入力したひらがな文を、【スペース】キーを押して漢字かな交じり文にすることを「変換する」といいます。 変換の結果が正しければ、【Return】キーを押します。これを「確定する」といいます。このマニュアルでは、連文節かな漢字変換モードでの入力・変換を説明します。連文節かな漢字変換モードとは、ローマ字漢字入力 (またはカナ漢字入力) で入力した文字を、漢字とひらがなが交じった文に変換するモードの 1 つです。
ローマ字漢字入力をする場合は、付録 A 「ローマ字・かな対応表」 を参照してください。
「講演会のお知らせ」と入力する場合を例に説明します。
選択した入力方法によって、次のようにキーを押します。
ローマ字漢字入力 | 【K】【O】【U】【E】【N】【N】【K】【A】【I】【N】【O】【O】【S】【I】【R】【A】【S】【E】 |
カナ漢字入力 | 【こ】【う】【え】【ん】【か】【い】【の】【お】【し】【ら】【せ】 |
入力中の文字は、次のように下線付きで表示されます。
【スペース】キーを押して、変換します。
【Return】キーを押して、確定します。
| はカーソルを表します。カーソルの表示はアプリケーションによって異なります。
【スペース】キーで漢字に変換したとき、読みが同じで意味の異なる同音異義語が表示されることがあります。その場合は、再度【スペース】キーを押すと他の候補が表示されます。変換候補の数が多いときは、候補の一覧が表示されます。
候補の一覧は、候補ウィンドウに表示されます。候補ウィンドウ内では、選択されている文字が反転表示されます。【スペース】キーで下の候補へ、【↑】キーで上の候補へ移動します。
句読点は、次の操作で入力できます。
ローマ字漢字入力の場合 | カナ漢字入力の場合 | |
句点 | 【。】キーを押します。 | 【Shift】キーを押したまま【。】キーを押します。 |
読点 | 【、】キーを押します。 | 【Shift】キーを押したまま【、】キーを押します。 |
ATOK12 には、句点 (。)、読点 (、)、疑問符 (?)、感嘆符 (!) を入力すると、【スペース】キーを押さなくても自動的に変換を行う機能があります。ATOK12 環境設定の入力・変換 1 シートで「句読点変換」をオンにすると、機能が有効になります。