Sun Java Enterprise System 2005Q4 インストールガイド(UNIX 版)

Messaging Server のインストール後の設定

Messaging Server は、インストール中に (「今すぐ設定」を使って) 設定することはできません。

「あとで設定」設定オプションでのインストールが完了すると、パッケージがインストールされ、次の手順で Messaging Server を設定できるようになります。

Procedure「あとで設定」設定オプションでのインストール後に Messaging Server を設定するには


注 –

別の通信コンポーネントのインストール中に、同じ Directory Server 上で Directory Preparation Tool をすでに実行済みの場合は、手順 1 を省略します。


手順
  1. Directory Preparation Tool (comm_dssetup.pl) を実行することによって、通信サービス (Calendar Server、Messaging Server、および Delegated Administrator) 用に Directory Server を設定します。

    「Calendar Server のインストール後の設定」を参照してください。

  2. /etc/hosts ファイルの 2 番目の列の内容が、単純なホスト名ではなく完全修飾ドメイン名 (FQDN) であることを確認します。次に例を示します。

    192.18.99.999 mycomputer.company.com mycomputer loghost

  3. Messaging Server の初期実行時設定プログラム MessagingServer-base/sbin/configure を実行することで、Messaging Server を設定します。

    Messaging Server の設定方法については、『Sun Java System Messaging Server 6 2005Q4 Administration Guide』を参照してください。

  4. Delegated Administrator を使って Messaging Server のユーザーのプロビジョニングを行う予定である場合、それを設定するための追加手順を実行する必要があります。

    Delegated Administrator を設定し、ユーザーをプロビジョニングする手順については、『Sun Java System Communications Services 6 2005Q4 Delegated Administrator Guide』を参照してください。


    注意 – 注意 –

    この手順は、インストールに Access Manager と LDAP Schema2 が含まれ、別の通信コンポーネントの設定時にこの手順を実行しなかった場合にのみ適用されます。


  5. 必要に応じて、Sun Cluster ソフトウェアで使用するように設定します。「Messaging Server データサービス」を参照してください。