su と入力し、スーパーユーザーのパスワードを入力します。
取り外すデバイスを使用している処理またはアプリケーションを特定します。
これを行うには、mount、showmount -a、ps -ef コマンドを使用します。詳細は、mount(1M)、showmount(1M)、ps(1) のマニュアルページを参照してください。
たとえば、コントローラ番号が 1 で、ターゲット ID が 2 の場合は、以下のように入力します。
# mount | grep c1t2 /export/home1 on /dev/dsk/c1t2d0s2 setuid/read/write on # showmount -a | grep /export/home1 cinnamon:/export/home1/archive austin:/export/home1 swlab1:/export/home1/doc # ps -f | grep c1t2 root 1225 450 4 13:09:58 pts/2 0:00 grep c1t2
この例では、障害の発生したディスクのファイルシステム /export/home1 が、3 つのシステム (cinnamon、austin、swlab1) によって遠隔マウントされています。動作中のプロセスは grep だけで、これは終了しています。
構成解除するファイルシステムに対するすべての処理やアプリケーションプロセスを停止します。
システムのバックアップを取ります。
# mount | grep cwtx
たとえば、構成解除するデバイスが c1t2d0 の場合は、以下のように入力します。
# mount | grep c0t11 /export/home (/dev/dsk/c0t11d0s7 ): 98892 blocks 142713 files /export/home1 (/dev/dsk/c0t11d0s5 ): 153424 blocks 112107 files
ディスクのパーティションテーブルを特定して、保存します。
交換用ディスクの種類が障害の発生したディスクと同じ場合は、format コマンドを使用して、ディスクのパーティションテーブルを保存することができます。format で save コマンドを使用して、パーティションテーブルを /etc/format.dat ファイルにコピーしてください。これによって、現在のディスクと同じ配置になるように交換用ディスクを設定することができます。
詳細は、format(1M) のマニュアルページを参照してください。
ディスク上にあるすべてのファイルシステムをマウント解除します。
# umount ファイルシステム
ファイルシステムは、手順 5 で返された各行の先頭の列の値です。
# umount /export/home # umount /export/home2
マウント解除するファイルシステムが存在するディスクで障害が発生しているか、障害が発生した場合、umount 処理が完了せずに、その処理中に大量のエラーメッセージがシステムコンソールに表示され、/var ディレクトリ内に記録される場合があります。umount 処理が正常に完了しない場合は、システムの再起動が必要となる場合があります。