Sun Java System Portal Server 7 リリースノート

URL スクレーパ認証済みアクセス

URL スクレーパには、別の URL から認証済みコンテンツを取得し、パスワードで保護されているサイトからコンテンツをスクレープする機構があります。URL スクレーパは、指定された URL にユーザーの資格情報とともに要求を送ります。返送された Cookie は、セッションの追跡と、このサイトの以降の呼び出しに使用されます。

管理者は次の情報を指定します。

loginUrl

loginUrlは、ユーザー認証のために表示される HTML フォームの action 属性です。loginUrl は、スクレープする URL とは異なります。たとえば、http://my.yahoo.com をスクレープする場合、loginUrlhttp://login.yahoo.com/config/login です。

loginFormData

loginFormData には、HTTP クエリーパラメータとしてユーザーの資格情報が含まれます (認証のために渡す HTML フォーム属性など)。ここで、キーは HTML フォーム属性で、値は渡す必要のあるユーザー資格情報です。角括弧内の値は実行時に入力されます。

isHttpAuth

isHttpAuth (HTTP 認証) かどうかを指定します。現在は Http-Basic Auth (HTTP 基本認証) だけがサポートされています。ユーザーの資格情報を使用して、HTTP ヘッダーに承認ヘッダーが設定されます。

formData

URL を呼び出すときに送信する必要のあるデータです。