Sun Java Enterprise System 2005Q4 技術の概要

この章の重要な用語

この節では、この章で使用されている重要な技術用語について説明します。ここでは、用語間の関係や Java Enterprise System の文脈でどのように使用されているかの説明に重点を置いています。

配備

Java Enterprise System ソリューションのライフサイクルプロセスの段階の 1 つ。この段階では、配備シナリオに基づいて、配備設計の作成、実装、プロトタイプ作成、本稼働環境への展開が行われます。このプロセスの最終的な状態は配備 (配備されたソリューション) とも呼ばれます。

配備シナリオ

特定の Java Enterprise System ソリューションに対する論理アーキテクチャーと、そのソリューションがビジネスニーズを満たすために必要なサービス品質の要件。サービス品質の要件には、パフォーマンス、可用性、セキュリティー、保守性、およびスケーラビリティー/潜在能力に関する要件が含まれます。配備設計は、配備シナリオに基づいて開始されます。

開発

Java Enterprise System ソリューションの配備プロセスに含まれる作業の 1 つ。この作業によって、配備アーキテクチャーのカスタムコンポーネントがプログラミングおよびテストされます。

配備前

Java Enterprise System ソリューションのライフサイクルプロセスの段階の 1 つ。この段階では、ビジネスニーズに基づいて配備シナリオが作成されます。このシナリオには、論理アーキテクチャーおよびソリューションが満たす必要のある一連のサービス品質の要件が含まれます。

配備後

Java Enterprise System ソリューションのライフサイクルプロセスの段階の 1 つ。この段階では、分散型アプリケーションの起動、監視、調整によるパフォーマンスの最適化、および動的アップグレードによる新機能の追加が行われます。

リファレンス配備アーキテクチャー

パフォーマンス確認用に設計、実装、およびテストされた配備アーキテクチャー。リファレンス配備アーキテクチャーは、カスタムソリューションの配備アーキテクチャーを設計するときの開始点として使用されます。

ユースケース

分散型のエンタープライズアプリケーションによって実行される、1 つまたは一連のエンドユーザータスク。アプリケーションのパフォーマンスを設計、テスト、および測定するための基礎情報として使用されます。