この例では、Directory Server を単独でインストールします。
Directory Server は、他の Java ES コンポーネントとの依存関係はありません。ただし、管理サーバーは Directory Server のグラフィカルインタフェースを提供するので、管理サーバーも選択することをお勧めします。
Directory Server の暗号化のためにレプリケーションを使用する場合は、コンポーネントの選択で管理サーバーを選択してください。
このコンポーネントを Sun Cluster ソフトウェアで使用する場合、コンポーネントをインストールする前に一連のタスクを正確に実行する必要があります。「Sun Cluster ソフトウェアの例」を参照してください。
Directory Server は、Directory Server に依存するその他のコンポーネントをインストールする前に実行する必要があります。
配備で Schema 2 が必要な場合、その他のコンポーネントを実装する前に Schema 2 用の Directory Server を設定する必要があります。
大まかにいって次のタスクが必要です。
Java ES インストーラを実行します。
コンポーネントの選択で、Directory Server とオプションで管理サーバーを選択します。
Directory Preparation Tool は自動的に選択されます。
非互換性の問題を解決します。
インストーラは、ホスト上のソフトウェアを検証し、非互換性が識別された場合のガイダンスを示します。
インストールディレクトリを確認します。
「今すぐ設定」または「あとで設定」オプションを選択します。
「今すぐ設定」オプションでは、インストール時の設定が可能なローカルコンポーネントを示す設定ページが表示されます。
『Sun Java Enterprise System 2005Q4 インストールリファレンス』の第 1 章「設定情報」に示す表から、設定情報を収集します。
「あとで設定」オプションでは、設定ページは表示されません。
インストールを実行します。
インストールサマリーとログを表示します。
インストール後の設定を完了します。
次の順序で、コンポーネントを起動します。
(オプション) 「管理サーバーとサーバーコンソールの起動と停止」
次の表には、Directory Server の追加情報が含まれています。
実行するタスク |
関連情報 |
---|---|
インストーラの設定情報 |
『Sun Java Enterprise System 2005Q4 インストールリファレンス』の「Directory Server 設定情報」 |
インストール後の設定 | |
起動と停止 | |
アンインストール | |
トラブルシューティング | |
アップグレード |