Sun N1 Service Provisioning System ユーザーズガイド (BEA WebLogic 8 Plug-In 3.0)

第 2 章 WebLogic 8 プラグインのリリースノート

この章では、WebLogic 8 プラグインの最新情報、および既知の問題について説明します。この章では、次の項目について説明します。

インストール上の問題

ここでは、WebLogic 8 プラグインのインストールに関する問題点について説明します。

Windows システムでの WebLogic 8.0 インストールプランのディスク容量不足による失敗 (6370453)

Weblogic ソフトウェアのインストールプランを Windows 上で実行し、ディスク容量不足になった場合、インストールは失敗しますが、障害が N1 SPS インタフェースに報告されません。この障害は、次の OS バージョンを実行しているリモートエージェントで発生します。

N1 SPS インタフェースにはインストールプランが成功したと表示されますが、リモートエージェントには WebLogic ソフトウェアがインストールされません。この問題が起きるのは、リモートエージェントの Temp ディレクトリに WebLogic インストーラのための十分な空き容量がないためです。

回避策:リモートエージェントで Windows の Temp ディレクトリのディスク容量を増やしてから、インストールプランを実行します。次の手順に従ってください。

  1. リモートエージェントで、MS-DOS コマンド行プログラムを起動します。

  2. MS-DOS ウィンドウで次のコマンドを入力して、Temp ディレクトリの場所を確認します。


    prompt>echo %temp%
    

    Temp ディレクトリのあるディスクと場所が表示されます。

  3. Temp ディレクトリのあるディスクから不要なファイルを削除し、WebLogic インストーラで使用可能なディスク容量を増加します。

実行時の問題

ここでは、WebLogic 8 プラグインの実行時の問題点について説明します。

SSL を有効にするとドメインおよび管理サーバーのインストールに失敗する

secureConnect 変数を true に設定した状態で、WebLogic ドメインおよび管理サーバーコンポーネントをインストールすると、インストールに失敗します。この障害のエラーメッセージには、サーバーを起動できない、またはサーバーが起動済みであると示されます。

回避策: 次のなかから、適切な回避策を選択してください。