個別テストオプションは、個々のテストに用意されている、そのテストにだけ関係するオプションのセットです。たとえば、媒体テストでテストする媒体の量、メモリーテストでテストするメモリー量、ネットワークテストでの遠隔ホストのアドレスなどが個別テストオプションに該当します。これらのオプションはデバイスごとに異なります。詳細は、『SunVTS 4.0 テストリファレンスマニュアル』を参照してください。
個別テストオプションは、SunVTS ユーザーインタフェースの Test Parameter Option メニューを使用して、またはコマンド行から直接テストを実行する場合は、コマンド行を使用して設定します。以下では、Test Parameter Option メニューの共通する部分だけを説明します。
メニュー項目 | 説明 |
---|---|
Configuration |
選択可能なデバイスのデバイスタイプ、容量、バージョン、シリアル番号などの情報を表示します。この情報は変更できません。 |
Options | 選択可能なデバイス、グループ、または全デバイスのテストをカスタマイズに使うテストオプションの一覧です。表示されるオプションはテストによって異なります。詳細は、『SunVTS 4.0 テストリファレンスマニュアル』の各テストに対応する章を参照してください。 |
Within Instance |
設定を適用する方法を指定します。
このオプション設定は、テストの 1 つのインスタンスだけに適用されます。 |
Across All Instances |
設定を広域適用する方法を指定します。
このオプション設定は、すべてのインスタンスに適用されます。 |
Reset |
すべてのオプション値をデフォルトの設定に戻し、Test Parameter Option メニューを閉じます。 |
Cancel |
オプション値の変更内容をすべて無視して、Test Parameter Option メニューを閉じます。 |
Cancel ボタンがない点を除いて、Test Parameter Option メニューの説明は、TTY インタフェースの Test Parameter オプションメニューにも当てはまります。
Test Parameter Option メニューの説明は、SunVTS の OPEN LOOK ユーザーインタフェースにも当てはまります。ただし、OPEN LOOK インタフェースでは、Within an Instance および Across All Instance に対して Apply ボタンは使用できません。
SunVTS OPEN LOOK ユーザーインタフェースでは、SunVTS の最新の機能がサポートされないことがあります。すべての機能をサポートするには、SunVTS CDE または TTY インタフェースを使用します。Solaris 環境で OPEN LOOK がサポートされている場合は、SunVTS OPEN LOOK ユーザーインタフェースは維持されますが、拡張されません。