ディスク制限容量を超えそうなユーザーに送信するメッセージは、以下の手順で定義します。メッセージはユーザーのメールボックスに送られます。
「制限容量」タブをクリックします。
ドロップダウンリストから使用言語を選択します。
ドロップダウンリストの下にあるメッセージテキストのフィールドに、送信するメッセージ内容を入力します。
「保存」をクリックします。
コマンド行
コマンド行で制限容量の警告メッセージを定義する場合は、以下のようになります。
configutil -o store.quotaexceededmsg -v ’message’
メッセージは RFC 822 形式でなければなりません。メッセージには少なくとも件名行を含むヘッダーがあり、$$、メッセージ本文がそのあとに続いている必要があります。$ は、新しい行を表します。使用しているシェルによっては、$ の前に \ を追加して、$ が持つ特殊な意味をエスケープする必要があることもあります (ほとんどの場合、$ はシェルのエスケープ文字)。次に例を示します。
configutil -o store.quotaexceededmsg -v ”Subject: WARNING: User quota exceeded$$User quota threshold exceeded - reduce space used.’
さらに、次の変数がサポートされます。
[ID] - ユーザー ID
[DISKUSAGE] - ディスク使用量
[NUMMSG] - メッセージの数
[PERCENT] - store.quotawarn パーセンテージ
[QUOTA] - mailquota 属性
[MSGQUOTA] - mailmsgquota 属性
次にこれらの変数の使用例を示します。
configutil -o store.quotaexceededmsg -v ”Subject: Overquota Warning$$[ID],$$Your mailbox size has exceeded [PERCENT] of its alloted quota.$Disk Usage: [DISKUSAGE]$Number of Messages: [NUMMSG]$Mailquota: [QUOTA]$Message Quota: [MSGQUOTA]$$-Postmaster’
警告メッセージの送信頻度を定義する場合は、以下のようになります。
configutil -o store.quotaexceededmsginterval -v number
この number は日数を示しています。たとえば、3 が入っていれば 3 日ごとにメッセージが送信されます。