DiskSuite ツールとコマンド行インタフェースでは、提供する機能がわずかに異なる場合があります。特定の操作 (ディスクセットの作成など) はコマンド行インタフェースを使用しなければなりません。反対に、DiskSuite ツールでしか行えない操作もあります。表 4-1に、DiskSuite とコマンド行インタフェースを使用して行う作業をまとめます。
表 4-1 DiskSuite ツールとコマンド行インタフェース
機能 |
DiskSuite ツール |
コマンド行インタフェース |
---|---|---|
ディスクセットへのディスクの追加と削除 |
実行できない |
実行できる |
ディスクセットへのホストの追加と削除 |
実行できない |
実行できる |
ディスクセットの作成と削除 |
実行できない |
実行できる |
メタデバイス名の切り替え (メタデバイス名の変更は DiskSuite ツールでもコマンド行インタフェースでも可能) |
実行できない |
実行できる |
メタデバイスパフォーマンスの監視 |
実行できる |
実行できないが、iostat(1M) コマンドを使用できる |
実行できる |
実行できないが、ssaadm(1M) コマンドで多くの機能をかわりに実行できる |