共通デスクトップ環境 アプリケーション・ビルダ・ユーザーズ・ガイド

アクションへのメニュー項目の接続

「メニューを作成するには」「既存メニューをオブジェクトに接続するには」に従って、メニューを作成しオブジェクトに接続した後、各メニューの各項目に、意味のあるアクションを接続する必要があります。ターゲット・アクションの選択肢は、[事前定義]、[関数呼び出し]、[実行コード]、[アイテムヘルプの起動]、および [ヘルプ・ボリュームへのアクセス] です。

最初の 3 種類のアクションに対してメニュー項目を接続する方法は次のとおりです。ヘルプの接続方法については、「ヘルプ・メニューをアイテムヘルプに接続するには」「ヘルプ・メニューをヘルプ・ボリュームに接続するには」を参照してください。

メニュー項目を事前定義アクションに接続するには

この節では、[事前定義] ターゲット・アクションだけを説明します。これ以外の接続については、「メニュー項目を関数呼び出しに接続するには」「メニュー項目を実行コード・アクションに接続するには」を参照してください。

  1. 接続エディタを表示します。

    属性エディタの一番下にある [接続] をクリックするか、アプリケーション・ビルダの主ウィンドウの [エディタ] メニューから [接続] を選択します。

  2. [ソース] メニューから、[メニュー項目] を選択します。

    現在のプロジェクトのすべてのメニュー項目がリストされます。

  3. [ソース] メニューの下にあるリストから、メニュー項目を選択します。

    この項目が、接続元になります。

  4. [アクション・タイプ] メニューから、ターゲット・アクションのタイプとして [事前定義] を選択します。

    [ターゲット] メニューがアクティブになります。

  5. [ターゲット] メニューから、オブジェクトの該当する型を選択します。

    これは、アクションがソース・メニュー項目上で実行される時にその対象となるオブジェクトの型です。

  6. [ターゲット] 項目のリストから、オブジェクトを選択します。

    これは、アクションがソース・メニュー項目上で実行される時にその対象となる特定のオブジェクトです。

  7. [ソース] メニュー項目の [いつ] アクションを選択します。

    選択肢は、[起動]、[作成]、および [破棄] です。

  8. [アクション・タイプ] の右側にあるオプション・メニューから、ターゲット・アクションを選択します。

    選択肢は、ターゲットの型によって変わります。

  9. [接続] をクリックして接続します。

    接続エディタの一番下にある [表示] リストに、接続が表示されます。

  10. [取消し] をクリックして、接続エディタを終了します。

    指定したターゲット・アクションは、[いつ] アクションがメニュー項目上で実行されると、コンパイル済みアプリケーションで実行されます。

ソースの [いつ] 設定とターゲット・アクションに依存して、テスト・モードで接続をテストできる場合があります。その方法については、「モジュールのメニューをテストするには」を参照してください。

メニュー項目を関数呼び出しに接続するには

この節では、[関数呼び出し] のターゲット・アクションだけを説明します。これ以外の接続については、「メニュー項目を事前定義アクションに接続するには」「メニュー項目を実行コード・アクションに接続するには」を参照してください。

  1. 接続エディタを表示します。

    属性エディタの一番下にある [接続] をクリックするか、アプリケーション・ビルダの主ウィンドウの [エディタ] メニューから [接続] を選択します。

  2. [ソース] メニューから、[メニュー項目] を選択します。

    現在のプロジェクトのすべてのメニュー項目がリストされます。

  3. [ソース] メニューの下にあるリストから、メニュー項目を選択します。

    この項目が、接続元になります。

  4. [アクション・タイプ] メニューから、ターゲット・アクションのタイプとして [関数呼び出し] を選択します。

    [関数呼び出し] テキスト・フィールドがアクティブになります。

  5. [関数呼び出し] テキスト・フィールドに、呼び出す関数名を入力します。

    これは、[いつ] アクションがソース・メニュー項目上で実行される時に呼び出される関数です。ユーザ・コードを生成コードに組み込む方法については、「生成されたコードへのユーザ・コードの追加」を参照してください。

  6. [ソース] メニュー項目の [いつ] アクションを選択します。

    選択肢は、[起動]、[作成]、および [破棄] です。

  7. [接続] をクリックして接続します。

    接続エディタの一番下にある [表示] リストに、接続が表示されます。

  8. [取消し] をクリックして、接続エディタを終了します。

メニュー項目を実行コード・アクションに接続するには

この節では、実行コード・ターゲット・アクションだけを説明します。これ以外の接続については、「メニュー項目を事前定義アクションに接続するには」「メニュー項目を関数呼び出しに接続するには」を参照してください。

  1. 接続エディタを表示します。

    属性エディタの一番下にある [接続] をクリックするか、アプリケーション・ビルダの主ウィンドウの [エディタ] メニューから [接続] を選択します。

  2. [ソース] メニューから、[メニュー項目] を選択します。

    現在のプロジェクトのすべてのメニュー項目がリストされます。

  3. [ソース] メニューの下にあるリストから、メニュー項目を選択します。

    この項目が、接続元になります。

  4. [ソース] メニュー項目の [いつ] アクションを選択します。

    選択肢は、[起動]、[作成]、および [破棄] です。

  5. [アクション・タイプ] メニューから、ターゲット・アクションのタイプとして [実行コード] を選択します。

    [実行コード・エディタ] が表示されます。

  6. [実行コード・エディタ] で、実行するコードを入力します。

    [実行コード・エディタ] が表示されます。エディタでコードを入力します。ユーザ・コードを生成コードに組み込む方法については、「生成されたコードへのユーザ・コードの追加」を参照してください。

  7. [実行コード・エディタ] で [了解] をクリックして変更内容を適用し、エディタを終了します。

  8. 接続エディタで [接続] をクリックして接続します。

    接続エディタの一番下にある [表示] リストに、接続が表示されます。

  9. [取消し] をクリックして、接続エディタを終了します。

[いつ] アクションがメニュー項目上で実行されると、コンパイル済みアプリケーションでそのコードが実行されます。