DiskSuite では、メタデバイス、状態データベースの複製、およびホットスペア集合の 3 種類の基本オブジェクトを作成します。表 1-2 に、これらの DiskSuite オブジェクトの概要を示します。
表 1-2 DiskSuite オブジェクトの概要
DiskSuite オブジェクト |
概要 |
目的 |
参照先 |
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物理スライスの集まりで、システムからは 1 つの論理デバイスとして認識される。 |
ディスク容量を上げて、データの可用度を高めるため。 | ||
DiskSuite 構成の状態に関するディスク情報を格納するデータベース。 |
メタデバイス状態データベースの複製を作成しなければ、DiskSuite は動作できない。 | ||
サブミラーまたは RAID5 メタデバイスのスライス障害時に自動的に交換されるように予約されているスライス (ホットスペア) の集まり。 |
ミラーおよび RAID5 メタデバイスにおけるデータの可用度を高めるため。 |
DiskSuite のグラフィカルユーザーインタフェースである DiskSuite ツールでは、メタデバイス、メタデバイス状態データベース、ホットスペア集合のグラフィカル表現も「オブジェクト」と呼びます。