ATOK12 は、デスクトップ環境で日本語を入力するための手段を提供します。
デスクトップ環境で日本語を入力するには、htt(1) を使用します。シリアル接続された端末上で日本語を入力するには、uum(1) を使用します。
atok12setup(1) を実行すると ATOK12 を使用するように設定を変更できます。この後デスクトップ環境にログインし直すと ATOk12 が使用でき、ワークスペース上に ATOK パレットウインドウが表示されます。この ATOK パレットウインドウは、表示されないように設定することもできます。
ユーザーは、日本語の入力方法を好みの入力スタイルに設定できます。この場合、ATOK パレットウィンドウから環境設定ユーティリティを起動してください。
また、ユーザーごとのかな漢字変換辞書に単語を登録し、使用することができます。この場合、ATOK パレットウィンドウから辞書ユーティリティを起動してください。
ATOK12 は X ウインドウアプリケーションから利用できるほか、IIIMP (Internet-Intranet Input Method Protocol) を使用するクライアントアプリケーションからも利用できます。たとえば Swing インタフェースを使用した Java2 アプリケーションがこれにあたります。
かな漢字変換に使用する辞書は、サーバー上で集中管理できます。
htt(1), atok12setup(1), java(1)