Solstice DiskSuite 4.2.1 ユーザーズガイド

状態データベースの追加複製を作成する方法 (コマンド行)

「DiskSuite オブジェクトを作成するための前提条件」の前提条件と 「状態データベースの追加複製を作成するための予備情報」の予備情報をチェックした後で、metadb(1M) コマンドを使用して、状態データベースの複製を作成します。詳細については、metadb(1M) のマニュアルページを参照してください。

例 - 状態データベースの複製を追加


# metadb -a c0t2d0s0
# metadb
        flags         first blk      block count
...
     a        u         16              1034            /dev/dsk/c0t2d0s0

-a オプションは、状態データベースの複製をシステムに追加します。metadb コマンドは、-a フラグで示されるように、複製がアクティブであることをチェックします。

例 - 同一のスライスに2つの状態データベースの複製を追加


# metadb -a -c 2 c0t2d0s0
# metadb
        flags         first blk      block count
...
     a        u         16              1034            /dev/dsk/c0t2d0s0
     a        u         1050            1034            /dev/dsk/c0t2d0s0

-a オプションは、状態データベースの複製をシステムに追加します。-c 2 オプションは、2 つの複製を指定されたスライスに格納します。metadb コマンドは、-a フラグで示されるように、複製がアクティブであることをチェックします。