Sun Java System Access Manager 7 2005Q4 リリースノート

Sun Fire T1000 および T2000 サーバーのチューニングに関する注意点

Access Manager が Sun Fire T1000 または T2000 サーバーにインストールされている場合、パッチ 5 の Web Server 6.1 および Application Server 8 用のチューニングスクリプトは、JVM GC ParallelGCThreads パラメータを 8 に設定します。

-XX:ParallelGCThreads=8

このパラメータは、32 スレッドを実行可能なシステムでは不必要に多い可能性があるガベージコレクションスレッドの数を減らします。ただし、Sun Fire T1000 または T2000 サーバーなどの 32 仮想 CPU マシンで、フルガベージコレクションのアクティビティーが最小限に抑えられている場合は、この値を 16 - 20 まで増やすことができます。

また、CoolThreads テクノロジによる CMT プロセッサを搭載した Solaris SPARC システムでは、/etc/opt/SUNWam/config/AMConfig.properties ファイルの末尾に次のプロパティーを追加することをお勧めします。

com.sun.am.concurrencyRate=value

value のデフォルトは 16 ですが、Sun Fire T1000 または T2000 サーバーのコア数に応じて、このプロパティーをさらに小さい値に設定できます。