Sun N1 Service Provisioning System ユーザーズガイド (Windows 2000 Plug-In 3.0)

Data Source Name コンポーネントタイプ

このタイプのコンポーネントは、データベースに接続するための ODBC 設定を表します。これらの設定は、システム上の「Data Source Administrator」コントロールパネルで変更できます。実際の設定は、レジストリ内の特定の場所に格納されます。その結果、Data Source Name (DSN) リソースタイプが、Registry Keys リソースタイプの上に構築されます。DSN インストール、エクスポート、およびアンインストール機能は、Registry Key リソースハンドラーが提供する機能を直接使用します。DSN ブラウザは Registry ブラウザと似ており、「Data Source Administrator」コントロールパネルに近い機能を提供します。

DSN ファイルのブラウズ

DNS コンポーネントをブラウズすると、ターゲットシステム上の主レジストリルートからの DNS ファイルのリストが、ブラウザに表示されます。DSN ルートには、User と System が含まれます。DSN ファイルはアルファベット順に表示されます。

チェックインする個々の DSN ファイルを選択できます。System および User ルートをダブルクリックすると、含まれている DSN エントリが表示されます。

エクスポート/内部ファイル形式

エクスポートでは、レジストリ階層の同じレベルにある「ODBC Data Sources」キー内の同じ名前の値だけでなく、DSN 設定をすべて含むキーをエクスポートします。

DSN ファイルのアンインストール

DSN のアンインストールは、レジストリのアンインストールに基づいています。削除されるパスは、利用可能な DSN 設定を表示するために DSN ユーザーインタフェースが使用するキーではなく、DSN 設定を含むキーであることに注意してください。同様に、このキーを削除するための特殊なロジックがあります。このプロセスのセマンティクスは、レジストリアンインストールのセマンティクスとわずかに異なりますが、両プロセスとも同じエグゼキュータを使用します。

エラー状態

DSN システムコンポーネントは、レジストリシステムコンポーネントのインストールメソッドを直接呼び出します。実装に関する情報や起きる可能性のあるエラーについては、Registry Keys コンポーネントタイプ」を参照してください。