Solstice DiskSuite システムで使用することができるように、以下の手順でディスクにスライスを設定します。
ディスクパーティション情報を復元します。
ファイルにディスクパーティション情報を保存した場合は、fmthard を使用して復元することができます。以下に例を示します。
# fmthard -s /etc/c1t2d0s0.vtoc /dev/rdsk/c1t2d0s0
ディスクパーティションを保存していない場合は、format(1M) または fmthar(1M) コマンドを使用して、ディスクにパーティションを再度作成します。
すべての複製データベースを元に戻します。以下に例を示します。
# metadb -a -l 2000 -c 2 c1t2d0s0
# metattach d20 d21
新しいディスクのスライスを含む各ホットスペアプールについて、ホットスペアを再度作成します。
# metahs -a hsp001 c1t2d0s1
新しいディスクのスライスを使用して、壊れたメタデバイスを修復します。
交換する対象ディスクが原因でメタデバイスが保守状態になっている場合は、スライスを再度有効にすることによって、メタデバイスを修復することができます。
# metareplace -e ミラーまたは_RAID5_のメタデバイス cwtxdysz
すべてのファイルシステムを再度マウントし、オフラインにすることができなかったメタデバイスを使用していたすべてのアプリケーションを再起動します。
# mount ファイルシステム
詳細は、Solstice DiskSuite のマニュアルを参照してください。