dlbin で読み込む FCode プログラムおよびバイナリプログラムは a.out ファイルでなければなりません。dlbin は、それらのファイルを a.out のヘッダーで示されるエントリポイントに読み込みます。最近のバージョンの FCode トークン生成プログラムは、エントリポイントを 4000 として a.out ファイルを作成します。
シリアルラインからファイルを読み込むには、システムのシリアルポート A を、要求があればすぐにファイルを転送できるマシンに接続します。次の例では、tip ウィンドウのセットアップを前提としています。(この手順については、付録 A 「端末エミュレータを使うテスト」 を参照してください。)
ok プロンプトで、次のように入力します。
ok dlbin |
もう一方のシステムの TIP ウィンドウからファイルを転送します。
‾C (local command) cat filename (2 秒待つ) |
ファイルが読み込まれる側のシステムの画面に ok プロンプトが現れます。
FCode プログラムを実行するには、次のように入力します。
ok 4000 1 byte-load ok |
バイナリプログラムを実行するには、次のように入力します。
ok go |