「Access Manager が IBM WebSphere に配備されている場合、ヨーロッパ言語のオンラインヘルプが完全には利用できない (6325024)」
「Access Manager が IBM WebSphere に配備されている場合、バージョン情報が空白になる (6319796)」
Access Manager 管理コンソールの一部は、ユーザーロケールの設定に従わず、ブラウザのロケール設定を使用します。この問題は、「バージョン」およびオンラインヘルプの内容とともに、「バージョン」、「ログアウト」、およびオンラインヘルプボタンに影響します。
回避方法: ブラウザの設定をユーザー設定と同じロケールに変更します。
すべてのヨーロッパ言語ロケール (スペイン語、ドイツ語、およびフランス語) では、Access Manager が IBM WebSphere の Application Server インスタンスに配備されている場合、オンラインヘルプが完全には利用できません。オンラインヘルプでは、次のフレームで「アプリケーションエラー」が表示されます。
上部のフレームで、実際は「ヘルプ」および「閉じる」ボタンがある場所。
左側のフレームで、実際は「目次」、「インデックス」および「検索」ボタンがある場所。
回避方法: ブラウザの言語設定を英語に設定してページを更新し、左側のフレームにアクセスします。ただし、上部のフレームは「アプリケーションエラー」が引き続き表示されます。
Access Manager が IBM WebSphere Application Server インスタンスに配備されているとき、どのロケールの場合でも「バージョン」ボタンをクリックしても製品バージョンは利用できません。代わりに空白のページが表示されます。
回避方法: なし。
「クライアントディテクション」機能は正常に動作しません。Access Manager 7 2005Q4 コンソールに加えられた変更は、自動的にブラウザに送られません。
回避方法: 2 つの回避方法があります。
「クライアントディテクション」セクションに変更を加えた後で、Access Manager Web コンテナを再起動します。
または
Access Manager コンソールで、次の手順を実行します。
「設定」タブの下にある「クライアントディテクション」をクリックします。
「genericHTML」の「編集」リンクをクリックします。
「HTML」タブの下の、「genericHTML」リンクをクリックします。
文字セットのリストで、エントリとして UTF-8;q=0.5 を入力します (UTF-8 q 係数がロケールのその他の文字セットよりも小さくなるようにする)。
保存してログアウトし、もう一度ログインします。
/var/opt/SUNWam/logs ディレクトリ内のログファイルにある複数バイトのメッセージが疑問符 (?) として表示されます。ログファイルはネイティブなエンコーディングで、常に UTF-8 ではありません。Web コンテナインスタンスを特定のロケールで起動すると、ログファイルはそのロケールのネイティブなエンコーディングになります。別のロケールに切り替えて Web コンテナインスタンスを再起動すると、それ以降のメッセージは現在のロケールのネイティブなエンコーディングになりますが、それ以前のエンコーディングのメッセージは疑問符として表示されます。
回避方法: 常に同じネイティブなエンコーディングを使用して Web コンテナインスタンスを起動するようにします。