Sun Java System Messaging Server 6 2005Q4 管理ガイド

配信エラーの頻度を監視する

配信エラーは、外部サイトへのメッセージの配信試行のエラーです。配信エラーの頻度の大幅な増加は、DNS サーバーの故障や、接続への応答時のリモートサーバーのタイムアウトなど、ネットワークに関する何らかの問題の兆候です。

配信エラーの頻度に関する問題の兆候

表面的な問題の兆候はありません。多数の Q レコードが mail.log_current に表示されます。

配信エラーの頻度を監視するには

配信エラーは、ログエントリコード Q とともに MTA ログに記録されます。msg_svr_base/data/log/mail.log_current ファイル内のレコードを確認します。次に例を示します。

mail.log:06-Oct-2003 00:24:03.66 501d.0b.9 ims-ms Q 5 durai.balusamy@Sun.COM rfc822;durai.balusamy@Sun.COM durai@ims-ms-daemon <00ce01c38bda$c7e2b240$6501a8c0@guindy> Mailbox is busy