プロファイル、rules、および custom_probes ファイルを使用するには、check スクリプトを実行して、これらのファイルの設定が正しいかどうかを検査する必要があります。すべてのプロファイル、ルール、およびプローブ関数と比較関数が正しく設定されている場合は、rules.ok ファイルと custom_probes.ok ファイルが作成されます。表 20-3 は、check スクリプトの実行内容を説明しています。
表 20-3 check を使用した場合の動作
root が custom_probes.ok ファイルを所有し、そのアクセス権が 644 に設定されていることを確認してください。
次に、custom_probes ファイルの検査に使用する check スクリプトの構文を示します。
$ ./check [[-p path -r file_name]] |
引数 |
説明 |
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使用しているシステムの check スクリプトではなく、プラットフォームの Solaris 8 SOFTWARE 1 of 2 CD イメージの check スクリプトを使用して、custom_probes ファイルを妥当性検査します。 システムが以前のバージョンの Solaris を実行している場合、このオプションを使用して、一番新しい check バージョンを実行します。 |
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custom_probes 以外のファイル名を指定します。このオプションを使用すると、一連の関数の妥当性を検査してから、custom_probes ファイルに統合できます。 |
check スクリプトが JumpStart ディレクトリにあることを確認します。
check スクリプトは、Solaris 8 SOFTWARE 1 of 2 CD (SPARC) および Solaris 8 SOFTWARE 1 of 2 CD (Intel) の Solaris_8/Misc/jumpstart_sample ディレクトリにあります。
check スクリプトを実行して、rules および custom_probes ファイルの妥当性を検査します。
$ ./check [[-p path -r file_name]] |
check スクリプトを実行すると、rules および custom_probes ファイルと各プロファイルの妥当性が表示されます。エラーが検出されない場合は、「The custom JumpStart configuration is ok」と表示されて、JumpStart ディレクトリに rules.ok および custom_probes.ok ファイルが作成されます。
実行可能な場合は、ここで作業は終了です。
実行可能でない場合は、次のコマンドを入力します。
chmod +x custom_probes |