SPARCstation 5 の S24 フレームバッファーは、3 種類の画面解像度をサポートします。ok プロンプトで、デフォルト値以外の画面解像度に変更することもできます。
表 2-1に、モニター ID センスコードに対応したデフォルトの画面解像度を示します。
表 2-1 S24 フレームバッファーのモニターセンスコード
コード |
画面解像度 |
---|---|
7 |
1152 x 900、66 Hz |
6 |
1152 x 900、76 Hz |
5 |
1024 x 768、70 Hz |
4 |
1152 x 900、76 Hz |
3 |
1152 x 900、66 Hz |
2 |
1152 x 900、76 Hz |
1 |
1152 x 900、66 Hz |
0 |
1152 x 900、66 Hz |
コンソールとなるフレームバッファーによって、画面解像度を変更する方法には 2 種類あります。デフォルトのコンソール装置の解像度を変更する方法と、解像度を指定して S24 モニターをコンソールにする方法です。
SPARCstation 5 の電源が入っている状態でシステムを停止し、ok プロンプトを表示させます。
CPU 起動 PROM で選択されたコンソール装置に対して、ok プロンプトで以下のように入力します。
ok setenv output-device screen:解像度
解像度には、以下のいずれかを指定します。
r1152x900x66
r1152x900x76
r1024x768x70
解像度を指定して S24 モニターをコンソールにするには、以下のように入力します。
ok setenv output-device /iommu/sbus/tcx:解像度
モニター ID の解像度の設定を上書きするように、NVRAM をリセットします。
ok reset
ok boot -r
これで、モニターの解像度が変更されます。