Solaris 移行ガイド (追補)

Universal Disk Format (UDF) ファイルシステム

Solaris 8 オペレーティング環境では、Universal Disk Format (UDF) ファイルシステムがサポートされています。UDF は光学式媒体上に情報を格納するための業界標準フォーマットです。これは、次のコンポーネント上の UDF ファイルシステム間のデータ交換のために使用可能です。サポートされているハードウェア上の CD-ROM、ディスク、フロッピーディスク、デジタルバーサタイルディスク (DVD)、またはデジタルビデオディスク (DVD)、つまり、DVD-ROM。UDF ファイルシステムは動的にロード可能な 32 ビットおよび 64 ビットのモジュールとして提供されます。これには、ファイルシステムを作成、マウント、およびチェックするシステム管理ユーティリティが組み込まれています。UDF ファイルシステムがマウントされると、ユーザーは、標準システムコールで UDF ファイルおよびディレクトリにアクセス可能なデバイスおよびアプリケーションから、ファイルを読み出し、書き込み、または一覧にすることができます。追加情報については、『Solaris のシステム管理 (第 1 巻)』の「Universal Disk Format (UDF) ファイルシステムの使用」を参照してください。