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| Sun Java System Message Queue 3 2005Q4 管理ガイド | |
第 18 章
メトリックスのリファレンスこの章では、Message Queue 製品によって生成されるメトリックスを一覧表示して説明します。この章では、次の節について説明します。
JVM メトリックス表 18-1 では、ブローカプロセスの JVM ヒープについてブローカが生成するメトリックスデータを一覧表示して説明します。各メトリックスについて、どのメトリックス監視ツールでそれが提供されるかも示します。
表 18-1 JVM メトリックス
メトリックス量
説明
imqcmd metrics bkr
(metricType)ログファイル
メトリックスメッセージ
(metrics topic)1JVM heap: free memory
JVM ヒープに使用可能な空きメモリー量
あり
(cxn)あり
あり
(...jvm)JVM heap: total memory
現在の JVM ヒープサイズ
あり
(cxn)あり
あり
(...jvm)JVM heap: max memory
JVM ヒープサイズを拡大可能な上限
なし
あり2
あり
(...jvm)
1メトリックストピック送信先名については、表 10-7 を参照してください。
2ブローカの起動時にだけ表示されます。
ブローカ全体のメトリックス表 18-2 では、ブローカ全体のメトリックス情報についてブローカが報告するデータを一覧表示して説明します。また、各種メトリックス監視ツールを使用してどのデータを取得できるかも示しています。
表 18-2 ブローカ全体のメトリックス
メトリックス量
説明
imqcmd metrics bkr
(metricType)ログファイル
メトリックスメッセージ
(metrics topic)1接続データ
Num connections
現在開いているブローカへの接続の数
あり
(cxn)あり
あり
(...broker)Num threads
すべての接続サービスで現在使用されているスレッドの合計数
あり
(cxn)あり
なし
Min threads
接続サービスで使用するために、スレッドプールに保持している作成済みのスレッド数
あり
(cxn)あり
なし
Max threads
接続サービスで使用するために、スレッドプールに保持するスレッドの最大数。新しいスレッドは、それ以上追加されなくなります
あり
(cxn)あり
なし
格納済みのメッセージデータ
Num messages
現在、ブローカのメモリーと持続ストアに格納されているペイロードメッセージの数
なし
query bkr を使用なし
あり
(...broker)Total message bytes
現在、ブローカのメモリーと持続ストアに格納されているペイロードメッセージのバイト数
なし
query bkr を使用なし
あり
(...broker)メッセージフローデータ
Num messages in
ブローカが最後に起動された以降にブローカで受信したペイロードメッセージの数
あり
(ttl)あり
あり
(...broker)Message bytes in
ブローカが最後に起動された以降にブローカで受信したペイロードメッセージバイト数
あり
(ttl)あり
あり
(...broker)Num packets in
ブローカが最後に起動された以降にブローカで受信したパケットの数。ペイロードメッセージと制御メッセージの両方が含まれます
あり
(ttl)あり
あり
(...broker)Packet bytes in
ブローカが最後に起動された以降にブローカで受信したパケットバイト数。ペイロードメッセージと制御メッセージの両方が含まれます
あり
(ttl)あり
あり
(...broker)Num messages out
ブローカが最後に起動された以降にブローカから送信したペイロードメッセージの数
あり
(ttl)あり
あり
(...broker)Message bytes out
ブローカが最後に起動された以降にブローカから送信したペイロードメッセージバイト数
あり
(ttl)あり
あり
(...broker)Num packets out
ブローカが最後に起動された以降にブローカから送信したパケットの数。ペイロードメッセージと制御メッセージの両方が含まれます
あり
(ttl)あり
あり
(...broker)Packet bytes out
ブローカが最後に起動された以降にブローカから送信したパケットバイト数。ペイロードメッセージと制御メッセージの両方が含まれます
あり
(ttl)あり
あり
(...broker)Rate messages in
ブローカで受信するペイロードメッセージの現在のフローレート
あり
(rts)あり
なし
Rate message bytes in
ブローカで受信するペイロードメッセージバイト数の現在のフローレート
あり
(rts)あり
なし
Rate packets in
ブローカで受信するパケットの現在のフローレート。ペイロードメッセージと制御メッセージの両方を含みます
あり
(rts)あり
なし
Rate packet bytes in
ブローカで受信するパケットバイト数の現在のフローレート。ペイロードメッセージと制御メッセージの両方を含みます
あり
(rts)あり
なし
Rate messages out
ブローカから送信するペイロードメッセージの現在のフローレート
あり
(rts)あり
なし
Rate message bytes out
ブローカから送信するペイロードメッセージバイト数の現在のフローレート
あり
(rts)あり
なし
Rate packets out
ブローカから送信するパケットの現在のフローレート。ペイロードメッセージと制御メッセージの両方を含みます
あり
(rts)あり
なし
Rate packet bytes out
ブローカから送信するパケットバイト数の現在のフローレート。ペイロードメッセージと制御メッセージの両方を含みます
あり
(rts)あり
なし
送信先データ
Num destinations
ブローカ内の物理的な送信先の数
なし
なし
あり
(...broker)
接続サービスのメトリックス表 18-3 では、個々の接続サービスについてブローカが報告するメトリックスデータを一覧表示して説明します。また、各種メトリックス監視ツールを使用してどのデータを取得できるかも示しています。
送信先メトリックス表 18-4 では、個々の送信先についてブローカが報告するメトリックスデータを一覧表示して説明します。また、各種メトリックス監視ツールを使用してどのデータを取得できるかも示しています。
表 18-4 送信先メトリックス
メトリックス量
説明
imqcmd metrics dst
(metricType)ログファイル
メトリックスメッセージ
(metrics topic)1コンシューマのデータ
Num consumers
現在のコンシューマの数
トピックの場合、この値には、永続的でないサブスクリプション、アクティブな永続サブスクリプション、アクティブでない永続サブスクリプションが含まれます。キューの場合、この値には、アクティブなコンシューマとバックアップコンシューマが含まれます。
あり
(con)なし
あり
(...destName)Avg num consumers
ブローカが最後に起動された以降のコンシューマの数の平均
あり
(con)なし
あり
(...destName)Peak num consumers
ブローカが最後に起動された以降のコンシューマの数のピーク
あり
(con)なし
あり
(...destName)Num active consumers
現在のアクティブなコンシューマの数
あり
(con)なし
あり
(...destName)Avg num active consumers
ブローカが最後に起動された以降のアクティブなコンシューマの数の平均
あり
(con)なし
あり
(...destName)Peak num active consumers
ブローカが最後に起動された以降のアクティブなコンシューマの最大時の数
あり
(con)なし
あり
(...destName)Num backup consumers
現在のバックアップコンシューマの数。キューにだけ適用されます
あり
(con)なし
あり
(...destName)Avg num backup consumers
ブローカが最後に起動された以降のバックアップコンシューマ数の平均。キューにだけ適用されます
あり
(con)なし
あり
(...destName)Peak num backup consumers
ブローカが最後に起動された以降のバックアップコンシューマの最大時の数。キューにだけ適用されます
あり
(con)なし
あり
(...destName)格納済みのメッセージデータ
Num messages
現在、送信先メモリーと持続ストアに格納されているペイロードメッセージの数
あり
(con)
(ttl)
(rts)
query dst でも可なし
あり
(...destName)Avg num messages
ブローカが最後に起動された以降に送信先メモリーと持続ストアに格納されたペイロードメッセージ数の平均
あり
(con)
(ttl)
(rts)なし
あり
(...destName)Peak num messages
ブローカが最後に起動された以降に送信先メモリーと持続ストアに格納されたペイロードメッセージの最大時の数
あり
(con)
(ttl)
(rts)なし
あり
(...destName)Total message bytes
現在、送信先メモリーと持続ストアに格納されているペイロードメッセージのバイト数
あり
(ttl)
(rts)
query dst でも可なし
あり
(...destName)Avg total message bytes
ブローカが最後に起動された以降に送信先メモリーと持続ストアに格納されたペイロードメッセージバイト数の平均
あり
(ttl)
(rts)なし
あり
(...destName)Peak total message bytes
ブローカが最後に起動された以降に送信先メモリーと持続ストアに格納されたペイロードメッセージの最大時のバイト数
あり
(ttl)
(rts)なし
あり
(...destName)Peak message bytes
ブローカが最後に起動された以降に送信先が受信した、単一メッセージ内のペイロードメッセージの最大時のバイト数
あり
(ttl)
(rts)なし
あり
(...destName)メッセージフローデータ
Num messages in
ブローカが最後に起動された以降にこの送信先で受信したペイロードメッセージの数
あり
(ttl)なし
あり
(...destName)Msg bytes in
ブローカが最後に起動された以降にこの送信先で受信したペイロードメッセージバイト数
あり
(ttl)なし
あり
(...destName)Num messages out
ブローカが最後に起動された以降にこの送信先から送信したペイロードメッセージの数
あり
(ttl)なし
あり
(...destName)Msg bytes out
ブローカが最後に起動された以降にこの送信先から送信したペイロードメッセージバイト数
あり
(ttl)なし
あり
(...destName)Rate num messages in
送信先で受信するペイロードメッセージの現在のフローレート
あり
(rts)なし
なし
Rate num messages out
送信先から送信するペイロードメッセージの現在のフローレート
あり
(rts)なし
なし
Rate msg bytes in
送信先で受信するペイロードメッセージバイト数の現在のフローレート
あり
(rts)なし
なし
Rate Msg bytes out
送信先から送信するペイロードメッセージバイト数の現在のフローレート
あり
(rts)なし
なし
ディスク利用率データ
Disk reserved
メッセージレコードが使用する、送信先のファイルベースのストアにある、アクティブレコードと空きレコードを含むすべてのメッセージレコードによって使用されているディスクスペース (バイト単位)
あり
(dsk)なし
あり
(...destName)Disk used
送信先のファイルベースのストアにあるアクティブメッセージレコードによって使用されているディスクスペース (バイト単位)
あり
(dsk)なし
あり
(...destName)Disk utilization ratio
予約済みのディスクスペースに対する、使用されているディスクスペースの割合。割合が高いほど、アクティブメッセージを保持するためにより多くのディスクスペースが使用されています
あり
(dsk)なし
あり
(...destName)