Sun N1 Service Provisioning System ユーザーズガイド (Windows 2000 Plug-In 3.0)

Registry File コンポーネントタイプ

このコンポーネントタイプのコンポーネントには、レジストリファイル (*.reg ) が含まれています。レジストリファイルとは、レジストリメタベースに追加またはメタベースから削除するキーおよび値を指定するテキストファイルです。


注 –

プロビジョニングソフトウェアは、レジストリファイルのバージョン間の違いを比較しません。レジストリファイル間の違いを見るには、代わりに Registry Keys コンポーネントタイプを使用します。


レジストリファイルのブラウズ

このコンポーネントタイプ用のファイルを選択するには、ファイルブラウザから *.reg ファイルを選択します。

レジストリファイルのインストール

Regedit /s file path は、*.reg ファイルで呼び出され、その変更内容をレジストリに書き込みます。

レジストリファイルのアンインストール

アンインストールでは、インストール時に使用した *.reg ファイルだけが削除されます。レジストリファイル内のレジストリキーは削除されません。レジストリのアンインストールを有効にするにはRegistry Keys タイプを使用します。

エラー状態

表 4–7 レジストリファイルのエラー状態

アクション 

状態 

結果 

インストール 

指定した *.reg ファイルが、regedit のための正しい形式ではない

インストールに失敗する 

インストール 

*.reg ファイルで指定されたレジストリセクションへの書き込みアクセス許可をエージェントが持っていない

インストールに失敗する