Solaris 8 2/04 新規機能の概要

他のデスクトップ機能

説明  

リリース 

sdtaudio でのステレオ表示

ステレオ表示機能によって、デスクトップユーザーは個々のチャネルから送られたデータを参照できるようになりました。これまでは、すべてのチャネルからのデータが平均化され、 1 つの波形として表示されていました。さらに、オーディオツールの「録音」インタフェースで制御できる録音パラメータの数が増え、デスクトップ上でオーディオファイルのフォーマットに関する説明が表示できるようになりました。 

ビデオおよびオーディオの機能に関する詳細は、Solaris 9 User Collection - Japanese に含まれている『Solaris 共通デスクトップ環境 ユーザーズ・ガイド』を参照してください。Solaris 9 のマニュアルを参照する方法については、このマニュアルの アーリーアクセス をご覧ください。

10/01 

sdtaudio および sdtaudiocontrol への、再生専用/録音専用デバイスに対するサポートの追加

従来の CDE オーディオツールは、「サポートされているオーディオデバイスは、再生と録音の両方をサポートしている」というフレームワークで動作していました。しかし、サポート対象のオーディオデバイスのタイプが増えたことにより、再生専用や録音専用のデバイスもサポート対象となりました。そこで、これらを区別するために、個々のデバイスに関する説明を表示する機能が追加されました。ユーザーは、この説明を読みながらスムーズにデバイスを選択できます。 

ビデオおよびオーディオの機能に関する詳細は、Solaris 9 User Collection - Japanese に含まれている『Solaris 共通デスクトップ環境 ユーザーズ・ガイド』を参照してください。Solaris 9 のマニュアルを参照する方法については、このマニュアルの アーリーアクセス をご覧ください。

10/01 

Energy Star 標準

X11R6.4 で標準となっている Display Power Management Signaling (DPMS) に、Frame Buffer Power Management (FBPM) が拡張されました。この拡張は米国政府の Energy Star プログラム要件を満たすために追加され、Energy Star 準拠のハードウェアにのみ適用されるものです。 

詳細は、「ソフトウェア開発に関する新規機能」の「フレームバッファ電源管理」の説明を参照してください。

10/01 

IA: 2 ボタンマウスでの 3 ボタンマウスの構成

Intel 版 Solaris 8 4/01 リリースから、kdmconfig(1M) ユーティリティはデフォルトで 2 つボタンのマウス (2 ボタンマウス) を 3 つボタンのマウス (3 ボタンマウス) として構成するようになりました。2 ボタンマウスで中ボタン機能を実装するには、左右のボタンを同時に押してください。この実装を解除するには、kdmconfig ユーティリティが表示するリストから「3 ボタン実装なしの 2 ボタンマウス」を示すエントリを選択します。2 ボタンマウスが 3 ボタンマウスとして実装されていることは、3 ボタンマウスを想定したアプリケーションを使用したときにわかります。2 ボタンマウスの右ボタンをクリックすると、以前は Button-2 イベントが生成されていましたが、現在は Button-3 イベントが生成されます。

4/01 

電子メールへの複数ファイルの追加

この機能により、電子メールに複数のファイルを添付する際に「メールプログラム - アタッチメント - 追加」ダイアログボックスを開いたままにしておくことができるようになりました。これにより、「アタッチメント」メニューから「ファイルの追加」を何度も選択する必要がなくなります。 

詳細は、『Solaris 8 デスクトップユーザーズガイド (追補)』の「電子メールへの複数ファイルの追加」を参照してください。

1/01 

リムーバブルメディア・マネージャ

リムーバブルメディア・マネージャは、リムーバブルデバイスへのアクセスを 1 つのウィンドウで集中管理します。ユーザーはリムーバブルメディア (着脱式媒体) のフォーマット、属性の照会、ディレクトリ構造の表示、および該当する場合はスライスの管理を行うことができます。  

詳細は、『Solaris 8 デスクトップユーザーズガイド (追補)』の「リムーバブルメディア」を参照してください

6/00。 

10/00 で更新。