Sun Java System Portal Server 6 2005Q4 リリースノート

Portal Server 6 2005Q4 について

Sun Java System Portal Server 6 は、エンドユーザーがリソースとアプリケーションにアクセスするためのポータルデスクトップです。また、Portal Server ソフトウェアは、ポータルデスクトップからイントラネットコンテンツの整理とアクセスを可能にする検索エンジンのインフラストラクチャーも提供します。さらに今回のリリースでは、コミュニケーションチャネルが Portal Server ソフトウェアとともにインストールされます。コミュニケーションチャネルは、メールチャネル、カレンダチャネル、アドレス帳チャネル、Instant Messaging チャネルで構成されます。

また Portal Server は、リモートユーザーがインターネットを経由して組織のネットワークとそのサービスに安全にアクセスできるようにする、Secure Remote Access もサポートします。また、このリリースは、組織に対して、従業員、ビジネスパートナー、一般の人々など、あらゆる対象読者向けにコンテンツ、アプリケーション、データへのアクセスを提供するセキュアなインターネットポータルを提供します。

Sun Java System Portal Server のこのリリースはメンテナンスリリースであり、新機能は含まれていません。

ここで説明する内容は次のとおりです。

このリリースに関する詳細情報

Sun Java Studio Creator 2 では、JSR-168 JSF ポートレットのサポートが追加されています。Creator 2 ツールで作成されたポートレットは、Sun Java Portal Server 6.3.1 に配備できます。Sun Java Studio Creator 2 とそのポートレットのサポートについては、次を参照してください。

Sun Java Studio Creator

http://developers.sun.com/prodtech/javatools/jscreator

Java Studio Creator 2

http://developers.sun.com/prodtech/javatools/jscreator

Sun Java Studio Creator 2 でのポートレットの作成

http://developers.sun.com/prodtech/javatools/jscreator/reference/fi/portlets.html

ポートレットアプリケーションの配備

http://developers.sun.com/prodtech/javatools/jscreator/reference/techart/2/portlet_deploy.html

Solaris のハードウェアおよびソフトウェア要件

次に、Portal Server のこのリリースに適するハードウェアおよびソフトウェアの要件を示します。

表 2 SolarisTM ハードウェアおよびソフトウェアの要件

コンポーネント 

プラットフォームの要件 

サポートされるプラットフォーム 

Sun UltraTM 60 または Sun Blade と同等、またはそれ以上のワークステーション

オペレーティングシステム 

SolarisTM 8、SolarisTM 9U6、または SolarisTM 10

RAM 

評価用インストールには 512M バイト必要 

通常配備には 1.2G バイト必要 

ディスクの空き容量 

Portal Server と関連アプリケーション用に 1G バイト必要 

スワップサイズ 

100M バイト 

Linux のハードウェアおよびソフトウェア要件

表 3 Linux のハードウェアおよびソフトウェア要件

コンポーネント 

プラットフォームの要件 

オペレーティングシステム 

Linux RedHat EL AS 2.1 u2 

Linux RedHat 3.0 

RAM 

評価用インストールには 512M バイト必要 

通常配備には 1.2G バイト必要 

ディスクの空き容量 

Portal Server と関連アプリケーション用に 1G バイト必要 

ソフトウェアの要件については、http://docs.sun.com/app/docs/doc/819-0815?l=ja にある『Sun Java Enterprise System リリースノート』を参照してください。

デフォルトパスとファイル名

このリリースノートで使用するデフォルトパスとファイル名の一覧を次の表に示します。

表 4 デフォルトパスとファイル名

項目 

説明 

PortalServer-base

Portal Server のベースインストールディレクトリを表します。Portal Server 2005Q4 のデフォルトベースインストールおよび製品ディレクトリは、使用するプラットフォームによって異なります。 

Solaris™ システム: /opt

Linux システム: /opt/sun

たとえばインストールルートが /opt (デフォルト) であれば、Portal Server は、Linux プラットフォームの場合には /opt/sun/portal に、Solaris プラットフォームの場合には /opt/SUNWps にインストールされます。

AccessManager-base

Access Manager のベースインストールディレクトリを表します。Access Manager 2005Q4 のデフォルトベースインストールおよび製品ディレクトリは、使用するプラットフォームによって異なります。 

SolarisTM システム: /opt/SUNWam

Linux システム: /opt/sun/identity

DirectoryServer-base

Sun Java System Directory Server のベースインストールディレクトリを表します。具体的なパス名については、製品マニュアルを参照してください。 

ApplicationServer-base

Sun Java System Application Server のベースインストールディレクトリを表します。具体的なパス名については、製品マニュアルを参照してください。 

WebServer-base

Sun Java System Web Server、BEA WEblogic 8.1 SP2、または IBM WebSphere のベースインストールディレクトリを表します。具体的なパス名については、製品マニュアルを参照してください。 

インストール後の設定

この節は次の項目で構成されています。

psconfig スクリプト

「あとで設定」オプションを指定し、Sun Java Enterprise System インストーラによって Portal Server をインストールした場合は、psconfig スクリプトを使用して Portal Server コンポーネント製品を設定します。この節の後の方に示すチェックリストに、Portal Server コンポーネント製品の設定で使用するパラメータを示します。

Procedurepsconfig スクリプトを実行するには

手順
  1. 端末ウィンドウのルートとして、psconfig スクリプトが格納されたディレクトリに移動します。

    cd PortalServer-base SUNWps/lib

  2. 設定は、対話型モードで実行するか、サイレントファイルを使用して実行できます。


    注 –

    サンプルの pssamplesilent ファイルは、PortalServer-base/SUNWps/lib にあります。使用する前に、設定状態に合わせてこのファイルに変更を加えてください。


    最小インストールを実行した場合は、psconfig スクリプトを使用して、インストールした Portal Server を設定する必要があります。次のチェックリストに、インストール後の設定で必要になる値を示します。使用する値は、実行するインストール方法に応じて異なります。

Portal Server と Secure Remote Access の設定用チェックリスト

次の表では、インストール後の設定作業で必要になる値すべての一覧を 3 列にまとめています。使用する値は、実行するインストール方法に応じて異なります。最初の列はパラメータの一覧、2 番目の列はデフォルト値の一覧、そして 3 番目の列は説明の一覧です。チェックリストは次のように構成されています。


注 –

Portal Server のデフォルトベースインストールおよび製品ディレクトリは、使用するプラットフォームによって異なります。

Solaris™ システム: /opt

Linux システム: /opt/sun

たとえばインストールルートが /opt (デフォルト) であれば、Portal Server は、Linux プラットフォームの場合には /opt/sun/portal に、Solaris プラットフォームの場合には /opt/SUNWps にインストールされます。



注 –

パラメータがコンテナに適用されない場合は、この表には記載されていません。


表 5 コンポーネントの選択

パラメータ 

デフォルト値 

説明 

COMPONENTS

設定する Sun Java System Portal Server のコンポーネント 

1,2,3,4,5 

PortalServer を設定する場合は「1」に設定します。 

Secure Remote Access Core を設定する場合は「2」に設定します。 

ゲートウェイを設定する場合は「3」に設定します。 

NetletProxy を設定する場合は「4」に設定します。 

RewriterProxy を設定する場合は「5」に設定します。 

複数のコンポーネントを設定するには、各エントリの間をカンマ (,) で区切ってください。 

表 6 ベースディレクトリ

パラメータ 

デフォルト値 

説明 

BASEDIR

BASEDIR

Sun Java System Portal Server コンフィギュレータのコンポーネントがインストールされているディレクトリ 

 

Java Enterprise System インストーラを使用して Portal Server ソフトウェアがインストールされるベースディレクトリです。 

ベースディレクトリは使用するプラットフォームによって異なります。 

たとえば、インストールルートが /opt (デフォルト) の場合は、次の場所に Portal Server がインストールされます。 

Linux プラットフォームの場合は /opt/sun/portal 

Solaris プラットフォームの場合は /opt/SUNWps 

PS_CONFIGURATION_MODE

Sun Java System コンフィギュレータを実行させる設定モード 

configure 

次のような値をとります。 

configure – Portal Server のコンポーネントを設定します。 

scrubds – Directory Server から Portal Server のコンポーネントエントリを削除します。 

unconfigurewithoutscrubds – Directory Server から Portal Server のコンポーネントエントリを削除せずに、それらのコンポーネントの設定を解除します。 

unconfigurewithscrubds – Portal Server の設定を解除し、Directory Server からコンポーネントエントリも削除します。 

表 7 配備情報

パラメータ 

デフォルト値 

説明 

PS_DEPLOY_TYPE

Portal Server が配備される Web コンテナです。Portal Server は次の製品に配備可能です。 

  • Sun Java System Web Server 表 8

  • Sun Java System Application Server 7.0 表 9

  • Sun Java System Application Server 8.1 表 10

  • BEA WebLogic Server 表 11

  • IBM WebSphere Application Server 表 12

SUNONE8

次のような値をとります。 

IWS = Sun Java System Web Server 

SUNONE = Sun Java System Application Server 7.0 

SUNONE8 = Sun Java System Application Server 8.1 

WEBLOGIC = BEA WebLogic Server 8.1 SP2 

WEBSPHERE = IBM WebSphere Application Server 

表 8 Sun Java System Web Server

パラメータ 

デフォルト値 

説明 

PS_DEPLOY_DIR

/opt/SUNWwbsvr

Sun Java System Web Server がインストールされているディレクトリです。 

PS_DEPLOY_INSTANCE

myportalbox.mydomain.com 

Portal Server で使用する Web サーバーインスタンスです。注: インスタンス名にはスペースを入れないでください。 

PS_DEPLOY_DOCROOT

/opt/SUNWwbsvr/docs

スタティックページを保持する Web Server ディレクトリです。 

PS_DEPLOY_ADMIN

admin

管理者ユーザー ID です。 

PS_DEPLOY_ADMIN_PROTOCOL

http

管理サーバーのプロトコルです。 

PS_DEPLOY_ADMIN_HOST

myportalbox.mydomain.com 

管理サーバーのホスト名です。 

PS_DEPLOY_ADMIN_PORT

8888

管理サーバーのポート番号です。 

PS_DEPLOY_JDK_DIR

/usr/jdk/entsys-j2se

Web コンテナが使用中の JDK ディレクトリです。 

表 9 Sun Java System Application Server 7.0

パラメータ 

デフォルト値 

説明 

PS_DEPLOY_DIR

/opt/SUNWappwerver7

Sun Java System Application Server 7.0 がインストールされているディレクトリです。 

PS_DEPLOY_DOMAIN

/var/opt/SUNWappserver7/domains/domain1

Sun Java System Application Server ドメインには、インスタンスのセットがあります。 

指定されるドメインは、Portal Server が使用するインスタンスを含みます。このドメインは、あらかじめ設定されている必要があります。 

PS_DEPLOY_INSTANCE

server1

Portal Server の配備先となる Sun Java System Application Server インスタンスの名前です。 

このインスタンスは、あらかじめ設定されている必要があります。インスタンス名にはスペースを入れないでください。 

PS_DEPLOY_DOCROOT

/var/opt/SUNWappserver7/domains/domain1/server1/docroot

スタティックページを保持する Application Server ディレクトリです。 

PS_DEPLOY_ADMIN

admin

管理者ユーザー ID です。 

PS_DEPLOY_ADMIN_PROTOCOL

http

管理サーバーのプロトコルです。 

PS_DEPLOY_ADMIN_HOST

myportalbox.mydomain.com 

管理サーバーのホスト名です。 

PS_DEPLOY_ADMIN_PORT

4848

管理サーバーのポート番号です。 

PS_DEPLOY_JDK_DIR

/usr/jdk/entsys-j2se

Web コンテナが使用している JDK ディレクトリです。 

表 10 Sun Java System Application Server 8.1

パラメータ 

デフォルト値 

説明 

PS_DEPLOY_DIR

/opt/SUNWappserver/appserver

Sun Java System Application Server 8.1 がインストールされているディレクトリです。 

PS_DEPLOY_DOMAIN

domain1

Sun Java System Application Server ドメインには、インスタンスのセットがあります。指定されるドメインは、Portal Server が使用するインスタンスを含みます。 

このドメインは、あらかじめ設定されている必要があります。 

PS_DEPLOY_INSTANCE_DIR

/var/opt/SUNWappserver/domains/domain1

指定されたドメインのフルパスで、Portal Server 用に指定されます。 

PS_DEPLOY_INSTANCE

server

Portal Server の配備先となる Sun Java System Application Server インスタンスの名前です。 

このインスタンスは、あらかじめ設定されている必要があります。インスタンス名にはスペースを入れないでください。 

PS_DEPLOY_DOCROOT

/var/opt/SUNWappserver/domains/domain1/docroot

スタティックページを保持する Application Server ディレクトリです。 

PS_DEPLOY_ADMIN

admin

管理者ユーザー ID です。 

PS_DEPLOY_ADMIN_PROTOCOL

https

管理サーバーのプロトコルです。 

PS_DEPLOY_ADMIN_HOST

myportalbox.mydomain.com 

管理サーバーのホスト名です。 

PS_DEPLOY_ADMIN_PORT

4849

管理サーバーのポート番号です。 

PS_DEPLOY_JDK_DIR

/usr/jdk/entsys-j2se

Web コンテナが使用している JDK ディレクトリです。 

表 11 BEA WebLogic Server

パラメータ 

デフォルト値 

説明 

PS_DEPLOY_DIR

/usr/local/bea

BEA がインストールされているディレクトリです。 

PS_DEPLOY_DOMAIN

mydomain 

BEA WebLogic Server ドメインには、インスタンスのセットがあります。指定されるドメインは、Portal Server が使用するインスタンスを含みます。このドメインは、あらかじめ設定されている必要があります。 

PS_DEPLOY_INSTANCE

myserver 

Portal Server の配備先となる BEA WebLogic Server インスタンスの名前です。 

このインスタンスは、あらかじめ設定されている必要があります。名前にスペースを含めることはできません。 

Portal Server を管理サーバーインスタンスにインストールする場合、この値は管理サーバーインスタンスの名前になります。それ以外の場合は、管理対象サーバーインスタンスの名前です。 

PS_DEPLOY_DOCROOT

/usr/local/bea/user_projects/domains/mydomain/applications

DefaultWebApp のドキュメントルート値は、Portal Server ソフトウェアを実行する BEA WebLogic Server インスタンスに配備する必要があります。 

DefaultWebApp は、デフォルト Web アプリケーションであり、このアプリケーションから BEA WebLogic Server のスタティックコンテンツが提供されます。デフォルトでは、BEA WebLogic Server のインストール時に定義または作成されるドメイン (mydomain) およびサーバーインスタンスにのみ配備されます。つまり、ユーザー独自の BEA WebLogic Server またはドメインを作成する場合は、ディレクトリを新規サーバーの配備ディレクトリにコピーするか、BEA WebLogic Server 管理コンソールを使用することにより、ユーザー独自のサーバーまたはドメインに DefaultWebApp を配備する必要があります。 

デフォルト Web アプリケーションの設定方法の詳細については、BEA WebLogic Server のマニュアルを参照してください。 

PS_DEPLOY_ADMIN

weblogic

管理者ユーザー ID です。 

PS_DEPLOY_ADMIN_PROTOCOL

http

管理サーバーのプロトコルです。 

PS_DEPLOY_ADMIN_HOST

myportalbox.mydomain.com 

管理サーバーのホスト名です。 

PS_DEPLOY_ADMIN_PORT

7001

管理サーバーのポート番号です。 

PS_DEPLOY_JDK_DIR

/usr/local/bea/jdk141_03

BEA WebLogic Server が使用している JDK ディレクトリです。 

PS_DEPLOY_PRODUCT_DIR

/usr/local/bea/weblogic81

BEA WebLogic Server ソフトウェアがインストールされているディレクトリです。 

PS_DEPLOY_PROJECT_DIR

user_projects

ユーザープロジェクトのディレクトリです。BEA WebLogic のインストール時に入力した値を使用します。 

PS_DEPLOY_DOMAINS_DIR

domains

BEA WebLogic Server ドメインを含むディレクトリの名前です。 

PS_WEBLOGIC_CONFIG_DIR

/usr/local/bea/user_projects/domains/mydomain

BEA WebLogic Server ドメインのフルパスです。 

表 12 IBM WebSphere Application Server

パラメータ 

デフォルト値 

説明 

PS_DEPLOY_DIR

/opt/WebSphere/Express51/AppServer

IBM WebSphere Application Server ソフトウェアがインストールされているディレクトリです。 

PS_DEPLOY_INSTANCE

server1

Portal Server の配備先となるインスタンスの名前です。このインスタンスは、あらかじめ設定されている必要があります。 

Portal Server は、たとえば「Default-Server」や「Default Server」のように、名前の中にハイフンやスペースのあるアプリケーションサーバーのインスタンスまたはドメインにインストールできません。 

PS_DEPLOY_DOCROOT

/opt/IBMHTTPD/htdocs/en_US

スタティックページを保持するディレクトリです。このディレクトリは、Sun Java System Identity Server のインストール時に作成されます。 

PS_DEPLOY_ADMIN

admin

管理者ユーザー ID です。 

PS_DEPLOY_ADMIN_PROTOCOL

http

管理サーバーのプロトコルです。 

PS_DEPLOY_ADMIN_HOST

myportalbox.mydomain.com 

管理サーバーのホスト名です。 

PS_DEPLOY_ADMIN_PORT

7080

管理サーバーのポート番号です。 

PS_DEPLOY_JDK_DIR

/usr/jdk/entsys-j2se

Web コンテナが使用している JDK ディレクトリです。 

PS_DEPLOY_NODE

myportalbox 

 

PS_DEPLOY_CELL

myportalbox 

 

PS_DEPLOY_VIRTUAL_HOST

default_host 

IBM WebSphere のインストール時に入力した値を使用します。 

表 13 Portal Server 情報

パラメータ 

デフォルト値 

説明 

PS_DEPLOY_URI

/portal

URI は、Web サーバーまたはアプリケーションサーバー上の空間であり、Portal Server が使用します。 

配備 URI の値の先頭にはスラッシュを置き、かつスラッシュを 1 つだけ使用する必要があります。ただし、配備 URI を「/」だけにすることはできません。 

PS_LOAD_BALANCER_URL

Portal Server インスタンスを制御するロードバランサ 

http://myportalbox.mydomain.com:80/portal

ロードバランサ URL を何も使用していない場合は、Portal Server URL を使用します。 http://fully-qualified-domain: port/portal-deploy_uri

たとえば、http://myportalbox.mydomain.com:80/portal とします。

PS_PROTOCOL

http

Portal Server へのアクセス時に使用するプロトコルです。値として http や https を指定します。 

PS_HOST

 

Portal Server の完全修飾名 

PS_PORT

 

Portal Server へのアクセスで使用するポート番号です。 

表 14 Access Manager 情報

パラメータ 

デフォルト値 

説明 

PS_IDSAME_ADMIN_PASSWORD

管理者 (amadmin) パスワード 

 

Sun Java System Identity Server ソフトウェアのインストール時に選択したトップレベルの管理者 (amadmin) パスワードです。 

PS_IDSAME_LDAPUSER_PASSWORD

内部 LDAP 認証ユーザーパスワード 

 

Sun Java System Identity Server のインストール時に選択した内部 LDAP 認証ユーザーパスワードです。 

PS_DS_DIRMGR_DN

Directory Manager DN 

cn=Directory Manager

Sun Java System Directory Server のインストール時に選択した Directory Manager DN です。 

PS_DS_DIRMGR_PASSWORD

Directory Manager パスワード 

 

Sun Java System Directory Server のインストール時に選択した Directory Manager パスワードです。 

PS_DEPLOY_ADMIN_PASSWORD

配備管理者パスワード 

 

Web コンテナの管理者パスワードです。 

表 15 Secure Remote Access 情報

パラメータ 

デフォルト値 

説明 

SRA_GW_PROTOCOL

ゲートウェイプロトコル 

https

ゲートウェイが使用するプロトコルです。ゲートウェイは、Secure Socket Layer (SSL) を使用して通信します。 

SRA_GW_PORT

ゲートウェイポート 

443

ゲートウェイが待機するポートです。 

SRA_GATEWAY_PROFILE

ゲートウェイプロファイル名 

default

ゲートウェイプロファイルには、ゲートウェイが待機するポート、SSL オプション、プロキシオプションなど、ゲートウェイの設定に関連するすべての情報が保存されています。ゲートウェイ管理コンソールで複数のプロファイルを作成し、ゲートウェイの別のインスタンスと別のプロファイルを関連付けることができます。 

『Sun Java System Portal Server Secure Remote Access 6 2005Q4 管理ガイド』の「ゲートウェイプロファイルの作成」を参照してください。 

SRA_SERVER_DOMAIN

portal-server-domain-name

Portal Server がインストールされているマシンのドメイン名です。 

SRA_GW_DOMAIN

ゲートウェイドメイン 

gateway-domain-name

ゲートウェイマシンのドメイン名です。 

SRA_IDSAME_ADMIN_PASSWORD

管理者 (amadmin) パスワード 

 

Sun Java System Identity Server ソフトウェアのインストール時に選択したトップレベルの管理者 (amadmin) パスワードです。 

SRA_IDSAME_LDAPUSER_PASSWORD

内部 LDAP 認証ユーザーパスワード 

 

Sun Java System Identity Server のインストール時に選択した内部 LDAP 認証ユーザーパスワードです。 

SRA_DS_DIRMGR_DN

Directory Manager DN 

cn=Directory Manager

Sun Java System Directory Server のインストール時に選択した Directory Manager DN です。 

SRA_DS_DIRMGR_PASSWORD

Directory Manager パスワード 

 

Sun Java System Directory Server のインストール時に選択した Directory Manager パスワードです。 

SRA_DEPLOY_ADMIN_PASSWORD

配備管理者パスワード 

 

Web コンテナの管理者パスワードです。 

SRA_LOG_USER_PASSWORD

ゲートウェイロギングのユーザーパスワード 

 

これにより、ルートアクセス権を持たない管理者もゲートウェイのログファイルを見ることができます。 

Samplesilentfile を以下に示します。

################################################################################

#

# Install/Config components (Use comma (,) to separate entries ):

#

# 1. PortalServer

# 2. Secure Remote Access Core

# 3. Gateway

# 4. NetletProxy

# 5. RewriterProxy

#

################################################################################

COMPONENTS=1,2,3,4,5

BASEDIR=/opt

################################################################################

# Portal Server keys

################################################################################

##################### PS_CONFIGURATION_MODE possible values

####################

#

# configure - Configure the Portal Server Components.

# scrubds - Remove the Portal Server Components entries from the Directory Server.

# unconfigurewithoutscrubds - Unconfigure the Portal Server Components without removing the entries from the Directory Server.

# unconfigurewithscrubds - Unconfigure the Portal Server and also remove the entries from the Directory Server.

#

################################################################################

PS_CONFIGURATION_MODE=configure

##################### PS_DEPLOY_TYPE possible values###########################

#

# IWS = WebServer

# SUNONE = AppServer 7

# SUNONE8 = AppServer8.1

# WEBLOGIC = BEA WebLogic

# WEBSPHERE = IBM WebSphere

#

################################################################################

PS_DEPLOY_TYPE=SUNONE8

##################### PS_DEPLOY_DIR possible values############################

#

# /opt/SUNWwbsvr = WebServer

# /opt/SUNWappserver7 = AppServer 7

# /opt/SUNWappserver/appserver = AppServer 8.1

# /usr/local/bea = BEA WebLogic

# /opt/WebSphere/AppServer = IBM WebSphere

#

################################################################################

PS_DEPLOY_DIR=/opt/SUNWappserver/appserver

##################### PS_DEPLOY_DOMAIN possible values#########################

#

# null = WebServer

# /var/opt/SUNWappserver7/domains/domain1 = AppServer 7.0

# domain1 = AppServer 8.1

# mydomain = BEA WebLogic

# null = IBM WebSphere

#

################################################################################

PS_DEPLOY_DOMAIN=domain1

#################### PS_DEPLOY_INSTANCE_DIR possible values########################

#

# /var/opt/SUNWappserver/domains/domain1 = AppServer8.1

# null - for other containers.

#

################################################################################

PS_DEPLOY_INSTANCE_DIR=/var/opt/SUNWappserver/domains/domain1

##################### PS_DEPLOY_INSTANCE possible values#######################

#

# myportalbox.mydomain.com = WebServer

# server1 = AppServer 7.0

# server = AppServer 8.1

# myserver = BEA WebLogic

# server1 = IBM WebSphere

#

################################################################################

PS_DEPLOY_INSTANCE=server

##################### PS_DEPLOY_DOCROOT possible values#########################

#

# /opt/SUNWwbsvr/docs = WebServer

# /var/opt/SUNWappserver7/domains/domain1/server1/docroot = AppServer 7.0

# /var/opt/SUNWappserver/domains/domain1/docroot = AppServer 8.1

# /usr/local/bea/user_projects/domains/mydomain/applications = BEA WebLogic

# /opt/IBMHttpd/docs = IBM WebSphere

#

################################################################################

PS_DEPLOY_DOCROOT=/var/opt/SUNWappserver/domains/domain1/docroot

PS_DEPLOY_ADMIN=admin

PS_DEPLOY_ADMIN_PROTOCOL=https

PS_DEPLOY_ADMIN_HOST=myportalbox.mydomain.com

PS_DEPLOY_ADMIN_PORT=4848

####################### PS_DEPLOY_JDK_DIR possible values########################

#

#/usr/local/bea/jdk141_03 = BEA WebLogic (Please change this to your weblogic JDK Dir in your setup)

#/usr/jdk/entsys-j2se = for other containers.

#

###################################################################################

PS_DEPLOY_JDK_DIR=/usr/jdk/entsys-j2se

###################### PS_DEPLOY_PRODUCT_DIR possible values####################

#

# /usr/local/bea/weblogic81 = BEA WebLogic

# null - for other containers.

#

################################################################################

PS_DEPLOY_PRODUCT_DIR=null

#################### PS_DEPLOY_PROJECT_DIR possible values####################

#

# user_projects = BEA WebLogic

# null - for other containers.

#

################################################################################

PS_DEPLOY_PROJECT_DIR=null

######################## PS_DEPLOY_DOMAINS_DIR possible values###############

#

# domains = BEA WebLogic

# null - for other containers.

#

################################################################################

PS_DEPLOY_DOMAINS_DIR=null

################## PS_WEBLOGIC_CONFIG_DIR possible values#####################

#

# /usr/local/bea/user_projects/domains/mydomain = BEA WebLogic

# null - for other containers.

#

################################################################################

PS_WEBLOGIC_CONFIG_DIR=null

##################### PS_DEPLOY_NODE possible values##########################

#

# myportalbox = IBM WebSphere

# null - for other containers.

#

################################################################################

PS_DEPLOY_NODE=null

##################### PS_DEPLOY_CELL possible values##########################

#

# myportalbox = IBM WebSphere

# null - for other containers.

#

################################################################################

PS_DEPLOY_CELL=null

#################### PS_DEPLOY_VIRTUAL_HOST possible values##################

#

# default_host = IBM WebSphere

# null - for other containers.

#

################################################################################

PS_DEPLOY_VIRTUAL_HOST=null

PS_DEPLOY_URI=/portal

PS_LOAD_BALANCER_URL=http://myportalbox.mydomain.com:80/portal

PS_PROTOCOL=http

PS_HOST=myportalbox.mydomain.com

PS_PORT=80

PS_IDSAME_ADMIN_PASSWORD=admin123

PS_IDSAME_LDAPUSER_PASSWORD=test1234

PS_DS_DIRMGR_DN=cn=Directory Manager

PS_DS_DIRMGR_PASSWORD=admin123

PS_DEPLOY_ADMIN_PASSWORD=admin123

################################################################################

# SRACore keys

################################################################################

SRA_GW_PROTOCOL=http

SRA_GW_PORT=443

SRA_GATEWAY_PROFILE=default

SRA_SERVER_DOMAIN=mydomain.com

SRA_GW_DOMAIN=mydomain.com

SRA_IDSAME_ADMIN_PASSWORD=admin123

SRA_IDSAME_LDAPUSER_PASSWORD=test1234

SRA_DS_DIRMGR_DN=cn=Directory Manager

SRA_DS_DIRMGR_PASSWORD=admin123

SRA_DEPLOY_ADMIN_PASSWORD=admin123

SRA_LOG_USER_PASSWORD=admin123

################################################################################

# Gateway keys

################################################################################

GW_PROTOCOL=https

GW_HOST=mygwbox.mydomain.com

GW_PORT=443

GW_IP=129.158.227.209

GW_GATEWAY_PROFILE=default

GW_LOAD_BALANCER_URL=http://mygwbox.mydomain.com:80/portal

GW_CERT_INFO=”CN=$GW_HOST,L=Santa

Clara,ST=California,C=us,O=Portal,OU=Sun”

GW_SRA_LOG_USER_PASSWORD=admin123

GW_CERT_DB_PASSWORD=admin123

################################################################################

ゲートウェイの設定用チェックリスト

「ゲートウェイの設定用チェックリスト」は、3 列で構成されるゲートウェイのインストール用チェックリストの表です。

表 16 ゲートウェイの設定用チェックリスト

パラメータ 

デフォルト値 

説明 

GW_PROTOCOL

https

ゲートウェイが使用するプロトコルです。ゲートウェイは、通常 Secure Socket Layer (SSL) を使用して通信します。 

GW_HOST

mygwbox.mydomain.com 

ゲートウェイがインストールされているマシンのホスト名です。 

GW_PORT

443

ゲートウェイマシンが待機するポートです。 

GW_IP

gw-host-ip-address

IP アドレスは、Sun Java System Identity Server ではなく、ゲートウェイがインストールされているマシンのアドレスにしてください。 

GW_GATEWAY_PROFILE

ゲートウェイプロファイル名 

default

ゲートウェイプロファイルには、ゲートウェイが待機するポート、SSL オプション、プロキシオプションなど、ゲートウェイの設定に関連するすべての情報が保存されています。ゲートウェイ管理コンソールで複数のプロファイルを作成し、ゲートウェイの別のインスタンスと別のプロファイルを関連付けることができます。『Sun Java System Portal Server Secure Remote Access 6 2005Q4 管理ガイド』の「ゲートウェイプロファイルの作成」を参照してください。

GW_LOAD_BALANCER_URL

Portal Server インスタンスを制御するロードバランサ 

 

ロードバランサ URL を何も使用していない場合は、Portal Server URL を使用します。http://fully-qualified-domain: port/portal-deploy_uri。たとえば、http://myportalbox.mydomain.com:80/portal とします。

GW_CERT_INFO

 

証明書情報は、次の形式で指定します。 

CN=$GW_HOST、L=市区町村名、ST= 都道府県名、C=国名を示す 2 文字コード、O=所属組織名、OU= 所属部門名

たとえば、「CN=$GW_HOST,L=SantaClara,ST=California,C=us,O=Portal,OU=Sun」のようになります。 

GW_SRA_LOG_USER_PASSWORD

ゲートウェイロギングのユーザーパスワード 

 

これにより、ルートアクセス権を持たない管理者もゲートウェイのログファイルを見ることができます。 

GW_CERT_DB_PASSWORD

証明書データベースパスワード 

 

任意のパスワードを選択できます。 

証明書情報 

組織 (O) 

MyOrganization 

所属組織名。 

部門 (OU) 

MyDivision 

所属部門名。 

市区町村 (L) 

MyCity 

市区町村名。 

都道府県 (ST) 

MyState 

都道府県名。 

2 文字の国コード (C) 

us 

国名を示す 2 文字コード。 

証明書データベースパスワード 

 

任意のパスワードを選択できます。 

パスワードの再入力 

 

確認のためパスワードを再入力します。 

Netlet プロキシの設定用チェックリスト

「Netlet プロキシの設定用チェックリスト」は、3 列で構成される Netlet プロキシのインストール用チェックリストの表です。最初の列にはパラメータが示されています。2 列目はデフォルト値です。3 列目は、パラメータについて説明しています。

表 17 Netlet プロキシの設定用チェックリスト

パラメータ 

デフォルト値 

説明 

NLP_PROTOCOL

https

Netlet プロキシが使用するプロトコルです。Netlet プロキシは、通常 Secure Socket Layer (SSL) を使用して通信します。 

NLP_HOST

myportalbox.mydomain.com 

Netlet プロキシがインストールされているマシンのホスト名です。 

NLP_PORT

10555

Netlet プロキシが待機するポートです。 

NLP_IP

host-ip-address

IP アドレスは、Sun Java System Identity Server ではなく、Netlet プロキシがインストールされているマシンのアドレスにしてください。 

NLP_GATEWAY_PROFILE

ゲートウェイプロファイル名 

default

Portal Server または Secure Remote Access サポートをインストールしたときに指定したのと同じプロファイル名を指定します。 

詳細については、『Sun Java System Portal Server Secure Remote Access 6 2005Q4 管理ガイド』の「ゲートウェイプロファイルの作成」を参照してください。 

NLP_LOAD_BALANCER_URL

Portal Server インスタンスを制御するロードバランサ 

 

ロードバランサ URL を何も使用していない場合は、Portal Server URL を使用します。http:// fully-qualified-domain:port/ portal-deploy-uri

たとえば、http://myportalbox.mydomain.com:80/portal とします。

NLP_CERT_INFO

 

証明書情報は、「CN=$GW_HOST, L=<市区町村名>,ST=<都道府県名>,C=<国名を示す 2 文字コード>,O=<所属組織名>,OU=<所属部門名>」の形式で指定してください。 

たとえば、「CN=$GW_HOST,L=SantaClara,ST=California,C=us,O=Portal,OU=Sun」のようになります。 

NLP_SRA_LOG_USER_PASSWORD

ゲートウェイロギングのユーザーパスワード 

 

これにより、ルートアクセス権を持たない管理者もゲートウェイのログファイルを見ることができます。 

Rewriter プロキシの設定用チェックリスト

「Rewriter プロキシの設定用チェックリスト」は、3 列で構成される Rewriter プロキシのインストール用チェックリストの表です。最初の列にはパラメータが示されています。2 列目はデフォルト値です。3 列目は、パラメータについて説明しています。

表 18 Rewriter プロキシのチェックリスト

パラメータ 

デフォルト値 

説明 

RWP_PROTOCOL

https

Rewriter プロキシが使用するプロトコルです。Rewriter プロキシは、通常 Secure Socket Layer (SSL) を使用して通信します。 

RWP_HOST

myportalbox.mydomain.com 

Rewriter プロキシがインストールされているマシンのホスト名です。 

RWP_PORT

10443

Rewriter プロキシが待機するポートです。 

RWP_IP

host-ip-address

IP アドレスは、Sun Java System Identity Server ではなく、Rewriter プロキシがインストールされているマシンのアドレスにしてください。 

RWP_GATEWAY_PROFILE

ゲートウェイプロファイル名 

default

Portal Server または Secure Remote Access サポートをインストールしたときに指定したのと同じプロファイル名を指定します。詳細については、『Sun Java System Portal Server Secure Remote Access 6 2005Q4 管理ガイド』の「ゲートウェイプロファイルの作成」を参照してください。 

RWP_LOAD_BALANCER_URL

Portal Server インスタンスを制御するロードバランサ 

 

ロードバランサ URL を何も使用していない場合は、Portal Server URL を使用します。http://fully-qualified-domain: port/portal-deploy-uri。たとえば、http://myportalbox.mydomain.com:80/portal とします。

RWP_CERT_INFO

 

証明書情報は、「CN=$GW_HOST, L=<市区町村名>,ST=<都道府県名>,C=<国名を示す 2 文字コード>,O=<所属組織名>,OU=<所属部門名>」の形式で指定してください。 

たとえば、「CN=$GW_HOST,L=SantaClara,ST=California,C=us,O=Portal,OU=Sun」のようになります。 

RWP_SRA_LOG_USER_PASSWORD

ゲートウェイロギングのユーザーパスワード 

 

これにより、ルートアクセス権を持たない管理者もゲートウェイのログファイルを見ることができます。 

対話型モードでの Portal Server の設定

Procedure対話型モードで Portal Server を設定するために psconfig スクリプトを使用するには

手順
  1. 端末ウィンドウ内でルートとして、psconfig スクリプトが格納されたディレクトリに移動します。

    cd PortalServer-base /lib

  2. Portal Server を対話型モードで設定するには、「./psconfig」と入力して psconfig スクリプトを実行し、その後、設定に関する質問に対して適切な答えを入力し設定作業を進めます。

Portal Server

Portal Server のチェックリストでは、最小インストール後の設定作業で必要になる値すべての一覧を 3 列にまとめています。使用する値は、実行するインストール方法に応じて異なります。

次の表では、最小インストール後の設定作業で必要になる値すべての一覧を 3 列にまとめています。使用する値は、実行するインストール方法に応じて異なります。次の情報の一覧を表に示します。

表 19 コンポーネントの選択

質問 

デフォルト値 

説明 

Select the component(s) for Installation or Uninstallation: 

1. Portal Server 

2. Secure Remote Access Core 

3. Gateway 

4. Netlet Proxy 

5. Rewriter Proxy 

  • PortalServer を設定する場合は「1」に設定します。

  • Secure Remote Access Core を設定する場合は「2」に設定します。

  • ゲートウェイを設定する場合は「3」に設定します。

  • NetletProxy を設定する場合は「4」に設定します。

  • RewriterProxy を設定する場合は「5」に設定します。

    複数のコンポーネントを設定するには、入力項目の間をカンマ (,) で区切ってください。

表 20 設定モード

質問 

デフォルト値 

説明 

Choose one of the following configuration options: 

1. configure 

2. scrubds 

3. unconfigurewithoutscrubds 

4. unconfigurewithscrubds 

configure 

configure – Portal Server のコンポーネントを設定します。 

scrubds – Directory Server から Portal Server のコンポーネントエントリを削除します。 

unconfigurewithoutscrubds – Directory Server から Portal Server のコンポーネントエントリを削除せずに、それらのコンポーネントの設定を解除します。 

unconfigurewithscrubds – Portal Server の設定を解除し、Directory Server からコンポーネントエントリも削除します。 

表 21 Portal Server 設定情報

質問 

デフォルト値 

説明 

What is the Portal Server Web Containers host 

myportalbox.mydomain.com 

Portal Server の完全修飾名 

Is the Portal Server Web Containers port secure 

No 

Portal Server へのアクセス時に使用するプロトコルです。設定する値は、プロトコルが http の場合は「No」、プロトコルが https の場合は「Yes」です。 

What is the Portal Server Web Containers port 

80 

Portal Server へのアクセスで使用するポート番号です。 

What is the Portal Server deployment URI 

/portal

URI は、Web サーバーまたはアプリケーションサーバー上の空間であり、Portal Server が使用します。配備 URI の値の先頭にはスラッシュを置き、かつスラッシュを 1 つだけ使用する必要があります。ただし、配備 URI を「/」だけにすることはできません。 

Choose the container to which the portalserver needs to be configured: 

1. Sun Java System Web Server 表 22

2. Sun Java System Application Server 8.1 表 23

3. Sun Java System Application Server 7.0 表 24

4. BEA WebLogic Application Server 表 25

5. IBM Websphere Application Server 表 26

Portal Server が配備される Web コンテナです。次のような値をとります。 

1 = Sun Java System Web Server 

2 = Sun Java System Application Server 7.0 

3 = Sun Java System Application Server 8.1 

4 = BEA WebLogic Server 8.1 SP2 

5= IBM WebSphere Application Server 

表 22 Sun Java System Web Server

質問 

デフォルト値 

説明 

Where is the Web Container installed 

/opt/SUNWwbsvr

Sun Java System Web Server がインストールされているディレクトリです。 

What is the Web Container instance 

myportalbox.mydomain.com 

Portal Server で使用する Web サーバーインスタンスです。注: インスタンス名にはスペースを入れないでください。 

表 23 Sun Java System Application Server 7.0

質問 

デフォルト値 

説明 

Where is the Web Container installed 

/opt/SUNWappserver7

Sun Java System Application Server 7.0 がインストールされているディレクトリです。 

What is the Web Container domain 

/var/opt/SUNWappserver7/domains/domain1

Sun Java System Application Server ドメインには、インスタンスのセットがあります。指定されるドメインは、Portal Server が使用するインスタンスを含みます。このドメインは、あらかじめ設定されている必要があります。 

What is the Web Container administrator 

admin 

管理者ユーザー ID です。 

What is the Web Container administration port 

4848 

管理サーバーのポート番号です。 

Is the Web Container administration port secure 

No 

Portal Server へのアクセス時に使用するプロトコルです。次のような値をとります。 

No: プロトコルが http の場合 

Yes: プロトコルが https の場合 

What is the Web Container instance 

server1 

Portal Server の配備先となる Sun Java System Application Server インスタンスの名前です。このインスタンスは、あらかじめ設定されている必要があります。インスタンス名にはスペースを入れないでください。 

What is the Web Container document root directory 

/var/opt/SUNWappserver7/domains/domain1/server1/docroot

スタティックページを保持する Application Server ディレクトリです。 

What is the Web Container administrator password 

 

Web コンテナの管理者パスワードです。 

表 24 Sun Java System Application Server 8.1

質問 

デフォルト値 

説明 

Where is the Web Container installed 

/opt/SUNWappserver/appserver

Sun Java System Application Server 8.1 がインストールされているディレクトリです。 

What is the Web Container domain 

domain1 

Sun Java System Application Server ドメインには、インスタンスのセットがあります。指定されるドメインは、Portal Server が使用するインスタンスを含みます。このドメインは、あらかじめ設定されている必要があります。 

What is the Web Container Deploy Instance Dir 

/var/opt/SUNWappserver/domains/domain1

指定されたドメインのフルパスで、Portal Server 用に指定されます。 

What is the Web Container Deploy Instance 

server 

Portal Server の配備先となる Sun Java System Application Server インスタンスの名前です。このインスタンスは、あらかじめ設定されている必要があります。インスタンス名にはスペースを入れないでください。 

What is the Web Container Document Directory 

/var/opt/SUNWappserver/domains/domain1/docroot

スタティックページを保持する Application Server ディレクトリです。 

Who is the Web Container administrator 

admin 

管理者ユーザー ID です。 

What is the HostName of the Machine where Web Container is Installed 

myportalbox.mydomain.com 

管理サーバーのホスト名です。 

Is the Web Container administration port secure 

Yes 

Portal Server へのアクセス時に使用するプロトコルです。設定する値は、プロトコルが http の場合は「No」、プロトコルが https の場合は「Yes」です。 

What is the Web Container administration port 

4849 

管理サーバーのポート番号です。注: Sun Java Application Server 8.1 のデフォルト管理者ポート番号は「4849」です。 

What is the Web Container administrator password 

 

Web コンテナの管理者パスワードです。 

表 25 BEA WebLogic Server

質問 

デフォルト値 

説明 

Where is the Web Container Home Directory 

/usr/local/bea

BEA がインストールされているディレクトリです。 

Where is the Web Container Product Directory 

/usr/local/bea/weblogic81

BEA WebLogic Server ソフトウェアがインストールされているディレクトリです。 

What is the Web Container domain 

mydomain 

BEA WebLogic Server ドメインには、インスタンスのセットがあります。指定されるドメインは、Portal Server が使用するインスタンスを含みます。このドメインは、あらかじめ設定されている必要があります。 

What is the Web Container administrator 

weblogic 

管理者ユーザー ID です。 

What is the HostName of the Machine where Web Container is Installed 

myportalbox.mydomain.com 

Portal Server のホスト名です。 

What is the Web Container administration port 

7001 

管理サーバーのポート番号です。 

Is the Web Container administration port secure 

No 

管理サーバーのプロトコルです。 

No: プロトコルが http の場合 

Yes: プロトコルが https の場合 

What is the User Projects Directory 

user_projects

ユーザープロジェクトのディレクトリです。BEA WebLogic のインストール時に入力した値を使用します。 

What is the Deploy Domains Directory 

domains

BEA WebLogic Server ドメインを含むディレクトリの名前です。 

What is the Web Container Configuration Directory Location 

/usr/local/bea/user_projects/domains/mydomain

BEA WebLogic Server ドメインのフルパスです。 

What is the Web Container instance 

myserver 

Portal Server の配備先となる BEA WebLogic Server インスタンスの名前です。このインスタンスは、あらかじめ設定されている必要があります。名前にスペースを含めることはできません。Portal Server を管理サーバーインスタンスにインストールする場合、この値は管理サーバーインスタンスの名前になります。それ以外の場合は、管理対象サーバーインスタンスの名前です。 

What is the Web Container document root directory 

/usr/local/bea/user_projects/domains/mydomain/applications

DefaultWebApp のドキュメントルート値は、Portal Server ソフトウェアを実行する BEA WebLogic Server インスタンスに配備する必要があります。DefaultWebApp は、デフォルト Web アプリケーションであり、このアプリケーションから BEA WebLogic Server のスタティックコンテンツが提供されます。デフォルトでは、BEA WebLogic Server のインストール時に定義または作成されるドメイン (mydomain) およびサーバーインスタンスにのみ配備されます。 

ユーザー独自の BEA WebLogic Server またはドメインを作成する場合は、ディレクトリを新規サーバーの配備ディレクトリにコピーするか、BEA WebLogic Server 管理コンソールを使用することにより、ユーザー独自のサーバーまたはドメインに DefaultWebApp を配備する必要があります。 

デフォルト Web アプリケーションの設定方法の詳細については、BEA WebLogic Server のマニュアルを参照してください。 

What is the Web Container JDK Home 

/usr/local/bea/jdk141_03

BEA WebLogic Server が使用している JDK ディレクトリです。 

What is the Web Container administrator password 

 

Web コンテナの管理者パスワードです。 

Again 

 

Web コンテナの管理者パスワードを再入力します。 

表 26 IBM WebSphere Application Server

質問 

デフォルト値 

説明 

Where is the Web Container installed 

/opt/WebSphere/Express51/AppServer

IBM WebSphere Application Server ソフトウェアがインストールされているディレクトリです。 

What is the Virtual Host Name 

default_host 

IBM WebSphere のインストール時に入力した値を使用します。 

What is the Node name 

myportalbox 

 

What is the Cell name 

myportalbox 

 

Instance nickname 

server1 

Portal Server の配備先となるインスタンスの名前です。このインスタンスは、あらかじめ設定されている必要があります。Portal Server は、たとえば「Default-Server」や「Default Server」のように、名前の中にハイフンやスペースのあるアプリケーションサーバーのインスタンスまたはドメインにインストールできません。 

What is the Web Container document root directory 

/opt/IBMHTTPD/htdocs/en_US

スタティックページを保持するディレクトリです。このディレクトリは、Sun Java System Identity Server のインストール時に作成されます。 

What is the Web Container JDK Home 

/usr/jdk/entsys-j2se

Web コンテナが使用している JDK ディレクトリです。 

表 27 ロードバランサ情報

質問 

デフォルト値 

説明 

PS_LOAD_BALANCER_URL Load balancer controlling Portal Server Instances 

http://myportalbox.mydomain.com:80/portal

ロードバランサ URL を何も使用していない場合は、Portal Server URL を使用します。http:// fully-qualified-domain:port/ portal-deploy-uri

たとえば次のようになります。 

http://myportalbox.mydomain.com:80/portal

表 28 Access Manager 情報

質問 

デフォルト値 

説明 

What is the Access Manager Administrator (amadmin) Password 

Administrator (amadmin) Password 

 

Sun Java System Identity Server ソフトウェアのインストール時に選択したトップレベルの管理者 (amadmin) パスワードです。 

Again 

 

トップレベルの管理者 (amadmin) パスワードを再入力します。 

What is the Access Manager Internal LDAP Authentication User Password 

Internal LDAP Authentication User Password 

 

Sun Java System Identity Server のインストール時に選択した内部 LDAP 認証ユーザーパスワードです。 

Again 

 

内部 LDAP 認証ユーザーパスワードを再入力します。 

What is the Directory Manager DN 

Directory Manager DN 

cn=Directory Manager 

Sun Java System Directory Server のインストール時に選択した Directory Manager DN です。 

What is the Directory Manager Password 

Directory Manager Password 

 

Sun Java System Directory Server のインストール時に選択した Directory Manager パスワードです。 

Again 

 

Directory Manager のパスワードを再入力します。 

PS_DEPLOY_ADMIN_PASSWORD 

Deploy AdministratorPassword 

 

Web コンテナの管理者パスワードです。 

表 29 Secure Remote Access コア設定情報

質問 

デフォルト値 

説明 

What is the Gateway protocol 

Gateway Protocol 

https 

ゲートウェイが使用するプロトコルです。ゲートウェイは、Secure Socket Layer (SSL) を使用して通信します。 

What is the Portal Server domain 

Portal Server Domain 

portal-server-domain-name

Portal Server がインストールされているマシンのドメイン名です。 

What is the Gateway domain 

Gateway Domain 

gateway-domain-name

ゲートウェイマシンのドメイン名です。 

What is the Gateway port 

Gateway Port 

443 

ゲートウェイが待機するポートです。 

What is the Gateway profile 

Gateway Profile Name 

default 

ゲートウェイプロファイルには、ゲートウェイが待機するポート、SSL オプション、プロキシオプションなど、ゲートウェイの設定に関連するすべての情報が保存されています。 

ゲートウェイ管理コンソールで複数のプロファイルを作成し、ゲートウェイの別のインスタンスと別のプロファイルを関連付けることができます。 

『Sun Java System Portal Server Secure Remote Access 6 2005Q4 管理ガイド』の「ゲートウェイプロファイルの作成」を参照してください。 

What is the Gateway logging user password 

Gateway Logging User Password 

 

これにより、ルートアクセス権を持たない管理者もゲートウェイのログファイルを見ることができます。 

Again 

 

ゲートウェイロギングのユーザーパスワードを再入力します。 

ゲートウェイ

ゲートウェイの設定用チェックリストは、3 列で構成される、ゲートウェイの設定用チェックリストを含む表です。最初の列はパラメータの一覧です。2 列目にはパラメータのデフォルト値を示しています。3 列目はパラメータの説明です。

表 30 ゲートウェイの設定用チェックリスト

質問 

デフォルト値 

説明 

What is the Gateway protocol 

https 

ゲートウェイが使用するプロトコルです。ゲートウェイは、通常 Secure Socket Layer (SSL) を使用して通信します。 

What is the Gateway host 

mygwbox.mydomain.com 

ゲートウェイがインストールされているマシンのホスト名です。 

What is the Gateway port 

443 

ゲートウェイマシンが待機するポートです。 

What is the Gateway IP Address 

gw-host-ip-address

IP アドレスは、Sun Java System Identity Server ではなく、ゲートウェイがインストールされているマシンのアドレスにしてください。 

What is the Gateway profile Gateway Profile Name 

default 

ゲートウェイプロファイルには、ゲートウェイが待機するポート、SSL オプション、プロキシオプションなど、ゲートウェイの設定に関連するすべての情報が保存されています。 

ゲートウェイ管理コンソールで複数のプロファイルを作成し、ゲートウェイの別のインスタンスと別のプロファイルを関連付けることができます。 

Sun Java System Portal Server Secure Remote Access 6 2005Q4 管理ガイド』の「ゲートウェイプロファイルの作成」を参照してください。

What is the Gateway logging user password 

Gateway Logging User Password 

 

これにより、ルートアクセス権を持たない管理者もゲートウェイのログファイルを見ることができます。 

Again 

 

ゲートウェイロギングのユーザーパスワードを再入力します。 

What is the Portal Server Load Balancer URL 

Load balancer controlling Portal Server Instances. 

 

ロードバランサ URL を何も使用していない場合は、Portal Server URL を使用します。http:// fully-qualified-domain:port/ portal-deploy-uri

たとえば、http://myportalbox.mydomain.com:80/portal とします。

証明書情報 

What is the name of your organization 

MyOrganization 

所属組織名。 

What is the name of your division 

MyDivision 

所属部門名。 

What is the name of your city or locality 

MyCity 

市区町村名。 

What is the name of your state or province 

MyState 

都道府県名。 

What is the two-letter country code 

us 

国名を示す 2 文字コード。 

What is the password for the Certificate Database 

 

任意のパスワードを選択できます。 

Again 

 

確認のため証明書データベースのパスワードを再入力します。 

Netlet プロキシ

「Netlet プロキシの設定用チェックリスト」は、3 列で構成される Netlet プロキシの設定用チェックリストの表です。最初の列はパラメータの一覧です。2 列目はデフォルト値の一覧です。3 列目は説明です。

表 31 Netlet プロキシの設定用チェックリスト

質問 

デフォルト値 

説明 

What is the Netlet Proxy protocol 

https 

Netlet プロキシが使用するプロトコルです。Netlet プロキシは、通常 Secure Socket Layer (SSL) を使用して通信します。 

What is the Netlet Proxy host 

myportalbox.mydomain.com 

Netlet プロキシがインストールされているマシンのホスト名です。 

What is the Netlet Proxy port 

10555 

Netlet プロキシが待機するポートです。 

What is the Netlet Proxy IP Address 

host-ip-address

IP アドレスは、Sun Java System Identity Server ではなく、Netlet プロキシがインストールされているマシンのアドレスにしてください。 

What is the Gateway profile 

Gateway Profile Name 

default 

Portal Server または Secure Remote Access サポートをインストールしたときに指定したのと同じプロファイル名を指定します。 

詳細については、『Sun Java System Portal Server Secure Remote Access 6 2005Q4 管理ガイド』の「ゲートウェイプロファイルの作成」を参照してください。

What is the Gateway logging user password 

Gateway Logging User Password 

 

これにより、ルートアクセス権を持たない管理者もゲートウェイのログファイルを見ることができます。 

Again 

 

ゲートウェイロギングのユーザーパスワードを再入力します。 

What is the Portal Server Load Balancer URL 

Load balancer controlling Portal Server Instances. 

 

ロードバランサ URL を何も使用していない場合は、Portal Server URL を使用します。http:// fully_qualified_domain:port/ portal_deploy_uri

たとえば、http://myportalbox.mydomain.com:80/portal とします。

証明書情報 

What is the name of your organization 

MyOrganization 

所属組織名。 

What is the name of your division 

MyDivision 

所属部門名。 

What is the name of your city or locality 

MyCity 

市区町村名。 

What is the name of your state or province 

MyState 

都道府県名。 

What is the two-letter country code 

us 

国名を示す 2 文字コード。 

What is the password for the Certificate Database 

 

任意のパスワードを選択できます。 

Again 

 

確認のため証明書データベースのパスワードを再入力します。 

Rewriter プロキシ

「Rewriter プロキシの設定用チェックリスト」は、3 列で構成される、Rewriter プロキシの設定用チェックリストを含む表です。最初の列はパラメータの一覧です。2 列目はデフォルト値の一覧です。3 列目は説明です。

表 32 Rewriter プロキシの設定用チェックリスト

質問 

デフォルト値 

説明 

What is the Rewriter Proxy protocol 

https 

Rewriter プロキシが使用するプロトコルです。Rewriter プロキシは、通常 Secure Socket Layer (SSL) を使用して通信します。 

What is the Rewriter Proxy host 

myportalbox.mydomain.com 

Rewriter プロキシがインストールされているマシンのホスト名です。 

What is the Rewriter Proxy port 

10443 

Rewriter プロキシが待機するポートです。 

What is the Rewriter Proxy IP Address 

host-ip-address

IP アドレスは、Sun Java System Identity Server ではなく、Rewriter プロキシがインストールされているマシンのアドレスにしてください。 

What is the Gateway profile 

Gateway Profile Name 

default 

Portal Server または Secure Remote Access サポートをインストールしたときに指定したのと同じプロファイル名を指定します。 

詳細については、『Sun Java System Portal Server Secure Remote Access 6 2005Q4 管理ガイド』の「ゲートウェイプロファイルの作成」を参照してください。

What is the Gateway logging user password 

Gateway Logging User Password 

 

これにより、ルートアクセス権を持たない管理者もゲートウェイのログファイルを見ることができます。 

Again 

 

ゲートウェイロギングのユーザーパスワードを再入力します。 

What is the Portal Server Load Balancer URL 

Load balancer controlling Portal Server Instances. 

 

ロードバランサ URL を何も使用していない場合は、Portal Server URL を使用します。http:// fully-qualified-domain:port/ portal-deploy-uri

たとえば、http://myportalbox.mydomain.com:80/portal とします。

証明書情報 

What is the name of your organization 

MyOrganization 

所属組織名。 

What is the name of your division 

MyDivision 

所属部門名。 

What is the name of your city or locality 

MyCity 

市区町村名。 

What is the name of your state or province 

MyState 

都道府県名。 

What is the two-letter country code 

us 

国名を示す 2 文字コード。 

What is the password for the Certificate Database 

 

任意のパスワードを選択できます。 

Again 

 

確認のため証明書データベースのパスワードを再入力します。 

インストール後のタスクの詳細については、「Portal Server のインストール後のタスク」を参照してください。

サイレントモードでの Portal Server の設定

samplesilent ファイルを使用して Portal Server を設定するには、PortalServer-baseSUNWps/lib にある pssamplesilent ファイルを修正して、psconfig スクリプトを実行します。

Procedureサイレントモードで Portal Server を設定するために pssamplesilent ファイルを使用するには

手順
  1. 端末ウィンドウ内でルートとして、psconfig スクリプトが格納されたディレクトリに移動します。

    cd PortalServer-base SUNWps/lib

  2. 次のように入力します。

    ./psconfig -s pssamplesilentfile

    インストール後のタスクの詳細については、「Portal Server のインストール後のタスク」を参照してください。

Portal Server のインストール後のタスク

次のコンポーネントそれぞれに対して、インストール後タスクを実行する必要があります。

ProcedurePortal Server にアクセスするには

始める前に

Portal Server または Identity Server の管理コンソールを開くには、まず Directory Server と Web コンテナを起動する必要があります。

手順

    次のコマンドを使用して、ローカルにインストールされている Directory Server を起動します。

    /var/opt/mps/serverroot/slapd-hostname/start-slapd

    次のインストール後タスクは、Portal Server を配備した Web コンテナの種類によって異なります。

    • Sun Java System Web Server

    • Sun Java System Application Server

    • BEA WebLogic Server

    • IBM WebSphere Application Server

ProcedureSun Java System Web Server を起動するには

手順
  1. 管理インスタンスを起動します。端末ウィンドウで次のように入力します。


    cd WebServer-base/SUNWwbsrv/https-webserver-instance-name
    ./start

    または

  2. Sun Java System Web Server の管理コンソールにアクセスします。

  3. 「変更の適用」をクリックして、Web コンテナを再起動します。

ProcedureSun Java System Application Server 7.0 を起動するには

手順

    端末ウィンドウで、ディレクトリをアプリケーションサーバーのインスタンスユーティリティーディレクトリに変更し、startserv スクリプトを実行します。次の例は、デフォルトのアプリケーションサーバードメインとインスタンスが使用されていることを前提としています。

    cd /var/opt/SUNWappserver7/domains/domain1/server1/bin
    ./startserv

    asadmin ユーティリティーを使用して、または Sun Java System Application Server 管理コンソールから Sun Java System Application Server を停止および起動する方法については、Sun Java System Application Server のマニュアルを参照してください。

ProcedureSun Java System Application Server 8.1 インスタンスを設定するには

手順
  1. ドメインインスタンスを停止します。端末ウィンドウで次のように入力します。

    /opt/SUNWappserver/appserver/bin/asadmin stop-domain domainname

    たとえば次のようになります。

    /opt/SUNWappserver/appserver/bin/asadmin stop-domain domain1

  2. ドメインインスタンスを起動します。端末ウィンドウで次のように入力します。

    /opt/SUNWappserver/appserver/bin/asadmin start-domain --user administrator-user-name --password administartor-user-password domainname

    たとえば次のようになります。

    /opt/SUNWappserver/appserver/bin/asadmin start-domain --user admin --password password domain1

ProcedureBEA WebLogic Server に Portal Server を配備するには

始める前に

Portal Server は、次の手順を実行する前にインストールする必要があります。

手順
  1. /var/sadm/install/logs/Java_Enterprise_System_install.BMMddhhmm ファイルにエラーがないかどうかを確認します。

    MM = 月

    dd = 日

    hh = 時

    mm = 分

  2. すべての BEA WebLogic Server インスタンス (管理サーバーと管理対象サーバー) を停止します。

  3. BEA WebLogic 管理サーバーインスタンスを起動します。管理対象インスタンスにインストールした場合は、管理対象インスタンスも起動します。

  4. コマンド行から、次のコマンドを実行します。

    PortalServer-base/bin/deploy

    配備 URI のデフォルト値とサーバーインスタンス名を選択し、プロンプトが表示されたら BEA WebLogic Server の管理パスワードを入力します。

  5. Portal Server が配備されている BEA WebLogic Server インスタンスを再起動します。Web コンテナインスタンスの起動方法については、Web コンテナのマニュアルを参照してください。


    注 –

    管理対象サーバーのインストールの場合は、.war ファイルが配備されません。.war ファイルは、BEA WebLogic Server 管理コンソールを使用して配備してください。


    LDAP、UNIX、匿名などの複数の認証方法をサポートする場合は、各認証タイプを Core 認証サービスに追加して、認証メニューを作成する必要があります。詳細については、『Sun Java System Portal Server 6 2005Q4 管理ガイド』を参照してください。

ProcedureIBM WebSphere Application Server に Portal Server を配備するには

手順
  1. /var/sadm/install/logs/Java_Enterprise_System_install.BMMddhhmm ファイルにエラーがないかどうかを確認します。

  2. アプリケーションサーバーインスタンスとアプリケーションサーバーノードを停止し、再起動します。Web コンテナインスタンスの起動方法については、Web コンテナのマニュアルを参照してください。

  3. コマンド行から、次のコマンドを実行します。

    PortalServer-base/bin/deploy

    配備 URI のデフォルト値とサーバーインスタンス名を選択し、プロンプトが表示されたら IBM WebSphere Server の管理パスワードを入力します。

サードパーティー Web コンテナへの JSR168 サンプルポートレットと WSRP サンプルのインストール

Java Enterprise Server インストーラを使用して Portal Server および Access Manager SDK をインストールした後、次のいずれかの方法を使用して、JSR168 サンプルポートレットまたは WSRP サンプルをインストールします。BEA WebLogic Server™ または IBM WebSphere® Application Server を使用する場合は、JSR168 サンプルポートレットと WSRP サンプルの両方をインストールします。Sun Java System Web Server または Sun Java System Application Server を使用する場合は、WSRP サンプルをインストールします。


注 –

Mobile Access は IBM WebSphere または BEA WebLogic をサポートしていません。


ProcedureBEA WebLogic または IBM WebSphere に JSR168 サンプルポートレットおよび WSRP サンプルをインストールするには

始める前に

次の手順は、Solaris プラットフォームに Portal Server をインストールする場合にのみ適用されます。

手順
  1. BEA WebLogic 8.1 または IBM WebSphere Application Server 5.1 インスタンスを再起動します。

  2. 次のコマンドを実行して、JSR168 ポートレットのサンプルをインストールします。

    PortalServer-base/lib/postinstall_PortletSamples

    プロンプトが表示されたら、Access Manager の管理パスワードと Application Server の管理パスワードを入力します。

    portletsamples.war ファイルが配備されます。

  3. PATH の設定に /usr/bin が含まれていることを確認します。これは、スクリプトの awk の部分を正常に実行するために必要です。

  4. 次のコマンドを実行して WSRP サンプルを設定します。

    • PortalServer-base/samples/wsrpproducer/producersampleconfig

      プロンプトが表示されたら、Access Manager の管理パスワードを入力します。

      • PortalServer-base/samples/wsrpconsumer/consumersampleconfig

        プロンプトが表示されたら、Access Manager の管理パスワードを入力します。

ProcedureWeb Server または Application Server 上に WSRP サンプルをインストールするには

始める前に

Portal Server および Access Manager SDK を、Sun Java System Web Server 6.1 および Sun Java System Application Server 7 上にインストールした後に、次の手順を手動で行う必要があります。

手順
  1. Web Server または Application Server のインスタンスを再起動します。

  2. PATH の設定に /usr/bin が含まれていることを確認します。これは、スクリプトの awk の部分を正常に実行するために必要です。

  3. 次のコマンドを実行して WSRP サンプルを設定します。

    • PortalServer-base/samples/wsrpproducer/producersampleconfig

      プロンプトが表示されたら、Access Manager の管理パスワードを入力します。

      • PortalServer-base/samples/wsrpconsumer/consumersampleconfig

        プロンプトが表示されたら、Access Manager の管理パスワードを入力します。

Secure Remote Access

ユーザーセッションがタイムアウトになるか、ユーザーセッションのログアウト動作が行われると、Sun Java System Identity Server はセッション通知をゲートウェイに送信します。Sun Java System Identity Server が HTTP モードで実行している場合でも、HttpsURLConnection を使用して SSL クライアントとして動作し、通知を送信します。SSL サーバー (ゲートウェイ) に接続するので、信頼できる CA リストの一部としてゲートウェイ CA 証明書を持っているか、自己署名証明書を許可するオプションを用意するようにします。


注 –

CA を信頼できる CA リストに追加する方法は、定義されているプロトコルハンドラによって異なります。


HttpsURLConnection を作成するには、Java 仮想マシン (JVM™) の -Djava.protocol.handler.pkgs プロパティーを設定する必要があります。

Portal Server が Sun Java System Web Server、Sun Java System Application Server、または BEA WebLogic Server で稼働している場合、このプロパティーはデフォルトで正しく com.iplanet.services.com に設定されます。Sun Java System Identity Server のパッケージには、HttpsURLConnection の実装があり、AMConfig.properties ファイルで com.iplanet.am.jssproxy.trustAllServerCerts=true フラグを追加することにより、SSL サーバーから自己署名証明書を受け入れるオプションを提供しています。

-Djava.protocol.handler.pkgs は、IBM WebSphere Application Server の場合には、デフォルトで設定されません。サポートするアプリケーションサーバーに実装された HttpsURLConnection では、それぞれ独自のデフォルトハンドラ (JSSE 実装または カスタム SSL 実装など) を使用する必要があります。

Procedure複数のポータルでの複数のゲートウェイの設定

第 2 のポータルに第 2 のゲートウェイをインストールする場合は、第 2 のポータルをポイントするように Cookie URL の転送値を手動で更新する必要があります。

手順
  1. Access Manager 管理コンソールにログインします。

  2. 「サービス設定」タブを選択します。

  3. 「ゲートウェイ」をクリックします。

  4. 第 2 のポータルを Cookie URL の転送リストに追加します。

Procedureゲートウェイの起動と停止

手順
  1. 次のコマンドを使用してゲートウェイを起動します。

    gateway-base/SUNWps/bin/gateway -n new-profile-name start

    default は、インストール時に作成されたゲートウェイプロファイルのデフォルト名です。独自のプロファイルを後で作成し、その新しいプロファイルを使用してゲートウェイを再起動できます。『Sun Java System Portal Server Secure Remote Access 6 2005Q4 管理ガイド』の第 2 章「ゲートウェイプロファイルの作成」を参照してください。

    複数のゲートウェイインスタンスがある場合は、次のように入力します。

    gateway-base/SUNWps/bin/gateway start


    注 –

    ゲートウェイのインストール時に、インストールオプションの後で「ゲートウェイの起動」に「y」を選択した場合は、この手順は不要です。



    注 –

    必ず、起動させるインスタンスの設定ファイルだけを /etc/opt/SUNWps ディレクトリに格納しておいてください。


    特定のノードで稼働しているゲートウェイインスタンスすべてを停止するには、次のコマンドを使用します。

    gateway-base/SUNWps/bin/gateway stop

    Netlet およびゲートウェイでは、PAC ファイルをサポートする場合に、SUNWrhino としてバンドルされている Rhino JavaScript™ パーサーが必要になります。このパーサーは、ゲートウェイと Portal Server ノードにインストールする必要があります。インストールするには、次の手順に従います。

  2. 現在のディレクトリから pkgadd -d . SUNWrhino を実行して、このパッケージを追加します。

  3. package-base-dir/js.jar を、次のディレクトリにコピーします。

    ${JAVA_HOME}/jre/lib/ext

Netlet プロキシと Rewriter プロキシ

Netlet プロキシと Rewriter プロキシを起動する前に、ゲートウェイプロファイルが、Netlet プロキシと Rewriter プロキシのオプションを指定して更新されていることを確認してください。


注 –

すべてのユーザーに対するアクセスリストサービスを有効にして、ゲートウェイ経由のアクセスが許可されるようにしてください。


Sun Java System Portal Server のソフトウェア NetFile では、Windows にアクセスするために、SUNWjcifs としてバンドルされている jCIFS ライブラリが必要です。このライブラリは、Portal Server ノードにのみインストールする必要があります。インストールするには、次の手順に従います。

ProcedurejCIFS ライブラリをインストールするには

手順
  1. 現在のディレクトリから pkgadd -d . SUNWjcifs を実行して、このパッケージを追加します。

  2. portal-server-install-base/SUNWps/lib/postinstall_JCIFS コマンドを実行します。

  3. portal-server-install-base/SUNWps/bin/undeploy コマンドを実行します。

  4. portal-server-install-base/SUNWps/bin/deploy コマンドを実行します。

  5. サーバーを再起動します。

Portal Server のインストールの検証

Portal Server 管理コンソールとデスクトップへのアクセス

ProcedureSun Java System Identity Server の管理コンソールにアクセスするには

手順
  1. ブラウザを開きます。

  2. protocol://hostname.domain:port/amconsole と入力します。

    たとえば次のようになります。

    http://example.com:80/amconsole

  3. 管理者名とパスワードを入力して管理コンソールを表示します。

    この名前とパスワードは、Sun Java System Identity Server ソフトウェアのインストール時に指定したものです。

Portal Server のデスクトップにアクセスするには

デスクトップにアクセスして、Portal Server インストールを検証します。次の URL を使用してデスクトップにアクセスします。protocol://fully-qualified-hostname:port/portal-URI

たとえば次のようになります。

http://example.com:80/portal

デスクトップにアクセスすると、認証なしのデスクトップが表示されます。これによりユーザーは、認証を受けるデスクトップの URL に自動的にアクセスし、デスクトップへのアクセス権が与えられます。

例外が発生せずにサンプルのポータルデスクトップが表示された場合は、Portal Server が正常にインストールされています。

Procedureゲートウェイのインストールの検証

手順
  1. 次のコマンドを実行して、指定されたポート (デフォルトポートは 443) でゲートウェイが動作しているかどうかをチェックします。

    netstat -an | grep port-number

    ゲートウェイが動作していない場合は、デバッグモードでゲートウェイを起動し、コンソールに表示されるメッセージを見ます。次のコマンドを使用して、ゲートウェイをデバッグモードで起動します。

    PortalServer-base/bin/gateway -n profilename start debug

    または、platform.conf.profilename ファイルで gateway.debug 属性を message に設定した後で、ログファイルを調べます。詳細については、『Sun Java System Portal Server Secure Remote Access 6 2005Q4 管理ガイド』の第 2 章「ゲートウェイ」にある platform.conf ファイルの理解についての節を参照してください。

  2. ブラウザで次のようにゲートウェイの URL を入力し、セキュアモードで Portal Server を実行します。

    https://gateway-machine-name :portnumber

    インストール時にデフォルトポート 443 番を選択した場合は、そのポート番号を指定する必要はありません。

  3. ユーザー名として amadmin、およびインストール時に指定したパスワードを使用して、Identity Server 管理コンソールに管理者としてログインします。

    これにより、管理コンソールで、新規の組織、ロール、およびユーザーを作成し、必要なサービスと属性を割り当てることができます。