共通デスクトップ環境 プログラマーズ・ガイド (ヘルプ・システム編)

ヘルプタグ・ソフトウェア

実行時のヘルプ・ファイルを作成するためにヘルプ・ボリュームを処理する場合、ファイルの記述にどの言語および文字セットを使用したかをヘルプタグ・ソフトウェアに必ず指示しなければなりません。言語および文字セットの情報は、ヘルプ・トピックを表示するのに適切なフォントを決定するために使用されます。言語および文字セットを指定しない場合、ヘルプタグはデフォルト (英語および ISO-8859-1) を選択します。

言語および文字セットは helplang.ent ファイルに定義できます (詳細は、「helplang.ent ファイル」を参照してください)。また、文字セットは端末エミュレータで dthelptag を実行するときにオプションとしてコマンド行に指定できます。


注 -

ヘルプタグ・ファイルを記述する際、どんなヘルプ・テキストにもマルチバイト文字を使用できます。しかし、ヘルプタグ・マークアップ自体 (タグ名、エンティティ名、ID など) は、8 ビット文字で入力しなければなりません。