ロードバランサプラグインを使用するように Microsoft Internet Information Services (IIS) を設定するには、Windows Internet Services Manager で特定のプロパティーを変更します。Internet Services Manager は、「コントロールパネル」フォルダの「管理ツール」フォルダに置かれています。
これらの変更は、Sun Java System Application Server をインストールしてから行います。
Internet Services Manager を開きます。
プラグインを有効にする Web サイトを選択します。
この Web サイトは通常、デフォルトの Web サイトと名付けられます。
この Web サイト上で右クリックして「プロパティー」を選択し、「プロパティー」ノートブックを開きます。
次の手順に従って、新しい ISAPI フィルタを追加します。
新しい仮想ディレクトリを作成および設定します。
システムの PATH 環境変数に、sun-passthrough.dll ファイルのパスおよび application_server_install_dir/bin を追加します。
マシンを再起動します。
Web サーバーを停止してから起動して、新しい設定を反映させます。
Web サーバーを停止するには、Web サイト上で右クリックして「停止」を選択します。Web サーバーを起動するには、Web サイト上で右クリックして「起動」を選択します。
Web サーバー、ロードバランサプラグイン、および Application Server が正常に動作していることを確認します。
Web ブラウザに以下のように入力して Web アプリケーションのコンテキストルートにアクセスします。http://webserver_name/ web_application。ここで、webserver_name は Web サーバーのホスト名または IP アドレスであり、web_application は C:\Inetpub\wwwroot\sun-passthrough\sun-passthrough.properties ファイルに一覧表示したコンテキストルートです。
インストーラは、sun-passthrough.properties 内に次のプロパティーを自動的に設定します。デフォルト値は変更可能です。
プロパティー |
定義 |
デフォルト値 |
---|---|---|
lb-config-file |
ロードバランサ設定ファイルへのパス |
IIS_www_root\sun-passthrough\loadbalancer.xml |
log-file |
ロードバランサログファイルへのパス |
IIS_www_root\sun-passthrough\lb.log |
log-level |
Web サーバーのログレベル |
INFO |