Solaris 8 のインストール (上級編)

x86: ディスク構成ファイルを作成する方法

  1. テストするディスクを持つ IA システムを決定します。

  2. スーパーユーザーになります。

  3. 単一ディスク構成ファイルを作成するには、fdisk(1M) コマンドの出力をファイルに保存します。


    # fdisk -R -W disk_config_file-h /dev/rdsk/device_name
    

    disk_config_file

    ディスク構成ファイルの名前 

    /dev/rdsk/device_name

    ディスク全体の fdisk レイアウトのデバイス名。device_namecwtxdyp0 または cxdyp0 の形式にしてください。

  4. prtvtoc(1M) コマンドの出力をディスク構成ファイルに追加します。


    # prtvtoc /dev/rdsk/device_name >>disk_config
    

    /dev/rdsk/device_name

    システムのディスクのデバイス名。device_name は、 cwtxdy s2 または cxd ys2 の形式にしてください。

    disk_config

    ディスク構成ファイルの名前 

  5. 複数のディスクに Solaris ソフトウェアをインストールするテストを

    • 実行しない場合は、ここで終了です。

    • 実行する場合は、各ディスク構成ファイルを結合し、その出力を新しいファイルに保存します。


      # cat disk_file1 disk_file2>multi_disk_config
      

      新しいファイルは、次に示すように複数ディスク構成ファイルになります。


      # cat 104_disk2 104_disk3 104_disk5>multi_disk_test
      
  6. 前の手順で作成した複数のディスク構成ファイルにおいて、ディスクデバイス名のターゲット番号がそれぞれ

    • 固有である場合は、ここで作業は終了です。

    • 固有でない場合は、テキストエディタでファイルを開き、ターゲット番号を固有のものにします。

      たとえば、次に示すように、異なるディスクデバイス名について同じターゲット番号 (t0) がファイルに含まれているとします。

      * /dev/rdsk/c0t0d0s2 partition map
      ...
      * /dev/rdsk/c0t0d0s2 partition map

      この場合は次のように、2 番目のターゲット番号を t2 に設定します。

      * /dev/rdsk/c0t0d0s2 partition map
      ...
      * /dev/rdsk/c0t2d0s2 partition map