図 4-10 に示す「スライス情報」ウィンドウは、特定のスライスに関する情報を表示します。このウィンドウは、3 とおりの方法で表示できます。
「ディスク情報」ウィンドウでスライス領域にポインタを合わせて SELECT ボタンをクリックし、次に「スライス情報」ボタンをクリックします。
「ディスク表示」ウィンドウのキャンバスに表示されているディスクのスライスにポインタを合わせ、MENU ボタンを押してポップアップメニューを表示し、「情報」オプションを選択します。
「メタデバイスエディタ」ウィンドウのキャンバスに表示されているメタデバイスのスライスにポインタを合わせ、MENU ボタンを押してポップアップメニューを表示し、「情報」オプションを選択します。
表 4-5 に、「スライス情報」ウィンドウの機能を示します。
表 4-5 「スライス情報」ウィンドウの機能
フィールド |
機能 |
---|---|
デバイス名 |
デバイス名 (例:c0t3d0s5) 。 |
状態 |
「正常」、「再同期中」、「有効」、「重大な障害」、「交換済み」、「緊急」、「注意」のいずれかで報告されます。 |
サイズ |
スライスの合計サイズ。 |
開始ブロック |
スライスが開始するブロック。スライスがラベルを持っている場合には、ラベルに関する情報もこのフィールドに表示されます。 |
終了ブロック |
スライスが終了するブロック。 |
使用状況 |
スライスの現在の使用状況 (ファイルシステムや swap など) 。スライスがホットスペアとして使用されている場合は、「使用状況」フィールドの右側に「ホットスペア集合を表示」ボタンが表示されます。このボタンは、スライスが関連付けられているホットスペア集合のリストを表示するダイアログボックスを開きます。 |
複製の数 |
スライスに格納されている複製の数。 |
有効 |
スライスを有効にします。このボタンは、スライス上のデータがミラーまたは RAID5 メタデバイスで複製されているか、もしくはスライスが現在使用されていないホットスペア集合である場合にのみ使用できます。 |
ディスク情報 |
「ディスク情報」ウィンドウを開きます。 |
デバイスマップ |
「物理デバイスから論理デバイスへのマッピング」ウィンドウを表示します (このウィンドウの表示中に新しいマップが作成されても、ウィンドウの内容はリアルタイムには更新されません) 。 |