データベースサブシステムは、Sleepycat Software の Berkeley DB (データベース API は未公開) を使用します。データベースサブシステムは、データベースとの間で予定、仕事 (作業)、アラームなどのカレンダデータを取得、格納します。カレンダデータは iCalendar 形式に基づいており、Calendar Server データに使用されるスキーマは iCalendar 標準のスーパーセットです。
データベースサブシステムは低次の形式でデータを返し、次にコア UI ジェネレータが、その低次のデータを変換して WCAP 経由で送信します。
配布されたカレンダデータベース用に、Calendar Server では Distributed Wire Protocol (DWP) を使用してネットワーク機能を提供します。詳細は、「分散型データベースサービス: csdwpd」を参照してください。
カレンダデータベースについては、第 16 章「csdb を使用した Calendar Server データベースの管理」を参照してください。