複数の LDAP サーバーをユーザーまたはグループディレクトリとして指定することができます。これによって、1 つのサーバーに障害が発生しても別のサーバーが処理を引き継ぎます。
local.ugldaphost を複数の LDAP マシンに設定します。次に例を示します。
configutil -o local.ugldaphost -v "server1 server2 ..."
local.ugldapuselocal を yes に設定します。これによって、ユーザーまたはグループの LDAP 設定データはローカル設定ファイルに保存されます。これ以外の場合は、LDAP に保存されます。次に例を示します。
configutil -o local.ugldapuselocal -v yes
リストにある最初のサーバーに障害が発生した場合、既存の LDAP 接続はダウンしたとみなされ、新しい接続が確立されます。新規の LDAP 接続が必要な場合、LDAP ライブラリはすべての LDAP サーバーをリストされている順序で試します。
ユーザーまたはグループディレクトリ用のフェイルオーバーと同様に、設定ディレクトリ用のフェイルオーバーサーバーを設定することもできます。設定属性は local.ldaphost です。