Sun Java System Web Server 6.1 2005Q4 SP5 リリースノート

解決済みの問題

この節では、次のリリースで修正された最も重要な問題を一覧表示します。

6.1 SP5 において解決済みの問題

以下の表では、Sun Java System Web Server 6.1 SP5 において解決された問題を一覧表示します。

表 3 Sun Java System Web Server 6.1 SP5 において解決された問題

バグ ID 

説明 

6234284 

管理パスワードに ;、$、&、^、*. (. )、|、<、>、'、`、”、\ などのシェルメタ文字が含まれる場合に、JES3 Web Server のインストールが失敗し、コアダンプが出力される。 

6232465 

HPUX Web Server ビルドに -N リンカーオプションを含める。 

6171389 

キープアライブを使用すると、最初の HTTP 要求に対してのみ入力フィルタが呼び出される。TCP 接続のその後のすべての要求は、フィルタによって処理されない。 

6195820 

load-on-startup サーブレットにグローバルリソースを使用できない。 

5042600 

6.0 SP7 Web Server インスタンスを 6.1 SP2 に移行できない。 

6244615 

Web Server の移行で、RootCerts が正しく更新されない。 

6219618 

JES Web Server 6.1 SP2 は、検索コレクション作成のための PDFバージョン 1.5 (Acrobat 6.x) ドキュメントの索引化に失敗する。 

6239342 

デフォルトのエラーページでのクロスサイトスクリプトの脆弱性。 

4879994 

SSL: 要求が新しい SSL ハンドシェークを起動すると、8k を超えるデータが失われる。 

追加情報:デフォルトで、Web Server は最大 1M バイトのサイズのファイルをアップロードできます (クライアント証明書認証がオプションの場合)。1M バイトより大きいファイルをアップロードするには、magnus.conf ファイルの SSLClientAuthDataLimit の制限値を増やします。ただし、非常に大きなファイルを同時にアップロードすると、Web Server が大量のメモリーを消費します。メモリーの使用量を最小限に抑えるには、次のいずれかを実行します。

  • 認証が不要な場合は、認証をオフにします。

  • 認証が必要な場合は、obj.conf に require=1 を設定して、必須にします。


PathCheck fn="get-client-cert" dorequest="1" require="1"

6229472 

.htaccess Require 指令が壊れている。 

6170938 

ユーザードキュメントディレクトリに対して、acceptlanguage が機能しない。 

6180991 

2G バイトより大きいファイルに対して、内部デーモンログのローテーションが機能しない。 

6254121 

.htaccess は対応するファイルがないリソースの保護に失敗し、その際メッセージは表示されない。 

6185904 

新しい NSS エラーコードが正しく処理されていない (未知のエラー – 8048)。 

6262885 

HTTPS から HTTP に切り替えると、新しいセッションが生成される。 

追加情報:Web アプリケーションの sun-web.xml で、cookie-properties の下の Web アプリケーションのセッション Cookie の isSecure 属性を true または false に設定します。デフォルト値は true です。次の例では、パラメータ値を false に設定して、Web アプリケーションの isSecure を false に設定しています。sun-web.xml は次のようになります。


<session-config>
         <cookie-properties>
           <property name="isSecure" value="false"/>
         </cookie-properties>
      </session-config>

6222728 

Microsoft Windows 2000 プラットフォーム上の Web Server 6.1 SP2/SP3 で SNMP サービスが失敗する。 

6273472 

Web Server 6.1 SP4 アンインストールスクリプトでエラーメッセージ「ファイルもディレクトリもありません。」が表示される。 

6259257 

一部の PDF ファイルで、検索エンジンによる索引化が失敗する。 

6253489 

JSP に入れ子の include が存在すると、ClassCastException がスローされる。 

6285847 

二重の「Content-Length」ヘッダーがある要求が拒否されない (HRS の脆弱性)。 

回避策: magnus.conf に StrictHttpHeaders 指令を追加し、値を on に設定します。

6275413 

ホームページ SAF の設定が誤っていると、サーバーがクラッシュする。 

6.1 SP4 において解決済みの問題

以下の表では、Sun Java System Web Server 6.1 SP4 において解決された問題を一覧表示します。

表 4 Sun Java System Web Server 6.1 SP4 において解決された問題

バグ ID 

説明 

6021153 

必要なパッチ ID 112396-03 が存在しない。 

以前のリリースノートで「必要」と表示されているパッチ 112396-03 は正しくありません。パッチ 112396-02 しかなく、このパッチは、バグ ID 4498984 (一部の古いバージョンの OS の patchadd コマンドで、*fgrep* が "wordlist too large" で失敗する) を修正します。 

正しいパッチ番号は 112396-02 です。 

Solaris ユーザーは、以下のサイトの「推奨 & セキュリティーパッチ」セクションで入手可能な、Sun の推奨パッチクラスタをインストールする必要があります。 http://sunsolve.sun.com

Solaris 8 (SPARC)

  • Solaris 8 Update 7

  • Sun 推奨の最新セキュリティーおよび推奨パッチクラスタ。

Solaris 9 (SPARC および x86)

  • Solaris 9 Update 4 以降。

  • Sun 推奨の最新セキュリティーおよび推奨パッチクラスタ。

6066252 

AKI 拡張子付きのクライアントの証明書が原因で SEC_ERROR_UNKNOWN_ISSUER エラーが発生する。 

6092498 

クライアントの証明書にチェコ語の文字が含まれる場合、SJWS 6.1 は LDAP によるクライアントの証明書の検証に失敗する。 

6171311 

Jdk1.5 で Web Server を実行するとエラーが頻繁に発生する。 

6171784 

特定のエラーロギング設定に関連する Web Server のパフォーマンスの問題。 

4925875 

i18-ko: 韓国語ではアスタリスクを使用した検索を行えない。 

6171950 

プリコンパイルされた JSP が sun-web.xml 内の reload-interval パラメータの期待どおりに動作しない。 

回避策: JSP がプリコンパイル済みであり、実行時にコンパイルする必要がないことを示すために、sun-web.xml 内の JSP-config でプロパティー「use-precompiled」を "true" に設定して使用します。

sun-web.xml の例 


<sun-web-app>
<session-config>
<session-manager/>
</session-config>
<jsp-config>
<property name="use-precompiled" value="true" />
</jsp-config>
</sun-web-app>

5048940 

SP1 からのアップグレード後に、Admin GUI 内の「Superuser Access Control」ページにアクセスできない。 

6177544 

プラグインの RPM インストール後に libpassthrough.so が存在しない。 

6176231 

NSS 3.9.3 ベータ版を使用すると Sun Java System Web Server 6.1 SP4 の管理で証明書 (bin/https/admin/security) コアダンプが削除される。 

6173365 

Solaris SPARC/x86 対応の Web Server の同じビルド用に複数のパッケージインストーラがある。 

5039633 

NSS を 3.9 シリーズに更新する。 

5063134 

J2SE の場所に対して Java ES symlink が使用されない。 

6067407 

ACL_LDAPSessionFree() の使用の問題。 

6173293 

Web Server はサーブレットのフィルタが設定されたときにコンテンツタイプを常に text/html に設定する。 

6176264 

Web Server 6.1 SP4 Solaris x86 が管理 GUI から SSL インスタンスを開始できない。 

6180677 

JES3 用の Web Server SP4 を JES2 用の Web Server SP2 上にアップグレードできない。 

6066139 

JDK1.5_beta2 リリースで Web Server を実行している間は、JSTLTCK - 16 のテストが失敗する。 

6088595 

クラスの作成または編集時に、JDK 1.5.0_beta2 で Admin が例外をスローする。 

4904913 

I18N 検索: 「?」のワイルドカードを使用して日本語の検索を行うと誤った結果が得られる。 

6.1 SP3 において解決済みの問題

以下の表では、Sun Java System Web Server 6.1 SP3 において解決された問題を一覧表示します。

表 5 Sun Java System Web Server 6.1 SP3 において解決された問題

バグ ID 

説明 

4798461 

「転送ファイル」をオフに設定しても、GUI に設定が正しく反映されない。 

4904896 

I18N 検索: 検索管理 GUI 上の「Default Encoding」のエンコーディングリストのソート。 

4905412 

GUI がキーファイルデータベース内でユーザーの管理を許可しないように見える。 

4991338 

Web Server 管理コンソールにすべてのタブが表示されない (Mozilla ブラウザで)。 

5001819 

Web Server 6.1 の NOVA 検索エンジンがドキュメントのピックアップに失敗することがある。 

5014693 

Java フィルタ、HTTP 圧縮、および SHTML が連携に失敗する。 

5021077 

Directory Server を選択せずに「OK」ボタンをクリックすると、java.lang.NullPointerException がスローされる。 

5025617 

Web Server の JNDI が、sun-web.xml からの resource-env-ref をマップする必要がある。 

5042676 

Client タグコード = 302 で要求フローの問題が発生する。 

5056989 

セッション ID へのホスト名プレフィックス付加の有効化。 

注: Web アプリケーションのセッション ID へのホスト名のプレフィックス付加を有効にする (6.0SPx と同様) には、Web アプリケーションの sun-web.xml で、manager-properties の下のプロパティー prefixSessionIDWithHostname の値を yes、true、または on のいずれかの値に設定します。

以下の例では、パラメータの値を true に設定することによって、セッション ID へのホスト名プレフィックスの付加を Web アプリケーションに対して有効にしています。sun-web.xml は次のようになります。 


<session-config>
<session-manager>
<manager-properties>
<property name="prefixSessionIDWithHostname" value="true"/>
</manager-properties>
</session-manager>
</session-config>

5057749 

Web Server 6.1 SP2: certmap.conf に定義されているプラグインが読み込まれない。 

6041356 

magnus.conf で AdminLanguage または DefaultLanguage、あるいはその両方が指定されるときにメモリーリークが発生する。 

6057426 

ロードバランサプラグイン (以前の Resonate プラグイン) loadbal.so が SPARC Solaris 上で機能しない。 

loadbal.so プラグインの場所は次のとおりです。<server_root>/plugins/loadbal.so 

5065017 

サーブレットセッションデータの問題が発生する。 

5048051 

RPM インストールの Linux 上でコレクションの作成に失敗する。 

5029954 

ConnQueueSize/RqThrottle が 0 のときに StackSize が無視される。 

4898077 

HttpServerAdmin および iWS コンソール間の動作に一貫性がない。 

5013100 

2500 と 02500 のような 2 つのポートが、server.xml 内に別個のポートとして追加される。 

5046634 

http ヘッダーおよびプラグインプログラムの 2 バイト文字。 

応答ヘッダーのエンコーディングを Web アプリケーションレベルで有効にするには、Web アプリケーションの sun-web.xml で、設定パラメータ use-responseCT-for-headers の値を yes、true、または on のいずれかに設定します。以下の例では、パラメータの値を true に設定することによって、Web アプリケーションの応答ヘッダーのエンコーディングを 有効にしています。sun-web.xml は次のようになります。 


<sun-web-app> 
<parameter-encoding form-hint-field="j_encoding"/> 
<property name="use-responseCT-for-headers" value="true" /> 
<session-config> 
<session-manager/> 
</session-config> 
<jsp-config/> 
</sun-web-app>

6.1 SP2 において解決済みの問題

以下の表では、Sun Java System Web Server 6.1 SP2 において解決された問題を一覧表示します。

表 6 Sun Java System Web Server 6.1 SP2 において解決された問題

バグ ID 

説明 

4536102 

ADM:i18n: Solaris の Netscape で SNMP コミュニティ名が表示されない。 

4536194 

CGI サブシステムが NSPR ユーザースレッドからの呼び出しをブロックする。 

4536739 

管理 ACL およびスーパーユーザー AC: 「Allow only from host」が機能しない。 

4615933 

CORE:SHTML: shtml ファイルに Content-encoding を設定できない。 

4629796 

ADM:i18n: フランス語のスレッドプール名が、JA-NT では文字化けしてしまう (Internet Explorer および Netscape)。 

4651056 

「..」で始まるファイルに対して、Web Server が 404 を返す。 

4651206 

新規の MIME タイプファイルを追加すると、追加したことを GUI から確認する方法がない。 

4651207 

「Document preference」Web ページで、エラーの応答に使用するファイルを用意する必要がある。 

4652009 

アクセスログファイルのカスタマイズが「View Access Log」タブの GUI 表示に反映されない。 

4657465 

Cookie のエンコーディングを無効にする必要がある。 

デフォルトで Sun Java System Web Server の URL では、Cookie をクライアントに送信する前にエンコードします。Cookie をエンコードしないようにするには、以下のコードを sun-web.xml に追加します。 


<property name="encodeCookies" value="false"/>

上の例の場合、<sun-web-app> タグの下に直接行を挿入します。他のタグ内に埋め込まないでください。 

4664945 

URL 転送の設定で内部エラー。 

4666409 

ErrorResponse CGI ファイルの名前の消去。 

4676934 

dist-admin: Web Server 6.0 SP2 で、デフォルト ACI がオーバーライドされる。 

4676946 

仮想サーバーの設定形式を検証しない。 

4676950 

URL 転送の設定で http:// を削除すると内部エラーが発生する。

4682434 

環境変数の取得に失敗した CGI スクリプトが実行に失敗する。 

4682894 

クラスタ管理 - ソースサーバーを選択すると、ターゲットサーバーが選択解除される。 

4684775 

非同期 DNS がデフォルトで無効になっている。 

4707989 

Web-app/JSP: JSP ファイルで load-on-startup が機能しない。 

4704385 

クラスタ: リセット後すぐに「OK」をクリックすると、クラスタの変更時に NULL メッセージが表示される。 

4705181 

ユーザーとグループで、ユーザーを検査せず、CGI では空白文字が受け入れられる。 

4705204 

削除を選択しても、新規に追加した ACL ファイルが削除されない。 

4706063 

Chroot および Directory が正しく検査されない。 

4711353 

管理者: 「Global|SNMP Master Trap Warning」に「Form Element Missing:manager?」が表示される。 

4718914 

証明書をインストールしなくても、任意のインスタンスサーバーでセキュリティーがオンになる。 

4724503 

GUI の「Edit listen socket」で IPv6 を有効にすると、サーバーが起動しない。 

4727597 

ポートが重複した新規サーバーを追加すると、管理 GUI の表示が乱れる。 

4721021 

SSL 対応サーバーで、絶対 URI にアクセスできない。 

4727444 

アクセスログで、間違ったデータがレポートされる。 

4732877 

urlhosts フィールドに複数のホスト名を使用できない。 

4745314 

VSCLASS の Docroot にある $id 変数が Microsoft Windows では機能しない。

4749239 

ACLI: ACL の処理が正しくない。 

4753601 

magnus.conf の MaxRqHeader 指令が、想定どおりに動作しない。 

4754934 

Web Server 6.0 の Vignette NSAPI プラグインが、HTTP 1.1 の使用時は正しく機能しない。 

4761188 

LDAP: ACL の LDAP ダイナミックグループパフォーマンスの向上。 

パフォーマンス上の理由から、新たな LDAP 設定パラメータ「dyngroups fast」が SP2 で導入されました。この設定を使用すると、Web Server がグループメンバーシップに関してアサーションを行い、ダイナミックグループ間でネストされた個人をバイパスします。 

たとえばユーザー「alpha」がグループ「a」に属していて、グループ「a」はグループ「b」の memberURL 定義 (ダイナミックグループ) によってグループ「b」のメンバーであるとします。 また、ユーザーの ACL には、グループ「b」へのアクセスだけが付与されているとします。このとき、Web Server は「alpha」からのアクセスを拒否します。 「alpha」はグループ「b」のメンバーでないと見なされているためです。 

このような場合にネストされたグループをサポートする場合は、LDAP 認証サービスで、新規設定を定義しないでください。結果的に、パフォーマンスを向上することができなくなります。 設定の例: directory: 

ldapregular ldap://localhost:389/o=TestCentral

ldapregular: dyngroups fast 

4763653 

ドキュメント設定ページのフォーム要素に検査が必要。 

4764307 

Magnus.conf: パフォーマンス設定: -ve 数値を受け付ける。

4765709 

管理者: 「Configure Directory Service」で、バインド DN とパスワードを検査しない。 

4770294 

Microsoft Windows 上の Web Server 6 で、アクセスログの行末に CR 文字を追加しない。 

4786612 

Web Server で、「:」をホスト名または IP とポートの区切り文字として扱う箇所がある。「:」が IPv6 アドレスの一部に使用されるときに認識されるように、このコードを更新する必要がある。 

4787310 

SmallFileSpace の値が小さく設定されると、NSFC での占有開放に失敗する。 

4788075 

Web Server 6.0 SP5 で、magnus.conf の PATH 変数の設定が機能しない。 

4800173 

多くの仮想サーバーと連動する大きな ACL ファイルでのパフォーマンスの問題。 

4808402 

ネイティブオーセンティケータのサポート。 

4814097 

GUI のプログラムグループで、プログラム項目として「none」を選択できない。 

4822720 

キープアライブサブシステムが動的に調整されない。 

キープアライブサブシステムでは、パフォーマンスを最適化するための調整が必要です。Web Server 6.0 では、このサブシステムが高負荷にあわせて調整されていたため、同時に発生したキープアライブ接続が多くないときは、パフォーマンスが良くありませんでした。Web Server 6.1 SP2 ではキープアライブサブシステムが変更され、実際の負荷にあわせて動的に調整されるようになりました。 

4849907 

実行権が設定されず、構成されていないのに、shtml が構文解析されてしまう。 

4855807 

AIX: watchdog による再起動後に、Web Server がハングする。 

4858152 

移行されたインスタンスの server.xml ファイルのアクセスログエントリが、無効なパスを示す。 

4869527 

SNMP: RH Linux 6.2/7.2/Adv Server 2.1 および Sun Linux 5 で、プロトテスト番号 3 が失敗する。 

4862498 

新規のディレクトリサービス画面がインタフェースに接続されない。 

4870613 

Netscape 7 のフレームで「戻る」ボタンが動作しない。 

4873766 

要求がチャンクされてしまい、upload-file が正しく機能しない。 

4882838 

生成されたリダイレクトで、URL のプロトコルを指定できない。 

サーバーは、クライアントにリダイレクトを送信するときは、自己参照 URL を生成します。Web Server 6.1 SP1 以降では、サーバーの生成した自己参照 URL で使用されるスキーマの設定で、server.xml 内の LS 要素の servername 属性が使用されます。 

たとえば SSL オフローダーがインターネットと Web Server インスタンスの間に配置されていて、このオフローダーが www.sun.com に対する SSL 暗号化されたトラフィックを復合化し、Web Server のポート 8080 にリレーしているとします。 このとき、以下のような LS 要素が server.xml に含まれています。 

<LS remap="ls1" port="8080" security="disabled"... servername="https://www.sun.com"/>

servername 値の「https://」プレフィックスは、LS が SSL トラフィックを処理するように設定されていない場合でも、自己参照 URL で https スキームを使用するようにサーバーに指示しています。 

4889081 

内部ログローテションで、空のログが作成される。 

4894033 

dist-admin: 管理者 ACL の機能「Allow only from host/ip」がドキュメント単位でない。 

4896881 

Web Server の一部を untar すると、所有者およびグループの情報が正しくない。 

4897074 

Linux のみ: コレクションを作成したとき、PDF ファイルのインデックスが作成されず、コレクションに追加されない。 

4899105 

「edit virtual server」で接続値の強調表示が正しくない。 

4905175 

WebDAV ACL 設定が、新しい仮想サーバーに継承される。 

4909378 

WebDAV 編集の「Help」ボタンが、正しいヘルプページを指していない。 

4903449 

マルチプロセスモードで 1 スレッドしかない場合に、パフォーマンスが影響を受ける。 

4905681 

AsyncDNS 設定が、Sun Java System Web Server 6.1 において無視される。Web Server は、非同期 DNS 検索を実行しない。

magnus.conf で AsyncDNS がオンであっても、非同期 DNS はオフのままです。 

4908631 

実行していないサーバーを停止させようとすると、エラーメッセージ状態が返される。 

4907288 

クラスタ管理ファイルの転送が Microsoft Windows で機能しない。 

4909678 

Web Server 6.1 ダイジェスト認証が、フラットファイルには機能しない。 

4910266 

Web Server 6.1: GUI でダイジェストファイルユーザーを作成すると、指数関数的にユーザーが倍増する。 

4904088 

移行の最後のページで、「<」および「>」文字を html エンコードする必要がある。 

4908986 

JDBC: blob サンプル: サーブレットコード UploadServlet が SQL 例外で誤った処理を行う。 

4904896 

i18n 検索: 検索管理 GUI 上の「Default Encoding」のエンコーディングリストのソート。 

4908010 

適用を行う前に、新しく作成された VS の検索コレクションを削除できない。 

4908401 

i18n: 検索結果のドキュメントのタイムスタンプがローカライズされていない。 

4910222 

バックスラッシュを含むドキュメントルートを持つコレクションを作成しようとすると、Microsoft Windows 上でエラーが発生する。 

回避策:   この問題は、バックスラッシュを含む、またはスラッシュとバックスラッシュが混在したドキュメントルートを指定した場合に発生します。スラッシュを使用してください。

4911548 

重複する検索コレクションを作成すると、サーバーが ConfigException を返す。 

4911656 

I18N: マルチバイト文字の検索で、「日付順に表示」リンクに移動できない。 

4913909 

i18n: ハングル文字のファイル名を使用したファイルを追加すると、読み取り権がないためスキップされ、エラーになる。 

4913228 

jdbcRealm サンプルアプリケーションの Oracle スクリプトで、引用符がない。 

4910869 

NSFC の拡張が必要。 

ReplaceFiles nsfc.conf 指令を追加します。

ReplaceFiles=true (デフォルト) の場合、既存のファイルキャッシュの動作が維持されます。 

ReplaceFiles=false の場合、ファイルがキャッシュされると、そのファイルキャッシュエントリは、別のファイル用にキャッシュを空けるために破棄されなくなります。 ヒットリストのロックで、競合を避けることができるため、ベンチマークシナリオで便利です。 

4910272 

新規サーバーの追加中に、ドキュメントルートでスラッシュの混在をサーバーが受け入れてはいけない。 

4912254 

.env 内の「set -o noclobber」が原因で、Web Server のインストールが失敗する。 

4911070 

Web Server 6.1: 「Add listen socket」の「protocol family」フィールドが、IPv6 アドレスに存在しない。 

4911630 

Magnus Editor のフィールドの多くが検査を行わず、負の整数値を受け入れてしまう。 

4911550 

追加ドキュメントでサーバーにアクセスしようとすると、ServletException が発生する。 

4911633 

ユーザーの「Change Password」が機能しない。 

4913566 

「URL Forwarding Editing」ページに矛盾がある。 

4919473 

管理 GUI から「Security Realm」プロパティーを更新しても、server.xml に反映されない。

4913289 

「Edit Virual Class」のヘルプで、VS クラスを削除するときの条件がすべて示されていない。 

4916331 

キープアライブ接続が軽負荷でもハングすることがある。 

4925475 

server.xml の createconsole 属性が無視される。 

4925938 

ユーザーが VS 管理 URL を誤って編集してしまうと、Null Pointer 例外が発生する。 

4929848 

パフォーマンス: Web Server が kstat を 1 秒に 1 回ポーリングする。 

4926414 

i18n-ko: 既存のドキュメントが 1 つ以上失われている場合に、コレクションのインデックスを再作成するとハングする。 

4935797 

certmap.conf ファイルの場所の表記が誤っている。 

4930327 

MOVE/COPY 要求で、destination ヘッダーが URL エンコードされない。 

4933483 

SIGCHLD シグナルが起動時にレポートされる。 

4935582 

AF_NCA で TCP_NODELAY を設定する必要はない。 

4930642 

ファイルの mime. types エントリがキャリッジリターンで終わっていない場合は、ソースが返される。 

4930329 

maxpropdepth のデフォルト値が間違って選択されている。 

4932995 

管理 GUI から Web アプリケーションを削除すると、先頭の「/」が取り除かれてしまう。 

4935420 

移行後の 6.1 インスタンスで、制限アクセスのリソースピッカーがエラーになる。 

4944850 

Web Server 4.1 から 6.1 への移行で、アドレス指令が正しく移行されない。 

4946829 

管理者: 移行後に新規仮想サーバーを作成すると、「$user: unable to find value」が発生する。 

4941027 

Sun Web Server の Web 管理インタフェースでのクロスサイトスクリプティング。 

4948397 

Web Server 6.1 SP1 の SNMP が機能しない。 

4946187 

dist-admin: 「Allow Authenticated Users」: dist-admin を有効にした後、ACL を「allow authenticated user」だけに設定しても、サーバーは管理者グループ内のほかのユーザーへのアクセスを許可する。 

4947005 

Solaris x86 で「Add server instance」が機能しない。 

4940040 

管理者の「Configuration File Reference」で、存在しない TYPE 要素を定義している。 

4942750 

検索の例が間違っている。 

4943631 

スレッドプール設定ファイルの説明が間違っている。 

4941741 

Solaris 8 上の Web Server 6.1 SP1 サーバーで、libCld.so が原因で起動に失敗する。 

4945994 

fc_net_write が単一システムコールにならない。 

4940418 

バイトコードの計測のためのサードパーティ製プロファイラのサポート。 

4943329 

IWSSessionManager が、Web Server 6.1 では期待通りに動作しない。 

4947065 

検索 Web アプリケーションで、最大でも 11 コレクションしか表示されない。  

4947624 

Microsoft Windows でインデックスの再作成をすると、意味のない警告メッセージが表示される。 

4950552 

特定の出力結果で、間違った番号が付けられる (11、21、31...)。 

4954789 

ClassCastException で Web Server の配備に失敗する。 

4956415 

Web Server 6.1 検索: meta タグの description を表示できるように要求される。 

4950644 

Linux で重複コレクションを作成すると、意味のない警告メッセージが表示される。 

4951860 

httpagt が NETSITE_ROOT 変数に依存する。 

4957158 

x86 ビルドの specweb99 を実行すると、fc_open が失敗する。 

4952492 

MOVE メソッドが、可能なときにファイル名を「rename」しない。 

4958571 

PR_NetAddrToString のパフォーマンスが想定以下である。 

4951264 

Java でトリガーされた再設定とサーバーのシャットダウン中に、サーバーがクラッシュする。 

4958755 

ServletContext.getContext(String) をルートコンテキストから呼び出すと、ほかのコンテキストを返さない。ルートコンテキストだけが返される。 

4950653 

QoS の vsclass 値に「Null」が表示される。 

4951982 

不正なクレデンシャルを使用して LDAP を設定すると、「Invalid error」メッセージが表示される。 

4953147 

管理者ユーザーが root で、インスタンスが root でない場合、cron ベースのログローテーションが失敗する。 

回避策: scheduler.conf ファイルで、管理サーバーユーザーと同じユーザーに変更してください。

4961864 

rotate-callback を使用すると、Web Server がハングする。 

4962059 

setup.inf に管理者のパスワードがプレーンテキストで格納される。 

4969637 

send-error SAF に、軽微のコードディングエラー。 

4961999 

VS の追加後、上部フレームのドロップダウンボックスに VS が表示されない。 

4962624 

管理者: 「Edit Listen socket」のプロトコルの値を検査しない。 

4963483 

スラッシュ (/) を含む ACL ファイルパスを作成しようとすると、GUI が乱れる。 

4968422 

WebDAV 画面で、ブラウザに「invalid ACL file」と表示される。 

4966497 

「Average Queueing Delay」の「Perf Dump」データが正しくない。 

4970955 

Apache サンプル (\plugins\java\samples\webapps\simple) のクロスサイトセキュリティーの問題 。 

4972573 

Web Server 6.1 SP1 の、Webapps-Simple サンプルアプリケーションで不正な動作。 

4972587 

i18n サンプルアプリケーションの index.html で指示が誤っている。 

4976454 

Web Server 6.1 に同梱のサンプル。 

4970273 

FastCGI ベータライブラリが RTM Web Server パッケージに含まれている。 

4976953 

AIX 6.0 SP6: 適切なグループアクセス権があるファイルで、GET 操作の禁止エラーが発生する。 

4976490 

ログメッセージが切り捨てられる。 

4975675 

サーバーのロード中は、動的再構成に失敗する。 

4976910 

エントリが存在しないと、NSFC_GetEntryPrivateData() が NSFC_GetEntryPrivateData() を呼び出す。 

4973079 

GUI で、使用されなくなった無効なポートエントリが保持され続け、「servername」フィールドの検査に失敗すると、そのエントリの値が使用される。 

4975788 

Internet Explorer を使用して編集した classpath が壊れ、サーバーの JVM が起動できない。 

4975798 

Web 管理を使用して、classpath サフィックスにパスを追加できない。 

4975782 

外部 JNDI 参照を削除できない。 

4970188 

RPM がシステムの umask を特定できない。 

4971298 

JES で Web Server パッケージの pkgchk -n が失敗する。 

4986761 

Web Server 6.0 の移行に失敗する。 

4989231 

Linux プラットフォームでサーバーが起動に失敗する。ビルド中の JDK パスが間違っている。 

4988104 

「Edit virtual servers」ページで、接続の値が正しく更新されない。 

4986700 

サーブレットフィルタを使用すると、Last-modified および Etag が抑制される。 

4991888 

キーファイル設定で間違ったファイル名が格納される。 

4992739 

classpath サフィックスを変更すると、Web Server のインスタンスを開始できない。 

4995447 

Web Server 6.1 SP2 (Red Hat Linux) で、管理 GUI にアクセスできず、ログイン後にエラーメッセージが表示される。 

4995489 

Solaris x86: 分散管理を有効にできない。 

4991775 

Cookie のサンプルサーブレットでの Cookie 名検査。 

5002905 

分散管理が有効でなくても、「Super User Access Control」を設定できない。 

5012107 

不正なプラグインを使用すると、POST 要求の本文が 2 回コンシュームされる。 

4962659 

検索条件が 100 文字に切り捨てられる。 

4967580 

検索で、SSL 対応インスタンスのハイパーリンクが間違っている。 

4970181 

Stellent フィルタを Linux および Solaris x86 ビルドに追加する必要がある。 

4975327 

nova 検索の indexMetatags が自動的に設定されない。 

4975367 

meta タグのインデックス作成で大文字小文字が区別されない。 

4997149 

*.* パターンでドキュメントを削除しても、excludeExtensions プロパティーが設定されていると、削除されないファイルがある。 

4997178 

excludeExtensions が設定されていると、.sxg ファイルのインデックス作成中にサーバーが NULL ポインタ例外を返す。 

4997697 

検索結果ページで、ページ番号が正しく表示されない。 

4844616 

dbswitch が正しく設定されていないため、クラッシュする。 

4854698 

誤った形式の要求によるプラグインクラッシュ。 

4866965 

ACLI: 失敗した認証が、サーバーのエラーログファイルに 2 回記録される。 

4880864 

ACL: ACL でアクセスを拒否していると、Web Server が 404 Not found エラーを返す。 

4915326 

WEBC: signedBy アクセス権を jar ファイルに付与できない。 

4918754 

Web Server 6.1 で、8 ビット文字セットの HTTP URL GET パラメータを処理できない。 

4924921 

Microsoft Windows 2000 で JDK 1.3.1 を使用している場合、JVM の最大ヒープサイズを 800M バイトに設定できない。 

4926336 

jsp:param の値で % を使用すると、クエリ文字列が破損する。 

4927770 

libjvm 内からの SIGABRT でサーバーが異常終了する。 

4928358 

JSP エラーが、Not Found エラーとして誤ってレポートされる。 

4930374 

sun-web.xml 内の class-loader 要素で extra-class-path 属性が想定どおりに動作しない。

4932893 

動的再ロードが、Web アプリケーション記述子ファイル (web.xml など) には機能しない。 

4939370 

Web コンテナのスレッド名が一意ではない。 

4934083 

LDAP: LDAP 認証中にクラッシュする。 

4934562 

WEBC: スタンドアロンの JSP では getRemoteUser() が動作しない。 

4935669 

WEBC: クライアントの証明書データが要求に含まれるとは限らない。 

4935570 

証明書データが利用できる場合でも存在しないことがある。 

4932547 

Tomcat AuthenticatorBase が 403 でなく 500 を返す。 

4946762 

Out-of-box のデフォルトレルムがネイティブでない。 

4948123 

Web Server 6.1 が、特定の状況で、クライアントのキーサイズを正しくレポートしない。 

4949842 

WEBC: コア認証を使用すると、isUserInRole() が一致しない。 

4957829 

LDAP: 基本認証で、UID にワイルドカード「*」を使用できる。 

4960013 

LDAP レルムを複数設定できない。 

4968857 

htconvert で . nsconfig のワイルドカードパターンを正しく変換しない。 

4968882 

6.1 形式の server.xml で htconvert が機能しない。 

4960873 

セッションが 2 つのスレッドで同時に期限切れになると NPE が発生する。 

4973927 

EPIPE シグナルが OutputStream.write() の IOException として捕えられない。 

4976277 

LDAP プールに JDK 1.4.1 付属の JNDI 接続プールを使用する。 

4983707 

ログレベルを「Security」に変更すると、st で NullPointerException が発生する。 

4981028 

web.xml の「distributable」セマンティクスを Web コンテナが受け入れない。 

4993468 

getResourcePaths が、「//」を含むパスを返す。 

4996219 

RedHat Linux Advance Server 3.0 で webservd がメモリーリークする。 

4997593 

NSAPI の srvhdrs と HttpServletResponse ヘッダーの間の統合に問題がある。 

4997756 

LOCK-UNLOCK が正しく動作せず、UI はロック情報を正しく表示しない。 

4997838 

「Security」をオンにすると、RHL AS 3.0 で Web Server が起動しない。 

5003531 

SS ではない transport-guarantee=CONFIDENTIAL のとき、Web アプリケーションにアクセスすると 500 エラー。 

5004542 

ASN.1 構文解析バグ / brute forcer プログラムで Web Server がクラッシュすることがある。 

5016494 

NSS: 証明書が破損していると、DER_UTCTimeToTime でクラッシュする。 

6.1 SP1 において解決済みの問題

以下の表では、Sun Java System Web Server 6.1 SP1 において解決された問題を一覧表示します。

表 7 Sun Java System Web Server 6.1 SP1 において解決された問題

バグ ID 

説明 

5060906 

インデックスファイルのない保護されていないディレクトリに対して、承認ダイアログボックスがポップアップする。 

追加情報:6.1 SP1 では、ディレクトリに index.html、index.jsp、home.html などのインデックスファイルがないと、ACL 認証が有効な場合に、このディレクトリが保護されていなくても、読み取りおよび書き込み権限を持つすべてのユーザーがリストへのアクセスを拒否されます。

回避策: 6.1 の以前の動作に戻すには、匿名ユーザーにリスト権限が許可されるように、デフォルトの ACL を変更します。次のように変更します。

allow (read, execute, info, list) user = "anyone"

4642650 

サーブレットまたは JSP コンテナに絶対 URL を追加できないようにするオプションが必要。 

修正の詳細: sun-web.xml に新しいプロパティーが追加されました: relativeRedirectAllowed

デフォルト値: false

説明: true の場合、HttpServletResponse.sendRedirect() API を使用して Web アプリケーションが相対 URL をクライアントに送信できるようにします (つまり、コンテナが相対 URL を完全指定 URL に変換しないようにする)。

4793938 

Server Manager の GUI から遠隔ファイル操作を有効にすると、すべての遠隔ユーザーがサーバーの URI 領域にあるディレクトリのリストを取得できるようになる。 

4904201 

付属以外の JDK が存在するサーバーを追加したとき、javahome パスが誤って設定される。

4911580 

新しいサーバーインスタンスを追加すると、問題が発生し、サーバーエラーメッセージが表示される場合がある。 

4928794 

PUT によって NULL のリソースを作成しようとするとサーバーが再起動する。 

4929913 

検索エンジンによって PDF ファイルの FTS 情報が抽出およびインデックス作成されない。 

修正の詳細:この修正は、Linux 以外のサポートされたすべてのプラットフォームに適用されます。

AuthorSubjectKeywords という meta タグには常にインデックスが作成されます。PDF ファイルの FTS_* 属性を変換したときに作成される meta タグも含め、任意の meta タグのインデックスを作成できるようにする機能が追加されました。server.xml において、新しい設定を次のように手動で構成する必要があります。

  • server.xmlSEARCH セクションに、name="indexMetatags" と設定された PROPERTY を追加します。値をコンマで区切られた meta タグ名のリストにする必要があります (AuthorSubjectKeywords という meta タグは、この設定に関係なく常にインデックス作成される)。

  • PDF およびその他のドキュメントを変換して作成される meta タグにインデックスを作成するには、この構成で、特定のドキュメントタイプの「フィールド」名ではなく、meta タグ名を使用する必要があります。たとえば、PDF ファイルの FTS_Title コンテンツにインデックスを作成するには、次のように "Title""indexMetatags" 設定のコンポーネントにする必要があります。

    <PROPERTY name="indexMetatags" value="Title"/>


注 –

検索結果にカスタム meta タグ情報を表示する方法の詳細は、「検索」の節にあるバグ ID 4956415 を参照してください。


4933935 

Solaris 9: パッケージベースのインストールで reconfig が機能しない。

4945089 

SSL での ASN.1 解析問題 

Web Server で使用される SSL プロトコルの実装において識別された問題で、サービス拒否攻撃の対象になる可能性があります。この問題は Sun Java System Web Server 6.1 SP1 で修正されています。Web Server を使用して SSL バージョン 3 または TLS を使用するサイトをホストする場合は、このサービスパックのインストールを強くお勧めします。 

4950388 

reconfig コマンドが Microsoft Windows XP で機能しない。

4964069 

Microsoft Windows プラットフォーム上で commit.exe ユーティリティーがクラッシュする。

6.1 において解決済みの問題

以下の表では、Sun Java System Web Server 6.1 において解決された問題を一覧表示します。

表 8 Sun Java System Web Server 6.1 において解決された問題

バグ ID 

説明 

4869693 

Microsoft Windows において、Web Server のインストールでは、Directory Server 5.x との共存問題のために SunTMONE Directory Server .dll ファイルを上書きする。

4540254 

ログファイルのローテーションによって UNIX 上のサーバーの再起動が必要となるべきではない。 

4727146 

ログが「connection reset」エントリで満たされている。 

4786735 

インストーラが、外部 JDK を使用時に適切な JDK CLASSPATH/LIBPATH を設定しない。 

4792721 

LDAP サーバーがオフラインのときに間違ったエラーメッセージ。 

4799452 

sun.tools.javac.Main が廃止されているため、例外によって有効な JSP が停止する。

4801874 

ACL_LDAPSessionAllocate が常に LAS_EVAL_FAIL を返す。

4811418 

ダイジェスト認証がクラッシュする。 

4819405 

digestauth プラグインによる slapd プロセスのメモリー増大およびリーク。

4820513 

digestauth プラグインコードがスレッドセーフでない。

4839875 

ClassCache およびドキュメントルートとして cachefs/nfs を使用したときに、Sun Java System Web Server が新しい JSP を使用するとは限らない。 

4842190 

Web サーバーが、15 を超える言語の Accept-Language ヘッダーを受信するとクラッシュする。

4842574 

誤った形式の要求によるサーバークラッシュ。 

4842601 

Accept-Language ヘッダーのセキュリティー問題。

4846832 

CRL がデータベースを破壊する。 

4848896 

digestauth プラグインが、特定の種類の要求によりクラッシュする。

4849914 

特定の種類の要求による digestauth プラグインでのメモリーリーク。

4855546 

ログアナライザの脆弱性。 

4858026 

JSP: 大量のデータをポストしたとき、getParameter でクラッシュする。

4867887 

ユーザー ID に空白が含まれているユーザーの基本認証が失敗する。 

4903319 

コレクションを作成したとき、すべてのドキュメントのインデックスが作成されて、コレクションに追加されるとは限らない。