OpenWindows ユーザーズガイド

シェルツールのターミナルペインメニュー

    シェルツールのターミナルエミュレータペインでメニューを表示するには、ポインタをペインの任意の位置に移動してメニューボタンを押します。

    「ページモード ON」項目は、UNIX の more コマンドと同様に、一度にテキストの 1 ページまたは 1 ペインだけを示すのに使います。

    「ページモード ON」を選択した場合、図 6-6 に示すようにウィンドウがいっぱいになるとポインタは停止記号に変わります。

    図 6-6 シェルツールの停止記号ポインタ

    Graphic

    ウィンドウ内で次々と行を進めるのではなく、好きなだけ行を見ることができるように表示が停止します。表示できる詳細があるときは、ターミナルペインのポップアップメニューの「ページモード ON」項目は「続行」に変わります。

    次のペインを見たいときは、任意のキーを押してそれを表示します。また、ターミナルペインのポップアップメニューから「継続」を選択して次の情報ペインを表示することもできます。

    表示するデータがなくなると、ターミナルペインのポップアップメニューの最初の項目は「ページモード OFF」に変わります。ポップアップメニューから「ページモード OFF」を選択すると、ページモードから切り換わります。

    ターミナルペインメニューの「コピー」項目は、ハイライトされたテキストをシェルツールウィンドウからクリップボードにコピーするのに使います。

    クリップボードにテキストがあるときは、「ペースト」項目を使って挿入点の位置にクリップボードの内容を挿入することができます。

ターミナルペインメニューの「スクロール可能」項目は、シェルツールをコマンドツールにするのに使います。「スクロール可能」を選択すると、シェルツールの一番上にある名前ストリップはまだ「シェルツール」を示していますが、アプリケーションはコマンドツールのように動作します。詳細については、「コマンドツール」の節を参照してください。