以下の手順に従って、UNIX ファイルシステムに使用するディスクスライスを設定します。
デバイスのパーティションテーブルが、再度作成するファイルシステムの条件を満たしているか確認します。
デバイスのラベルは、prtvtoc コマンドを使用して調べることができます。ラベルを変更する場合は、format コマンドを使用します。詳細は、prtvtoc(1M) および format(1M) のマニュアルページを参照してください。以下に例を示します。
# prtvtoc /dev/rdsk/cwtxdysz
交換用ディスクの種類が障害の発生したディスクと同じで、format ユーティリティを使用してディスクパーティションテーブルを保存した場合は、format ユーティリティの partition セクションを使用して、交換用ディスクのパーティションテーブルを設定することができます。partition セクションの select と label コマンドを参照してください。
交換用ディスクと元のディスクの種類が異なる場合は、元のディスクのパーティションの大きさに関する情報を使用して、交換用ディスクにパーティションテーブルを設定することができます。詳細は、prtvtoc(1M) と format(1M) のマニュアルページを参照してください。
これで、ディスクのパーティションテーブルと、UFS ファイルシステムを作成するディスクスライスを定義したことになります。
UFS ファイルシステムで使用するディスクスライスを選択し、スライスのファイルシステムを調べて、ファイルシステムを作成します。
# fsck /dev/rdsk/cwtxdysz # newfs /dev/rdsk/cwtxdysz
mount コマンドを使用して新しいファイルシステムをマウントします。
# mount マウント先
マウント先は、障害の発生したディスクがマウントされていたディレクトリです。
これで、新しいディスクを使用し、バックアップからデータを復元することができます。