Sun N1 Service Provisioning System ユーザーズガイド (WebSphere Plug-In 3.0)

第 4 章 WebSphere 3.0 プラグインの使用法

WebSphere 3.0 プラグインには、WebSphere 固有のプランおよびコンポーネントタイプがいくつか含まれています。このプラグインを使用すると、WebSphere 5.1 アプリケーションの操作に役立つ機能に簡単にアクセスできます。この章では、次の内容について説明します。


注 –

installPath 変数の値は、/optc:mydir などの絶対パスを指定しないかぎり、デフォルトのリモートエージェントディレクトリの相対パスとして扱われます。たとえば、Windows リモートエージェントで installPath 変数を c/mydir に設定し、デフォルトのリモートエージェントディレクトリ c:\Program Files\N1 Service Provisioning System\agent でエージェントにファイルを配備すると、ファイルは c:\Program Files\N1 Service Provisioning System\agent\c\mydir に配備されます。


WebSphere Application Server Version 5.1 環境の構成

プラグインの規定

プロビジョニングシステム を使用すると、アプリケーションをプロビジョニングおよび管理できます。

プランとコンポーネントプロシージャー

WebSphere 3.0 プラグインには、タスクを実行するためのツールとして、プランとコンポーネントプロシージャーの両方が用意されています。プランを使用することによって、使用する機能に直接リンクできます。コンポーネントプロシージャーを使用することによって、実行できるタスクの数が大幅に増えます。WebSphere プラグインとともに含まれるプランを使用して実行できるタスクはすべて、コンポーネントプロシージャーを使用して実行できます。

タスク名

WebSphere 3.0 プラグインでは、タスクを次の 4 つのカテゴリに分類します。アプリケーションタスク、インフラストラクチャータスク、構成タスク、および高度なタスク。これら 4 つのタスクカテゴリは、実行する必要があるタスクを記述するための同じ規約に従います。

表 4–1 共通のタスク名

タスク名 

説明 

View All 

指定したフォルダ内にある特定のタイプのコンポーネントすべてにリンクします。 

Create 

コンポーネントの「Details」ページにリンクして、当該タイプの新しいコンポーネントを プロビジョニングシステム に追加できます。既存のアプリケーションサーバーからインポートするか、ファイルシステムを探すことによって、新しいコンポーネントを作成できます。 

Start or Stop 

コンポーネントの「Details」ページにリンクして、Start or Stop コンポーネントプロシージャーを実行できます。 

Install、Uninstall、Remove、Join、Leave 

記述した機能を生成するプランにリンクします。 

全体的な前提条件

プロビジョニングシステム 内のすべてのタスクは、特定のアクセス権を必要とします。WebSphere 3.0 プラグイン内でタスクを実行するには、ユーザーは、そのコンポーネントの格納されたフォルダで「Run Component Procedures」アクセス権を持つユーザーグループに属している必要があります。さらに、ユーザーは、当該コンポーネントを配備するホストセットに「Allow on Host Set」アクセス権を持っている必要があります。

アクセス権の詳細については、『Sun N1 Service Provisioning System 5.2 システム管理者ガイド』の第 3 章「アクセス許可を使用したアクセスの制御」を参照してください。

グループメンバーシップを更新する方法の詳細は、『Sun N1 Service Provisioning System 5.2 システム管理者ガイド』「ユーザーのグループメンバーシップを変更する」を参照してください。

プロセスの概要

    WebSphere 5.1 環境を プロビジョニングシステム 内で作成するプロセスは、この環境を プロビジョニングシステム なしで作成するプロセスに似ています。

  1. WebSphere 3.0 プラグインをインポートします。

    「Sun N1 Service Provisioning System への WebSphere プラグインのインポート」を参照してください。

  2. プロビジョニングシステム のマスターサーバーを構成します。

    「WebSphere プラグインのマスターサーバーを構成する」を参照してください。

  3. WebSphere 3.0 のセッション変数を設定します。WS_DEFAULT_USERWS_DEFAULT_PASSWORD です。

    これらの変数は、スタンドアロンアプリケーションサーバーのインストール時、配備マネージャーのインストール時、およびノードの統合 (フェデレーション) 時に使用されます。

    『Sun N1 Service Provisioning System 5.2 プランとコンポーネントの開発者ガイド』の第 5 章「セッション変数」を参照してください。

  4. すべてのホストを準備します。

    WebSphere 3.0 プラグインには新しいシステムサービスが含まれており、これらのサービスはプロビジョニングシステム内のすべてのホストにプッシュアウトする必要があります。『Sun N1 Service Provisioning System 5.2 システム管理者ガイド』「物理ホストの準備」を参照してください。

  5. スタンドアロンの WebSphere アプリケーションサーバーを作成します。

    「スタンドアロン WebSphere アプリケーションサーバーをインストールする」を参照してください。

  6. 追加のアプリケーションサーバーインスタンスを作成します。

    「アプリケーションサーバーインスタンスを作成する」を参照してください。

  7. (任意) 配備マネージャーを作成します。

    「配備マネージャーをインストールする」を参照してください。

  8. 必要であれば、WebSphere アプリケーションサーバーごとに配備マネージャーを追加します。

    「配備マネージャーにノードを追加する」を参照してください。

  9. (任意) クラスタを作成して、クラスタメンバーをクラスタに追加します。

    「WebSphere クラスタを作成する」「クラスタメンバーを追加する」を参照してください。

  10. 必要であれば、アプリケーションのデータベースへの接続を構成します。

    1. JDBC Provider を構成します。

      「JDBC Provider コンポーネントを作成する」を参照してください。

    2. データソースを構成します。

      「データソースコンポーネントを作成する」を参照してください。

  11. Java 仮想マシン (JVM) コンポーネントを構成します。

    「JVM コンポーネントを構成する」を参照してください。

  12. アプリケーションファイルを取得します。

  13. ターゲットのアプリケーションサーバーまたはクラスタにアプリケーションを配備します。

    アプリケーションを配備するターゲットは、アプリケーションサーバーまたはクラスタのどちらでもかまいません。

    「エンタープライスアプリケーションのインストール」を参照してください。

WebSphere インフラストラクチャーコンポーネントの作成

WebSphere アプリケーションサーバーにアプリケーションを配備するには、まず、プロビジョニングシステム を使用して WebSphere コンポーネントをインストールするか、既存の WebSphere 構成を取得する必要があります。

Procedureスタンドアロン WebSphere アプリケーションサーバーをインストールする

アプリケーションにサービスを提供できるようにアプリケーションサーバーインスタンスを設定するには、まず、スタンドアロンアプリケーションサーバーをインストールする必要があります。1 台のスタンドアロンアプリケーションサーバーには、複数のアプリケーションサーバーインスタンスを格納できます。このスタンドアロンアプリケーションサーバーは単一のエンティティとして管理するか、配備マネージャーによって管理できます。アプリケーションサーバーについての情報はすべて、アプリケーションサーバーと (配備マネージャーを使用している場合は) 配備マネージャーの両方に格納されます。

コンポーネントをインストールして、新しいスタンドアロンアプリケーションサーバーを作成するときには、次の作業も必要になります。

この手順を使用すると、プロビジョニングシステム 内で、スタンドアロン WebSphere アプリケーションサーバーを作成したり、既存のスタンドアロンアプリケーションサーバーを登録したりできます。


注 –

この作業は、root として実行します。


始める前に

スタンドアロンアプリケーションサーバーを作成するには、ユーザーは、当該コンポーネントが入っているフォルダに「Run Component Procedures」アクセス権を持つユーザーグループに属している必要があります。さらに、ユーザーは、当該コンポーネントを配備するホストセットに「Allow on Host Set」アクセス権を持っている必要があります。

  1. WebSphere セッション変数 WS_DEFAULT_USER WS_DEFAULT_PASSWORD が設定されていることを確認します。

    セッション変数の詳細については、『Sun N1 Service Provisioning System 5.2 プランとコンポーネントの開発者ガイド』の第 5 章「セッション変数」を参照してください。

  2. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「WebSphere 5.1」をクリックします。

  3. 「WebSphere Application Server for Standalone Systems: Install」リンクをクリックします。

    プランの「Details」ページが表示されます。

  4. 「Run」をクリックします。

    プランの「Run」ページが表示されます。

  5. 「Plan Parameters」領域で、配備する StandaloneInstall コンポーネントの変数設定を選択します。

    • 当該コンポーネントの変数設定が確立されている場合、メニューから適切な設定を選択します。

    • メニューから設定を選択できない場合は、「Select From List」をクリックします。

      「Select Variable Settings From List」ウィンドウが表示されます。

      • 新しい変数設定セットを作成するには、「Create Set」を選択します。

        次のリストに、StandaloneInstall コンポーネントの変数のうち、更新する可能性が高い変数を示します。ほとんどの変数はデフォルト値のままでかまいません。


        注 –

        スタンドアロンアプリケーションサーバーのデフォルトのポート値を変更する場合は、配備マネージャーのポート値と衝突しないように注意してください。


        変数セット名

        必須。新たに作成する変数セットの名前。

        installPath

        必須。WebSphere 5.1 をインストールする場所。installPath のデフォルト値は、前回、WebSphere コンポーネントをインストールしたときに使用したインストールパスです。


        注 –

        installPath 変数の値は、/optc:mydir などの絶対パスを指定しないかぎり、デフォルトのリモートエージェントディレクトリの相対パスとして扱われます。たとえば、Windows リモートエージェントで installPath 変数を c/mydir に設定し、デフォルトのリモートエージェントディレクトリ c:\Program Files\N1 Service Provisioning System\agent でエージェントにファイルを配備すると、ファイルは c:\Program Files\N1 Service Provisioning System\agent\c\mydir に配備されます。


        installerHome

        必須。スタンドアロンアプリケーションサーバーのインストーラの場所。


        注 –

        パス名の後に余分な空白を入れないでください。


        name

        必須。スタンドアロンアプリケーションサーバーの仮想ホストの名前。

    • ほかのコンポーネントの変数セットを使用するには、「Import Set」をクリックします。

      変数セットのインポートの詳細については、『Sun N1 Service Provisioning System 5.2 オペレーションとプロビジョニングガイド』「プランを実行する」を参照してください。

  6. 「Plan Parameters」領域で、配備する「AppInstance」コンポーネントの「Default」変数セットを選択します。


    注 –

    新しい変数設定セットを作成する場合は、アプリケーションサーバーインスタンス名を変更しないでください。名前は server1 にする必要があります。wasServer コンポーネント変数をデフォルト値の server1 から変更していない場合は、新しい値が無視されます。アプリケーションサーバーインスタンス server1 がインストールされます。


  7. ターゲットホストを選択します。

    スタンドアロンアプリケーションサーバーは、ターゲットホストとして選択したリモートエージェント上にインストールされます。


    注 –

    ターゲットホストは、com.sun.was#InstallTargetsHS ホストセットのメンバーである必要があります。


  8. 「Target Host Set」チェックボックスを選択解除します。

  9. プロビジョニングシステム 内で既存のスタンドアロンアプリケーションサーバーを取得している場合は、「markOnly Install」オプションを選択します。

    このオプションを選択すると、既存の WebSphere 5.1 オブジェクトを表すコンポーネントを作成して、そのオブジェクトを プロビジョニングシステム を通じて管理できます。

  10. 「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。

  11. 「Hosts」ページを表示して、スタンドアロンアプリケーションサーバーとアプリケーションサーバーインスタンスの仮想ホストが作成されていることを確認します。

Procedureアプリケーションサーバーインスタンスを作成する

スタンドアロンアプリケーションサーバーを作成すると、自動的に 1 つのアプリケーションサーバーインスタンス server1 が作成されます。この手順は、追加のアプリケーションサーバーインスタンスを作成する必要がある場合に使用します。

この手順を使用すると、プロビジョニングシステム内で、アプリケーションサーバーインスタンスを作成したり、既存のアプリケーションサーバーインスタンスを取得したりできます。


注 –

この作業は、root として実行します。


始める前に

アプリケーションサーバーインスタンスを作成するには、まず、スタンドアロンアプリケーションサーバーを作成する必要があります。詳細は、「スタンドアロン WebSphere アプリケーションサーバーをインストールする」を参照してください。

  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「WebSphere 5.1」をクリックします。

  2. 「Application Server Instances: Install」リンクをクリックします。

    プランの「Details」ページが表示されます。

  3. 「Run」をクリックします。

    プランの「Run」ページが表示されます。

  4. 「Plan Parameters」領域で、配備する AppInstance コンポーネントの変数設定を選択します。

    新しいアプリケーションサーバーインスタンスごとに、一意の名前が必要です。新しいアプリケーションサーバーインスタンスごとに、その名前を示す新しい変数設定セットを作成する必要があります。

    • 当該コンポーネントの変数設定が確立されている場合、メニューから適切な設定を選択します。

    • メニューから設定を選択できない場合は、「Select From List」をクリックします。

      「Select Variable Settings From List」ウィンドウが表示されます。

      • 新しい変数設定セットを作成するには、「Create Set」を選択します。

        次のリストに、AppInstance コンポーネントの変数のうち、更新する可能性が高い変数を示します。AppInstance 変数の設定は、主に、スタンドアロンアプリケーションサーバーの変数設定値に依存します。ほとんどの変数はデフォルト値のままでかまいません。

        変数セット名

        必須。新たに作成する変数セットの名前。

        name

        必須。アプリケーションサーバーインスタンスの名前。

      • ほかのコンポーネントの変数セットを使用するには、「Import Set」をクリックします。

        変数セットのインポートの詳細については、『Sun N1 Service Provisioning System 5.2 オペレーションとプロビジョニングガイド』「プランを実行する」を参照してください。

  5. ターゲットホストを選択します。

    アプリケーションサーバーインスタンスをスタンドアロンアプリケーションサーバーの仮想ホストにインストールします。

  6. 「Target Host Set」チェックボックスを選択解除します。

  7. プロビジョニングシステム 内で既存のスタンドアロンアプリケーションサーバーを取得している場合は、「markOnly Install」オプションを選択します。

    このオプションを選択すると、既存の WebSphere 5.1 オブジェクトを表すコンポーネントを作成して、そのオブジェクトを プロビジョニングシステム を通じて管理できます。

  8. 「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。

  9. 「Hosts」ページを表示して、新しいアプリケーションサーバーインスタンスの仮想ホストが作成されていることを確認します。

Procedure配備マネージャーをインストールする

複数のスタンドアロンアプリケーションサーバーが含まれる構成では、配備マネージャーを使用すると、これらのスタンドアロンアプリケーションサーバーを管理できます。配備マネージャーは、どのアプリケーションがどのアプリケーションサーバーインスタンスに配備されているかを追跡します。

この手順を使用すると、プロビジョニングシステム 内で、配備マネージャーを作成したり、既存の配備マネージャーを登録したりできます。


注 –

この作業は、root として実行します。


  1. WebSphere セッション変数 WS_DEFAULT_USER WS_DEFAULT_PASSWORD が設定されていることを確認します。

    セッション変数の詳細については、『Sun N1 Service Provisioning System 5.2 プランとコンポーネントの開発者ガイド』の第 5 章「セッション変数」を参照してください。

  2. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「WebSphere 5.1」をクリックします。

  3. 「Network Deployment Manager: Install」リンクをクリックします。

    プランの「Details」ページが表示されます。

  4. 「Run」をクリックします。

    プランの「Run」ページが表示されます。

  5. 「Plan Parameters」領域で、配備する NetworkDeploymentInstall コンポーネントの変数設定を選択します。

    • 当該コンポーネントの変数設定が確立されている場合、メニューから適切な設定を選択します。

    • メニューから設定を選択できない場合は、「Select From List」をクリックします。

      「Select Variable Settings From List」ウィンドウが表示されます。

      • 新しい変数設定セットを作成するには、「Create Set」を選択します。

        NetworkDeploymentInstall 変数の設定は、主に、スタンドアロンアプリケーションサーバーの変数設定値に依存します。


        注 –

        配備マネージャーのデフォルトのポート値を変更する場合は、スタンドアロンアプリケーションサーバーのポート値と衝突しないように注意してください。


        変数セット名

        必須。新たに作成する変数セットの名前。

        installPath

        必須。WebSphere 配備マネージャーをインストールする場所。

        installPath のデフォルト値は /opt/was51nd です。


        注 –

        installPath 変数の値は、/optc:mydir などの絶対パスを指定しないかぎり、デフォルトのリモートエージェントディレクトリの相対パスとして扱われます。たとえば、Windows リモートエージェントで installPath 変数を c/mydir に設定し、デフォルトのリモートエージェントディレクトリ c:\Program Files\N1 Service Provisioning System\agent でエージェントにファイルを配備すると、ファイルは c:\Program Files\N1 Service Provisioning System\agent\c\mydir に配備されます。


        installerHome

        必須。配備マネージャーのインストーラの場所。


        注 –

        パス名の後に余分な空白を入れないでください。


        name

        必須。配備マネージャーの仮想ホストの名前。

        httpServerPort

        通常の Web アクセスに必須。Web サーバーのポート番号。

        httpsTrnsprtPort

        安全な Web アクセスに必須。安全な Web サーバーのポート番号。

        bootstrap

        必須。ブートストラップのポート。スタンドアロンアプリケーションサーバーと配備マネージャーを同じリモートエージェントにインストールする場合は、このポート番号を変更する必要があります。

    • ほかのコンポーネントの変数セットを使用するには、「Import Set」をクリックします。

      変数セットのインポートの詳細については、『Sun N1 Service Provisioning System 5.2 オペレーションとプロビジョニングガイド』「プランを実行する」を参照してください。

  6. ターゲットホストを選択します。

    配備マネージャーをリモートエージェントにインストールします。


    注 –

    ターゲットホストは、com.sun.was#InstallTargetHS ホストセットのメンバーである必要があります。


  7. 「Target Host Set」チェックボックスを選択解除します。

  8. プロビジョニングシステム 内で既存のスタンドアロンアプリケーションサーバーを取得している場合は、「markOnly Install」オプションを選択します。

    このオプションを選択すると、既存の WebSphere 5.1 オブジェクトを表すコンポーネントを作成して、そのオブジェクトを プロビジョニングシステム を通じて管理できます。

  9. 「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。

  10. 「Hosts」ページを表示して、新しい配備マネージャーの仮想ホストが作成されていることを確認します。

Procedure配備マネージャーにノードを追加する

どのアプリケーションがどのスタンドアロンアプリケーションサーバーに配備されているかを配備マネージャーが追跡するには、まず、これらのスタンドアロンアプリケーションサーバーを配備マネージャーに追加する必要があります。このようにノードを配備マネージャーに追加するプロセスのことを「統合 (フェデレーション)」と呼びます。


注 –

この作業は、root として実行します。


始める前に

ノードを配備マネージャーに追加するには、まず、配備マネージャーをインストールする必要があります。配備マネージャーをインストールする方法については、「配備マネージャーをインストールする」を参照してください。

  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「WebSphere 5.1」をクリックします。

  2. 「Network Deployment Manager: Federate」リンクをクリックします。

    プランの「Details」ページが表示されます。

  3. 「Run」をクリックします。

    プランの「Run」ページが表示されます。

  4. ターゲットホストを選択します。

    統合 (フェデレーション) するスタンドアロンアプリケーションサーバーの仮想ホストを選択します。

  5. 「Target Host Set」チェックボックスを選択解除します。

  6. スタンドアロンアプリケーションサーバーに統合 (フェデレーション) する配備マネージャーの仮想ホストの名前を入力します。

  7. 連携ノードから配備マネージャーにアプリケーションをコピーする場合は、「includeApps」オプションが「true」に設定されていることを確認します。

  8. 既存の連携スタンドアロンアプリケーションサーバーの表示を作成する場合は、「markOnly Install」フィールドを選択します。

    このオプションを選択すると、既存の WebSphere 5.1 オブジェクトを表示させて、そのオブジェクトを プロビジョニングシステム を通じて管理できます。

  9. 「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。

    連携後、スタンドアロンアプリケーションサーバーの仮想ホストのホストタイプ属性 cellName dmHost は、適切な情報で更新されます。

ProcedureWebSphere クラスタを作成する

プロビジョニングシステムを通じて WebSphere クラスタを作成するときには、クラスタメンバーを格納できる空のコンテナを作成します。クラスタメンバーをクラスタに追加する方法については、「クラスタメンバーを追加する」を参照してください。


注 –

この作業は、root として実行します。


  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「WebSphere 5.1」をクリックします。

  2. 「Cluster Management: Create」リンクをクリックします。

    プランの「Details」ページが表示されます。

  3. 「Run」をクリックします。

    プランの「Run」ページが表示されます。

  4. 「Plan Parameters」領域で、配備する Cluster コンポーネントの変数設定を選択します。

    新しいクラスタごとに一意の名前が必要です。新しいクラスタごとに、その名前を示す新しい変数設定セットを作成する必要があります。

    • 当該コンポーネントの変数設定が確立されている場合、メニューから適切な設定を選択します。

    • メニューから設定を選択できない場合は、「Select From List」をクリックします。

      「Select Variable Settings From List」ウィンドウが表示されます。

      • 新しい変数設定セットを作成するには、「Create Set」を選択します。

        次のリストに、Cluster コンポーネントの変数のうち、更新する可能性が高い変数を示します。ほとんどの変数はデフォルト値のままでかまいません。

        変数セット名

        必須。新たに作成する変数セットの名前。

        name

        必須。クラスタの名前。

        clusterSPSName

        必須。クラスタの仮想ホストの名前。

    • ほかのコンポーネントの変数セットを使用するには、「Import Set」をクリックします。

      変数セットのインポートの詳細については、『Sun N1 Service Provisioning System 5.2 オペレーションとプロビジョニングガイド』「プランを実行する」を参照してください。

  5. ターゲットホストを選択します。

    クラスタを管理する配備マネージャーの仮想ホストを選択します。

  6. 「Target Host Set」チェックボックスを選択解除します。

  7. 既存のクラスタの表示を作成する場合は、「markOnly Install」オプションを選択します。

    このオプションを選択すると、既存の WebSphere 5.1 オブジェクトを表示させて、そのオブジェクトを プロビジョニングシステム を通じて管理できます。

  8. 「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。

  9. 「Hosts」ページを表示して、クラスタの仮想ホストが作成されていることを確認します。

Procedureクラスタメンバーを追加する

この手順を使用すると、選択したクラスタに新しいクラスタメンバーを作成できます。


注 –

この作業は、root として実行します。


  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「WebSphere 5.1」をクリックします。

  2. 「Cluster Member Management: Join」リンクをクリックします。

    プランの「Details」ページが表示されます。

  3. 「Run」をクリックします。

    プランの「Run」ページが表示されます。

  4. 「Plan Parameters」領域で、配備する ClusterMember コンポーネントの変数設定を選択します。

    新しいクラスタメンバーごとに一意の名前が必要です。新しいクラスタメンバーごとに、その名前を示す新しい変数設定セットを作成する必要があります。

    • 当該コンポーネントの変数設定が確立されている場合、メニューから適切な設定を選択します。

    • メニューから設定を選択できない場合は、「Select From List」をクリックします。

      「Select Variable Settings From List」ウィンドウが表示されます。

      • 新しい変数設定セットを作成するには、「Create Set」を選択します。

        次のリストに、ClusterMember コンポーネントの変数のうち、更新する可能性が高い変数を示します。ほとんどの変数はデフォルト値のままでかまいません。

        変数セット名

        必須。新たに作成する変数セットの名前。

        name

        必須。クラスタメンバーの名前。

        cmemberSPSName

        必須。クラスタメンバーの仮想ホストの名前。

    • ほかのコンポーネントの変数セットを使用するには、「Import Set」をクリックします。

      変数セットのインポートの詳細については、『Sun N1 Service Provisioning System 5.2 オペレーションとプロビジョニングガイド』「プランを実行する」を参照してください。

  5. ターゲットホストを選択します。

    クラスタメンバーを追加するクラスタの仮想ホストを選択します。

  6. 「Target Host Set」チェックボックスを選択解除します。

  7. 既存のクラスタメンバーを表すコンポーネントを作成している場合は、「markOnly Install」オプションを選択します。

    このオプションを選択すると、既存の WebSphere 5.1 オブジェクトを表示させて、そのオブジェクトを プロビジョニングシステム を通じて管理できます。

  8. 「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。

  9. 「WebSphere 5.1 Common Tasks」ページの「View Cluster Members」リンクをクリックして、クラスタメンバーが作成されていることを確認します。

WebSphere 5.1 環境の構成

WebSphere 3.0 プラグインを使用すると、WebSphere 5.1 環境のさまざまな点を構成するコンポーネントを作成できます。この節では、次の作業について説明します。

ProcedureJDBC Provider コンポーネントを作成する

JDBC プロバイダコンポーネントを作成して、インストールします。「JDBC Provider コンポーネントをインストールする」を参照してください。


注 –

JDBC プロバイダを連携ノードから参照およびエクスポートする場合は、参照する対象として配備マネージャーを選択します。JDBC プロバイダを非連携ノードから参照およびエクスポートする場合は、参照する対象として「Standalone Install」を選択します。


  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「WebSphere 5.1」をクリックします。

  2. 「JDBC Provider: Create」リンクをクリックします。

    コンポーネントの「Check In」ページが表示されます。

  3. (省略可能) JDBC Provider のラベルと説明を入力します。

  4. 参照する対象を選択します。

  5. 「Open Highlighted Item」リンクをクリックします。

  6. JDBC プロバイダのリストから、JDBC プロバイダを選択します。

  7. 「Check in Selected Item」ボタンをクリックします。

    「Components」ページが表示されます。

  8. (省略可能) コンポーネント名を変更します。

  9. 「Continue to Check In」をクリックします。

    「Components」ページが表示されます。

  10. コンポーネント名をクリックします。

  11. インストールプロシージャーの「Run」リンクをクリックします。

ProcedureJDBC Provider コンポーネントをインストールする

始める前に

インストールする JDBC Provider コンポーネントは、プロビジョニングシステム内に存在する必要があります。「JDBC Provider コンポーネントを作成する」を参照してください。

  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「WebSphere 5.1」をクリックします。

  2. 「JDBC Provider: View All」リンクをクリックします。

    コンポーネントの「Edit」ページが表示されます。

  3. コンポーネントを探すとき、必要であれば、ルートフォルダに移動して、「Show Flat View」オプションを選択します。

    プロビジョニングシステム で登録されているすべての JDBC Provider コンポーネントが「Component」テーブルに表示されます。

  4. インストールする JDBC Provider コンポーネントの行で、「Details」をクリックします。

    コンポーネントの「Details」ページが表示されます。

  5. 「Component Procedures」テーブルで、「Default: Install」プロシージャーを選択して、「Run」をクリックします。

    プランの「Run」ページが表示されます。

  6. 変数セットを選択します。

  7. ターゲットホストを選択します。

    次のいずれか 1 つのホストにデータソースコンポーネントを割り当てます。

    • スタンドアロンアプリケーションサーバーの仮想ホスト

    • 配備マネージャーの仮想ホスト

    • クラスタメンバーの仮想ホスト

    • アプリケーションサーバーインスタンスの仮想ホスト

  8. 「Target Host Set」チェックボックスを選択解除します。

  9. 「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。

Procedureデータソースコンポーネントを作成する

データソースコンポーネントを作成して、インストールします。「データソースコンポーネントをインストールする」を参照してください。


注 –

データソースを連携ノードから参照およびエクスポートする場合は、参照する対象として配備マネージャーを選択します。データソースを非連携ノードから参照およびエクスポートする場合は、参照する対象として「Standalone node」を選択します。


始める前に

データソースコンポーネントを作成するには、まず、JDBC プロバイダコンポーネントを作成してインストールする必要があります。「JDBC Provider コンポーネントを作成する」を参照してください。

  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「WebSphere 5.1」をクリックします。

  2. 「Data Source: Create」リンクをクリックします。

    コンポーネントの「Edit」ページが表示されます。

  3. 「Data Source Browser」で、連携ノードをブラウズするには「Deployment Manager」を選択し、非連携ノードをブラウズするには「Standalone」を選択します。

  4. 「Open Highlighted Item」リンクをクリックします。

  5. 「DataSource path」を選択します。

  6. 「Check In Selected Item」ボタンをクリックします。

  7. (省略可能) コンポーネントの名前を変更します。

  8. 「Continue to Check In」をクリックします。

    「Components」ページが表示されます。

  9. コンポーネント名をクリックします。

  10. インストールプロシージャーの「Run」リンクをクリックします。

Procedureデータソースコンポーネントをインストールする

始める前に

インストールする Data Source コンポーネントは、プロビジョニングシステム内に存在する必要があります。「データソースコンポーネントをインストールする」を参照してください。

  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「WebSphere 5.1」をクリックします。

  2. 「Data Source: View All」リンクをクリックします。

    コンポーネントの「Edit」ページが表示されます。

  3. コンポーネントを探すとき、必要であれば、ルートフォルダに移動して、「Show Flat View」オプションを選択します。

    プロビジョニングシステム 内で登録されているすべてのデータソースコンポーネントが「Component」テーブルに表示されます。

  4. インストールする Data Source コンポーネントの行で、「Details」をクリックします。

    コンポーネントの「Details」ページが表示されます。

  5. 「Component Procedures」テーブルで、「Default: Install」プロシージャーを選択して、「Run」をクリックします。

    プランの「Run」ページが表示されます。

  6. 変数セットを選択します。

  7. ターゲットホストを選択します。

    次のいずれか 1 つのホストにデータソースコンポーネントを割り当てます。

    • スタンドアロンアプリケーションサーバーの仮想ホスト

    • 配備マネージャーの仮想ホスト

    • クラスタメンバーの仮想ホスト

    • アプリケーションサーバーインスタンスの仮想ホスト

  8. 「Target Host Set」チェックボックスを選択解除します。

  9. 「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。

ProcedureJVM コンポーネントを構成する

  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「WebSphere 5.1」をクリックします。

  2. 「JVM: Configure」リンクをクリックします。

    コンポーネントの「Edit」ページが表示されます。

  3. 新しい JVM コンポーネント名を入力します。

  4. (省略可能) JVM のラベルと説明を入力します。

  5. コンポーネントの変数の値を変更して、「Check In」をクリックします。

    次のリストに、コンポーネントの変数のうち、更新できる変数を示します。ほとんどの変数はデフォルト値のままでかまいません。

    initHeapSize

    必須。初期ヒープサイズ。

    maxHeapSize

    必須。最大ヒープサイズ。

  6. デフォルトのフォルダを使用しない場合、「Change Folder」リンクをクリックして、Data Source コンポーネントを格納するフォルダを選択します。

    「Change Folder」ウィンドウでフォルダを選択して、「Change to Selected Folder」をクリックします。


    注 –

    プラグインが所有するフォルダには、新しいコンポーネントを作成できません。


  7. 「Continue to Check In」をクリックします。

    「Components」ページが表示されます。

ProcedureJVM コンポーネントをインストールする

始める前に

インストールする JVM コンポーネントは、プロビジョニングシステム内に存在する必要があります。「JVM コンポーネントを構成する」を参照してください。

  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「WebSphere 5.1」をクリックします。

  2. 「JVM: View Configurations」リンクをクリックします。

    コンポーネントの「Edit」ページが表示されます。

  3. コンポーネントを探すとき、必要であれば、ルートフォルダに移動して、「Show Flat View」オプションを選択します。

    プロビジョニングシステム内で登録されているすべての JVM コンポーネントが「Component」テーブルに表示されます。

  4. インストールする JVM コンポーネントの行で、「Details」をクリックします。

    コンポーネントの「Details」ページが表示されます。

  5. 「Component Procedures」テーブルで、「Default: Install」プロシージャーを選択して、「Run」をクリックします。

    プランの「Run」ページが表示されます。

  6. 変数セットを選択します。

  7. ターゲットホストを選択します。

    ターゲットホストは、アプリケーションサーバーまたはクラスタメンバーのどちらかです。

  8. 「Target Host Set」チェックボックスを選択解除します。

  9. 「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。

ProcedureJ2C 認証エイリアスを作成する

認証エイリアスを作成します。

  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「WebSphere 5.1」をクリックします。

  2. 「J2C Authentication Alais: Create」リンクをクリックします。

  3. 現在のインストールから選択します。

  4. 「Run Selected Installations」をクリックします。

  5. プラン変数を入力します。

    • 認証エイリアスの名前

    • J2C 認証データユーザー ID

    • 対象の Enterprise Information System で使用するパスワード

    • (省略可能) エイリアスの説明

    • スタンドアロンの場合は、呼び出し名またはノード名

    • WebSphere ディレクトリ

    • コマンドを実行するユーザー

  6. 「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。

ProcedureJ2C 認証エイリアスを削除する

認証エイリアスを削除します。

  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「WebSphere 5.1」をクリックします。

  2. 「J2C Authentication Alais: Delete」リンクをクリックします。

  3. 現在のインストールから選択します。

  4. 「Run Selected Installations」をクリックします。

  5. プラン変数を入力します。

    • 認証エイリアスの名前

    • スタンドアロンの場合は、呼び出し名またはノード名

    • WebSphere ディレクトリ

    • コマンドを実行するユーザー

  6. 「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。

WebSphere 5.1 インフラストラクチャーコンポーネントの管理

プロビジョニングシステム を使用すると、WebSphere 5.1 インフラストラクチャーコンポーネントをインストールするだけではなく、これらのコンポーネントを起動、停止、およびアンインストールできます。この節では、次の作業について説明します。

Procedureスタンドアロンシステムのアプリケーションサーバーを起動または停止する

  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「WebSphere 5.1」をクリックします。

  2. 「WebSphere Application Server for Standalone Systems: Start or Stop」リンクをクリックします。

    コンポーネントの「Details」ページが表示されます。

  3. 「Component Procedures」テーブルで、「startServer」または「stopServer」プロシージャーを選択して、「Run」をクリックします。

    プランの「Run」ページに、スタンドアロンアプリケーションサーバーがインストールされているホストが表示されます。

  4. 起動または停止するホストを選択します。

    現在のインストールリストから、ホストとそのインストールパスを選択します。

  5. 「Run Selected Installations」をクリックします。

  6. プランの詳細が間違っていないことを確認して、「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。

Procedureスタンドアロンシステムのアプリケーションサーバーをアンインストールする

  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「WebSphere 5.1」をクリックします。

  2. 「WebSphere Application Server for Standalone Systems: Uninstall」リンクをクリックします。

    プランの「Details」ページが表示されます。

  3. 「Run」をクリックします。

    プランの「Run」ページに、スタンドアロンアプリケーションサーバーがインストールされているリモートエージェントが表示されます。

  4. ターゲットホストを選択します。

    スタンドアロンアプリケーションサーバーがインストールされているリモートエージェントを選択します。

  5. 「Target Host Set」チェックボックスを選択解除します。

  6. アンインストールするアプリケーションサーバーのバージョンを指定するには、アプリケーションサーバーのインストールパスを入力します。

    この値を省略した場合、前回インストールしたコンポーネントが (パスに関係なく) 使用されます。コンポーネントが解決される前に、この値はユニバーサル形式に変換されます。この属性は単純な代入変数であると見なすことができます。

  7. スタンドアロンアプリケーションサーバーをプロビジョニングシステムから削除し、そのアプリケーションサーバーを WebSphere 環境で実行し続ける場合、「markOnly」オプションを選択します。

  8. 「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。

Procedureアプリケーションサーバーインスタンスを起動または停止する

  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「WebSphere 5.1」をクリックします。

  2. 「Application Server Instances: Start or Stop」リンクをクリックします。

    コンポーネントの「Details」ページが表示されます。

  3. 「Component Procedures」テーブルで、「startAppInstance」または「stopAppInstance」プロシージャーを選択して、「Run」をクリックします。

    プランの「Run」ページが表示されます。

  4. アプリケーションサーバーインスタンスがインストールされているスタンドアロンアプリケーションサーバーの仮想ホストを選択します。

  5. 「Run Selected Installations」をクリックします。

  6. プランの詳細が間違っていないことを確認して、「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。

Procedureアプリケーションサーバーインスタンスをアンインストールする

  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「WebSphere 5.1」をクリックします。

  2. 「Application Server Instances: Uninstall」リンクをクリックします。

    プランの「Details」ページが表示されます。

  3. 「Run」をクリックします。

    プランの「Run」ページが表示されます。

  4. ターゲットホストを選択します。

    アンインストールするスタンドアロンアプリケーションサーバーの仮想ホストを選択します。

  5. 「Target Host Set」チェックボックスを選択解除します。

  6. アンインストールするアプリケーションインスタンスのインストールパスを入力します。

    この値を省略した場合、前回インストールしたコンポーネントが (パスに関係なく) 使用されます。コンポーネントが解決される前に、この値はユニバーサル形式に変換されます。この属性は単純な代入変数であると見なすことができます。

  7. アプリケーションサーバーインスタンスをプロビジョニングシステムから削除し、そのアプリケーションサーバーインスタンスを WebSphere 環境で実行し続ける場合、「markOnly」オプションを選択します。

  8. 「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。

Procedure配備マネージャーを起動または停止する

  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「WebSphere 5.1」をクリックします。

  2. 「Network Deployment Manager: Start or Stop」リンクをクリックします。

    コンポーネントの「Details」ページが表示されます。

  3. 「Component Procedures」テーブルで、「startServer」または「stopServer」プロシージャーを選択して、「Run」をクリックします。

    プランの「Run」ページが表示されます。

  4. 配備マネージャーをインストールする仮想ホストを選択します。

  5. 「Run Selected Installations」をクリックします。

  6. プランの詳細が間違っていないことを確認して、「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。

Procedure配備マネージャーをアンインストールする

  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「WebSphere 5.1」をクリックします。

  2. 「Network Deployment Manager: Uninstall」リンクをクリックします。

    プランの「Details」ページが表示されます。

  3. 「Run」をクリックします。

    プランの「Run」ページが表示されます。

  4. 配備マネージャーをインストールするリモートエージェントを選択します。

  5. アンインストールする配備マネージャーのインストールパスを入力します。

    この値を省略した場合、前回インストールしたコンポーネントが (パスに関係なく) 使用されます。コンポーネントが解決される前に、この値はユニバーサル形式に変換されます。この属性は単純な代入変数であると見なすことができます。

  6. 配備マネージャーをプロビジョニングシステムから削除し、その配備マネージャーを WebSphere 環境で実行し続ける場合、「markOnly」オプションを選択します。

  7. 「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。

Procedureクラスタを起動または停止する

  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「WebSphere 5.1」をクリックします。

  2. 「Cluster Management: Start or Stop」リンクをクリックします。

    コンポーネントの「Details」ページが表示されます。

  3. 「Component Procedures」テーブルで、「startCluster」または「stopCluster」プロシージャーを選択して、「Run」をクリックします。

    プランの「Run」ページが表示されます。

  4. 起動または停止するクラスタを選択します。

    現在のインストールリストから、配備マネージャーとクラスタ名を選択します。

  5. 「Run Selected Installations」をクリックします。

  6. プランの詳細が間違っていないことを確認して、「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。

Procedureクラスタをアンインストールする

  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「WebSphere 5.1」をクリックします。

  2. 「Cluster Management: Remove」リンクをクリックします。

    プランの「Details」ページが表示されます。

  3. 「Run」をクリックします。

    プランの「Run」ページが表示されます。

  4. ターゲットホストを選択します。

    配備マネージャーの仮想ホストを選択します。

  5. 「Target Host Set」チェックボックスを選択解除します。

  6. アンインストールするクラスタのインストールパスを入力します。

    この値を省略した場合、前回インストールしたコンポーネントが (パスに関係なく) 使用されます。コンポーネントが解決される前に、この値はユニバーサル形式に変換されます。この属性は単純な代入変数であると見なすことができます。

  7. クラスタをプロビジョニングシステムから削除し、そのクラスタを WebSphere 環境で実行し続ける場合、「markOnly」オプションを選択します。

  8. 「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。

Procedureクラスタメンバーを削除する

  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「WebSphere 5.1」をクリックします。

  2. 「Cluster Member Management: Leave」リンクをクリックします。

    プランの「Details」ページが表示されます。

  3. 「Run」をクリックします。

    プランの「Run」ページが表示されます。

  4. クラスタの仮想ホストをターゲットホストとして選択します。

  5. 「Target Host Set」チェックボックスを選択解除します。

  6. クラスタメンバーをプロビジョニングシステムから削除し、そのクラスタメンバーを WebSphere 環境で実行し続ける場合、「markOnly」オプションを選択します。

  7. 「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。

WebSphere 5.1 で作業するときのコマンド行インタフェースの使用法

Sun N1 Service Provisioning System コマンド行インタフェースの使用法

デフォルトでは、プロビジョニングシステムのコマンド行インタフェースは次のディレクトリにあります。/opt/SUNWn1sps/N1_Service_Provisioning_system_5.2/cli/bin/cr_cli

WebSphere 3.0 プラグインのオブジェクトは、/com/sun/was/5.1 フォルダにあります。

プラグインのコンポーネントの内容は、その他の独自のコンポーネントまたはプランと同様に、必要に応じて変更して使用することが可能です。しかし、コンポーネントまたはプランを変更するには、まず、そのコンポーネントまたはプランを新しいフォルダに保存してから変更する必要があります。プロビジョニングシステム のコマンド行インタフェースの使用方法についての詳細は、『Sun N1 Service Provisioning System 5.2 コマンド行インタフェース (CLI) リファレンスマニュアル』の第 1 章「コマンド行インタフェースの使用」を参照してください。

WebSphere 5.1 の wsadmin スクリプトの使用法

WebSphere 5.1 スクリプト用プログラム wsadmin は Sun N1 Service Provisioning System を通じて実行できます。このスクリプト用プログラムの使用法についての詳細は、IBM WebSphere 5.1 のマニュアルを参照してください。

Procedurewsadmin スクリプトを実行する

  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「WebSphere 5.1」をクリックします。

  2. 「Command Line Interface: Run Command」リンクをクリックします。

    プランの「Details」ページが表示されます。

  3. 「Run」をクリックします。

  4. ターゲットホストを選択します。

    スタンドアロンアプリケーションサーバーまたは配備マネージャの仮想ホストを選択できます。

  5. wsadmin スクリプトへの引数を「Plan Variables」フィールドに入力します。

  6. 「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。


例 4–1 wsadmin スクリプトによるクラスタの作成

この例では、wsadmin スクリプトの入力を示します。

コマンド行を使用してクラスタを作成する場合、次の文字列を「Enter the Arguments to wsadmin Script」フィールドに入力します。


-c 'set cell [$AdminConfig getid /Cell:cellname/]' 
-c '$AdminConfig create ServerCluster $cell {{name clustername}}' 
-c '$AdminConfig save' 

この例では、cellname は既存のセルの名前で、clustername は作成するクラスタの名前です。


WebSphere アプリケーションを配備するためのコンポーネントタイプの使用法

WebSphere プラグインには、WebSphere 固有のコンポーネントタイプがいくつか含まれています。これらのコンポーネントタイプを使用すると、最も一般的な WebSphere アプリケーションコンポーネントの多くをすばやくモデル化したり、インストール、アンインストール、エクスポート、およびスナップショットの動作を特定のリソースに自動的に関連付けたりできます。コンポーネントタイプの多くは、このソフトウェアがサーバーやクラスタを作成および管理するときに使用されます。結果として、定期的に使用できるコンポーネントタイプは 1 つしかありません。これについては、次の節を参照してください。


注 –

WebSphere プラグインがインストールできるのは、IBM アセンブルツールを使用してアセンブルした EAR ファイルだけです。これらのファイルには、プラグインが必要とする構成設定が含まれています。


エンタープライズアプリケーション (EAR) コンポーネントタイプ

このコンポーネントタイプは、エンタープライズアプリケーションをモデル化します。このコンポーネントは、エンタープライズアプリケーションアーカイブ (EAR) または EAR の拡張バージョンをパッケージとして格納できます。

エンタープライズアプリケーションのブラウズ

プロセスを開始する手順は次のとおりです。

  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「WebSphere 5.1」をクリックします。

  2. 「Enterprise Application (EAR): Create」リンクをクリックします。

このコンポーネントタイプのエンタープライズアプリケーションを選択するときには、次のブラウザのうちの 1 つを使用できます。


注 –

WebSphere プラグインがインストールできるのは、IBM アセンブルツールを使用してアセンブルした EAR ファイルだけです。これらのファイルには、プラグインが必要とする構成設定が含まれています。


エンタープライスアプリケーションのインストール

エンタープライズアプリケーションコンポーネントをインストールするには、WebSphere アプリケーションサーバーインスタンスまたはクラスタをターゲットホストとして使用する必要があります。インストールプロセスでは、主に、次の 3 つの作業を実行します。

  1. EAR ファイルをターゲットホストにインストールします。

  2. EAR ファイルを WebSphere Application Server で登録します。

エンタープライズアプリケーションをインストールするには、そのアプリケーションの「Details」ページに移動して、Install コンポーネントプロシージャーを実行します。


注 –

これらの変更を有効にするには、アプリケーションをインストールしたあとでアプリケーションサーバーの再起動が必要な場合があります。


エンタープライズアプリケーションのアンインストール

エンタープライズアプリケーションコンポーネントをアンインストールすると、それ以降、そのエンタープライズアプリケーションは仮想ホストをターゲットとしなくなります。エンタープライズアプリケーションがいずれにおいてもターゲットとされない場合、エンタープライズアプリケーションコンポーネントはアプリケーションサーバーから登録解除されます。

エンタープライズアプリケーションをアンインストールするには、そのアプリケーションの「Details」ページに移動して、Uninstall コンポーネントプロシージャーを実行します。

エンタープライズアプリケーションの起動と停止

プロビジョニングシステムにインストールされているエンタープライズアプリケーションは起動および停止できます。

Procedureエンタープライズアプリケーションを起動または停止する

  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「WebSphere 5.1」をクリックします。

  2. 「Enterprise Applications (EAR): View All」リンクをクリックします。

    「Components」ページが表示されます。

  3. 起動または停止するエンタープライズアプリケーションを選択して、「Details」をクリックします。

    コンポーネントの「Details」ページが表示されます。

  4. 「Component Procedures」テーブルで、「Start」または「Stop」プロシージャーを選択して、「Run」をクリックします。

    プランの「Run」ページが表示されます。

  5. 起動または停止するエンタープライズアプリケーションをホストするアプリケーションサーバーの仮想ホストを選択します。

  6. 「Run Selected Installations」をクリックします。

    プランの「Run」ページが表示されます。

  7. 「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。

Web Application (WAR) ファイルと Java Archive (JAR) ファイルのインストール

WebSphere は WAR ファイルと JAR ファイルをサポートしません。WAR ファイルまたは JAR ファイルをプロビジョニングシステムを通じてインストールする必要がある場合は、WebSphere Assemble ツールを使用して、このファイルを EAR 形式に変換します。ファイルをエクスポートしたあと、プロビジョニングシステムを使用すると、そのファイルを配備できます。

WebSphere 5.1 デモの実行

RDBMS 環境が、あらかじめインストールされている必要があります。

ProcedureOracle RDBMS でデモを実行する

デモのインストールは、次の 3 段階で行います。

始める前に

デモを実行する前に、データベースをインストールする必要があります。

  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「WebSphere 5.1」をクリックします。

  2. 「Demo Application Configuration for Oracle RDBMS: Configure」リンクをクリックします。

    プランの「Details」ページが表示されます。

  3. 「Run」をクリックします。

  4. 「Select From List for the TradeOracleJDBC component」をクリックします。

    1. 「Create Set」リンクをクリックします。

    2. セット名を入力します。

    3. dbClasspath のデフォルト値を変更します。

    4. 「保存」をクリックします。

    5. 「選択」をクリックします。

  5. 「Select From List for the TradeOracleDataSource component」をクリックします。

    1. 「Create Set」リンクをクリックします。

    2. セット名を入力します。

    3. url 変数の値を入力します。

    4. 「Save and Select」をクリックします。

  6. 対象ホストを選択します。

  7. 配備マネージャーのセル名を入力するか、スタンドアロンインストールのノード名を入力します。

  8. RDBMS データベースのユーザー ID を userID に、RDBMS データベースの ユーザー ID のパスワードを password に変更します。

  9. (省略可能) JMS リソースを作成していない場合は、「Create JMS Resources」チェックボックスを選択し、作成スクリプトの場所を入力します。

  10. 「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。

  11. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「WebSphere 5.1」をクリックします。

  12. 「Enterprise Applications (EAR): Create」リンクをクリックします。

    プランの「Details」ページが表示されます。

  13. 「trade3.ear」に移動します。

  14. 「Check In Selected Item」ボタンをクリックします。

  15. 「Check In」ボタンをクリックします。

  16. アーカイブファイル用に作成したコンポーネントをクリックします。

  17. 「Run action of Install」をクリックします。

  18. 変数 installNametrade3 に変更します。

  19. 変数 dbType を、使用するデータベースタイプに変更します。

  20. 「保存」をクリックします。

  21. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「WebSphere 5.1」をクリックします。

  22. 「Application Server Instances」で、アプリケーションサーバーインスタンスを停止および起動します。

  23. ブラウザウィンドウを開き、http://servername:9080/trade を表示します。

ProcedureDB2 RDBMS でデモを実行する

デモのインストールは、次の 3 段階で行います。

始める前に

デモを実行する前に、データベースと Trade3 アプリケーションをインストールしておく必要があります。

  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「WebSphere 5.1」をクリックします。

  2. 「Demo Application Configuration for DB2 RDBMS: Configure」リンクをクリックします。

    プランの「Details」ページが表示されます。

  3. 「Run」をクリックします。

  4. 「Select From List for the TradeDB2JDBC component」をクリックします。

    1. 「Create Set」リンクをクリックします。

    2. セット名を入力します。

    3. dbClasspath のデフォルト値を変更します。

    4. 「Save and Select」をクリックします。

  5. 「Select From List for the TradeDB2DataSource component」をクリックします。

    1. 「Create Set」リンクをクリックします。

    2. セット名を入力します。

    3. db2profile 変数の値を入力します。

    4. 「保存」をクリックします。

    5. 「選択」をクリックします。

  6. 対象ホストを選択します。

  7. 配備マネージャーのセル名を入力するか、スタンドアロンインストールのノード名を入力します。

  8. RDBMS データベースのユーザー ID を userID に、RDBMS データベースの ユーザー ID のパスワードを password に変更します。

  9. JMS リソースを作成していない場合は、「Create JMS Resources」チェックボックスを選択し、作成スクリプトの場所を入力します。

  10. 「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。

  11. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「WebSphere 5.1」をクリックします。

  12. 「Enterprise Applications (EAR): Create」リンクをクリックします。

    プランの「Details」ページが表示されます。

  13. EARFileCT パスに移動します。

  14. 「Check In Selected Item」ボタンをクリックします。

  15. 「Check In」ボタンをクリックします。

  16. アーカイブファイル用に作成したコンポーネントをクリックします。

  17. 「Run action of Install」をクリックします。

  18. 変数 installNametrade3 に変更します。

  19. 変数 dbType を、使用するデータベースタイプに変更します。

  20. 「保存」をクリックします。

  21. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「WebSphere 5.1」をクリックします。

  22. 「Application Server Instances」で、アプリケーションサーバーインスタンスを停止および起動します。

  23. ブラウザウィンドウを開き、http://servername:9080/trade を表示します。

ProcedureOracle RDBMS デモのリソースを削除する

  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「WebSphere 5.1」をクリックします。

  2. 「Demo Application Configuration for Oracle RDBMS: Remove Resources」リンクをクリックします。

    プランの「Details」ページが表示されます。

  3. 「Run」をクリックします。

  4. 対象ホストを選択します。

  5. プラン変数を入力します。

    • スタンドアロンの場合は、呼び出し名またはノード名

    • コマンドを実行するユーザー

  6. 「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。

ProcedureDB2 RDBMS デモのリソースを削除する

  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「WebSphere 5.1」をクリックします。

  2. 「Demo Application Configuration for DB2 RDBMS: Remove Resources」リンクをクリックします。

    プランの「Details」ページが表示されます。

  3. 「Run」をクリックします。

  4. 対象ホストを選択します。

  5. プラン変数を入力します。

    • スタンドアロンの場合は、呼び出し名またはノード名

    • コマンドを実行するユーザー

  6. 「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。

プラン

WebSphere プラグインは、アプリケーションサーバー、配備マネージャー、およびクラスタのインストールと削除に関連するタスクの多数を、プランの内容に従って実行します。

WebSphere 3.0 プラグインのプランは、/com/sun/was/5.1 フォルダにあります。

障害追跡

プロビジョニングソフトウェア を通じて WebSphere を管理しているときに問題が発生すると、次のようなメッセージが画面に表示されて、問題が存在することがユーザーに通知されます。


Problems encountered during plan run or preflight

The plan (or preflight) "/com/sun/was/5.1/DeleteCluster" finished 
with 1 failed host(s). (017034)

Cannot perform operation on component component 
/com/sun/was/5.1/Cluster because it was not installed on host sun-1 (017057)
Unable to resolve installed component for component 
/com/sun/was/5.1/Cluster. (602021)

この例のメッセージは簡単に解読できますが、必ずしもすべてのメッセージがこのように読みやすいわけではありません。特定の問題についての詳細な情報を調べるには、「Run History Details」リンクに従います。最後のエラーブロックまで掘り下げて、stderrstdout のエラー状況についての出力を表示します。

WebSphere 3.0 プラグインのアンインストール

ProcedureWebSphere 3.0 プラグインをアンインストールする

始める前に

プラグインが所有するオブジェクトをプロビジョニングシステムが使用している場合、そのプラグインはアンインストールできません。

プラグインをアンインストールするには、admin ユーザーグループのメンバーである必要があります。

  1. プラグインが所有するすべてのオブジェクトが使用されていないことを確認します。

    次のコンポーネントは、インストールされているホストからアンインストールする必要があります。

    • WebSphere アプリケーション

    • WebSphere アプリケーションサーバー

    • 配備マネージャー

    • クラスタ

    • クラスタメンバー

    プラグインが所有するオブジェクトをプロビジョニングシステムが使用している場合、そのプラグインを削除できません。

  2. ブラウザインタフェースの「Application Deployment」セクションで、「Plans」をクリックします。

  3. 必要であれば、/com/sun/was/5.1 フォルダに移動します。

  4. UninstallSystemServicesPlan」を選択して、「Details」をクリックします。

    プランの「Details」ページが表示されます。

  5. 「Run」をクリックします。

  6. com.sun.was#InstallTargetHS ターゲットホストセットが選択されていることを確認します。

  7. 「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。

    WebSphere システムサービスが削除されます。

  8. ブラウザインタフェースの「Administrative」セクションで、「Plug-ins」をクリックします。

  9. アンインストールするプラグインを選択して、「Details」をクリックします。

    プラグインの「Details」ページが表示されます。

  10. 「Details」ページの一番下にある「Delete」をクリックします。

    本当にプラグインを削除するのかを確認されます。

  11. 「Continue to Delete」をクリックします。

    プラグインが削除されたあと、「Plug-in」ページが更新されます。