Sun Java System Application Server Enterprise Edition 8.1 2005Q2 高可用性 (HA) 管理ガイド

サーバーインスタンスの可用性の有効化

サーバーインスタンスの可用性を有効にするには、asadmin set コマンドを使用して、設定の availability-service.availability-enabled プロパティーを true に設定します。

たとえば、設定の名前が config1 の場合は、次のように指定します。


asadmin set --user admin --passwordfile password.txt 
--host localhost 
--port 4849 
config1.availability-service.availability-enabled="true"

Procedure管理コンソールを使用してサーバーインスタンスの可用性を有効にするには

  1. ツリーコンポーネントで、「設定」ノードを展開します。

  2. 編集する設定のノードを展開します。

  3. 「可用性サービス」ノードを選択します。

  4. 「可用性サービス」ページで、「可用性サービス」ボックスにチェックマークを付けて、インスタンスレベルの可用性を有効にします。

    無効にするには、このボックスのチェックマークを外します。

    さらに、セッションの持続性のために HADB への接続に使用する JDBC リソースを変更した場合は、格納プール名を変更できます。詳細については、configure-ha-cluster(1) を参照してください。

  5. 「保存」ボタンをクリックします。

  6. サーバーインスタンスを停止し、再起動します。