 移行ガイド』を参照してください。
Solaris 8 印刷ソフトウェアはネットワーク上でのプリンタへのクライアントアクセスを設定および管理するための環境を提供します。Solaris 印刷ソフトウェアには次のコンポーネントが組み込まれています。
印刷クライアントがネームサービスを通じてプリンタを使用できるようにするグラフィカルユーザーインタフェースである、Solaris 印刷マネージャ。
ローカルシステム上で印刷を管理するグラフィカルユーザーインタフェースである、Admintool。
プリンタの設定や管理に使用される、コマンド行インタフェースである、LP 印刷サービスコマンド。これは、他の印刷管理ツールを上回る機能を提供します。印刷の設定に Solaris 印刷マネージャを使用した場合でも、Solaris 環境で完全に印刷を管理するには、いくつかの LP コマンドを使用しなくてはなりません。詳細は、『Solaris のシステム管理 (第 2 巻)』の「プリンタの管理手順」を参照してください。
SunOS リリース 5 のシステム上で、SunOS リリース 4 の印刷コマンドを動作させるための SunOS/BSD ソース互換パッケージの使用方法については、『Solaris 移行ガイド』を参照してください。
最新情報については、『Source Compatibility Guide』を参照してください。
SunOS リリース 5 におけるプリンタ管理および troff による印刷に関する情報の変更については、『Solaris 移行ガイド』を参照してください。