Solstice DiskSuite 4.2.1 ユーザーズガイド

サブミラーの接続方法 (コマンド行)

「DiskSuite オブジェクトを保守するための前提条件」の前提条件と 「ミラーの予備情報」の予備情報をチェックしてから、metattach(1M) コマンドを使用してミラーにサブミラーを接続します。詳細は、metattach(1M) のマニュアルページを参照してください。

作業を開始する前に、サブミラーとして使用する連結またはストライプを識別します。そのサイズは、ミラー内の既存のサブミラーのサイズ以上でなければなりません。まだどちらも作成していない場合は、「ストライプと連結の作成」を参照してください。

例 - サブミラーの接続


# metastat d30
d30: mirror
    Submirror 0: d60
      State: Okay   
...
# metattach d30 d70
d30: submirror d70 is attached
# metastat d30
d30: mirror
    Submirror 0: d60
      State: Okay        
    Submirror 1: d70
      State: Resyncing
    Resync in progress: 41 % done
    Pass: 1
    Read option: roundrobin (default)
    Write option: parallel (default)
    Size: 2006130 blocks
...

この例では、1 面のミラー d30 にサブミラー d70 を接続して、2 面のミラーを作成する方法を示します。最初、ミラー d30 はサブミラー d60 から構成されます。d70 は連結方式メタデバイスです。metastat(1M) コマンドによって、ミラーの状態が「Okay (正常)」であることを確認してから、サブミラーを接続します。 metattach(1M) コマンドが実行されると、新しいサブミラーが既存のミラーと再同期されます。ミラーにサブミラーを追加接続すると、システムはメッセージを表示します。ミラーが再同期中であることを確認するには、metastat(1M) コマンドを使用します。