この作業での手順を次に示します。
サブミラーとなる、2 つのストライプ方式メタデバイスまたは連結方式メタデバイスの作成。
「ストライプ方式メタデバイスの作成方法 (コマンド行)」、または 「連結の作成方法 (コマンド行)」を参照してください。
metainit(1M) -m コマンドを使用して、サブミラーとなるメタデバイスのうちの 1 つを使用して 1 面ミラーを作成する。
作業を開始する前に、「DiskSuite オブジェクトを作成するための前提条件」の前提条件と 「ミラーを作成するための予備情報」の予備情報をチェックします。詳細は、metainit(1M) と metattach(1M) のマニュアルページを参照してください。
# metainit d51 1 1 c0t0d0s2 d51: Concat/Stripe is setup # metainit d52 1 1 c1t0d0s2 d52: Concat/Stripe is setup # metainit d50 -m d51 d50: Mirror is setup # metattach d50 d52 d50: Submirror d52 is attached |
この例では、2 面ミラー d50 を作成します。metainit(1M) コマンドは、実際には連結である、2 つのサブミラー (d51 と d52) を作成します。metainit -m コマンドは、d51 の連結から 1 面ミラーを作成します。metattach(1M) コマンドは、d52 を接続することによって、2 面ミラーを作成してミラーの再同期を行います (接続されたサブミラー上のデータは、再同期の間に他のサブミラーによって上書きされます)。システムは、オブジェクトが設定されていることを確認します。
ファイルシステムに対して新しく作成されたミラーを準備するには、「メタデバイス上にファイルシステムを作成する方法 (コマンド行)」を参照してください。データベースなど、raw メタデバイスを使用するアプリケーションには、メタデバイスを認識する独自の方法が必要です。